ドイツの自動車実験場に人形係としてやってきた、日本人技術者、渡胸俊介。彼が作り出す実験人形はあまりにも人間にそっくりだった!
美木本リカは5チャンネル木曜番組のレギュラー出演者であることから「木曜日のリカ」と愛称されるテレビタレント。しかし裏の顔は、世界でただひとり女でノーベル殺人賞をもらった凄腕の美女スナイパーなのだ!!リカが司会を務める番組の収録中、ゲストで来ていた大蔵省主計局長が何者かに射殺される大事件が発生。しかも容疑者としてリカ自身が指名手配されてしまう。事件が闇社会ナンバーワンの狙撃屋グループ・HAL(ハル)の仕業である事を突き止めたリカは、警察の追手をかいくぐりながら国際的犯罪に挑んでゆく!!
短距離界のスーパースター、ユウ・タチカワの出生の裏の隠された真実を追い求めるうち、世界をゆるがす大きな陰謀が浮かび上がる。
一殺五百両!子連れの刺客――人呼んで”子連れ狼”拝一刀とその子大五郎が昿野をさすらう!柳生一族の厳しい追撃をはねのけ親子が目指すは・・・!?巷間を感動の渦にまきこんだ時代劇画の金字塔!!
1969年、東大安田講堂などに立てこもった学生たちに対して、警察は催涙弾4000発を使用。逮捕された学生は729人、そのうち負傷者は428人にのぼった。この国家権力の暴挙に対して熱心な学生運動家・村木鉄人は、過激派に走り、全国指名手配中所在不明に。その兄を探しだすために弟である村木正人(薩摩示現流の達人)は高校を中退し、恋人に別れを告げ、鹿児島から東京へ。ゆく先々で出逢う女性と性的関係になるまでのアバンチュールを楽しみながら旅を続ける――。「週刊漫画アクション」において1971年~73年まで連載され、当時としては異例の単行本累計100万部を突破した作品である。また72、73年には佐々木守・足立正生脚本、沖雅也主演を含む三部作が製作された。H系漫画のパイオニアとして取り上げられることも多い。
新進気鋭の陶芸作家、火野村窯は、ふとしたことからチャイニーズマフィアに目をつけられ、殺し屋として教育を受けさせられる。窯は戸惑いながらも、殺し屋の才能を開花させてゆく・・・
美術品世界の「首都」・ロンドンにその名をとどろかすオークション・ハウス「オリバー社」。そこに父母の仇への復讐の二文字を胸に秘め、類まれなる鑑定眼と贋作技術を武器に活躍する日本人がいた。――その男の名は柳宗厳!!
ある夜、東京郊外の空に突如『ラボック光(ライト)』と呼ばれる発光体群のUFOが現れた。そのうちの一つが下降し、多摩市の東北東にそびえる高陣山(こうじんやま)の樹海に消えた。翌日、それを目撃した真庭典明(まにわてんめい)をはじめとする11人は、光の正体を確認するために高陣山へ向かった…。だが、森の中からは不気味な笑い声が……。
ブラジル奥地で金を掘る、バラキこと茨木圭介。彼を追ったテレビの人気キャスター・夕湖。秘境を舞台に描く壮大なロマン。
「涙を流しながら、人を殺す」という主人公の“クライングフリーマン”誕生の秘密が説明される。日本最後の大物(フィクサー)といわれた父をなくし、、大邸宅に一人きりで住んでいる日野絵霧は、29歳の誕生日をひとり寂しく迎えていた。彼女は、おそらくこれが最後の誕生日になるだろうという予感があった。というのも、ある殺人の現場を偶然目撃してしまったからだ。「暗殺現場の唯一の目撃者である自分を、暗殺者が生かしておくはずがない。いつか、あの暗殺者に自分は殺されるのだ」と絵霧は思い詰める。その絵霧の脳裏には“涙を流しながら人を殺した”あの暗殺者の姿が焼き付いて離れない。そして次第に絵霧は、その暗殺者に惹かれていく自分の気持ちをどうすることも出来なくなっていた(第1話)。目次 第1話 Mr.窯(1)~(10)
※本作は、「BROTHERS」(全9巻・小学館刊)を底本とした合冊版になります。ホモ・サピエンスと相対する存在のHEM(ホモ・エレクトロ・メカニクス)! 彼らは人間と同じくミクロサイズの細胞で出来上がっているが、タンパク質ではなく、シリコン重合均質で出来上がっている電子機械人間だ。1944年、ドイツの陸軍生物化学班が秘かに開発したといわれる彼らがアメリカで蘇った!?
ホモ・サピエンスの対極に位置する存在、それがホモ・エレクトロ・メカニクス、通称HEM!かつて第二次大戦で作り出された人造人間たちは、その技術とともに地下に潜伏し、時を待っていた。電子機械人間――HEMの兄と妹をもつマッキ―!!3人は現代によみがえったヒトラーの野望をくいとめることができるのか!?
謎の女・マギーに生命(いのち)を捧げた献身と捨身の男・姿羅門(バラモン)のジョー。暗殺教団”サッグ”の殺人技を持つ恐るべし飼犬(ドッグ)・・・・・・「マギー’S犬(ドッグ」!!
人の道から外れた破戒坊、三蔵法師と真面目で純情な孫悟空が、天竺へお経を取るために、旅に出る。小池一夫・小島剛夕の名コンビがおくる、新感覚西遊記!
世界各地で絶えることのない戦争・紛争…。そこに闘いを生きる糧とし、闘いの中にしか安らぎを見出せない哀しい女だけの戦闘集団がいた!――その名は「サハラ」!!それぞれが悲しい過去を背負う女たち。戦うことで生きる証明をたてる彼女たちは女外国人部隊!
失恋をきっかけにマッチョになった室戸灯は女性専用アパートを買い取り大家になった。反発しながらも灯の強さに心惹かれていく住人たち。それぞれが抱える悩みに灯が出すマッチョ的回答とは!?都会に生きるマッチョたちの物語がいま、始まる!!
東京の郊外の夜空に忽然と現れたラボック光。それを偶然目撃した11人の少年は、高野山にUFOの捜索に向かう。だが仲間の一人が行方不明となって死体で発見される。その傍らには「囁き子」と名乗る不思議な少女が佇んでいた。テレパシーで交信する彼女はどうやら地球外から来たらしいのだが…。「月の出とともに凶兆が起きる」との彼女の予言どおり、夜になって、信じられない出来事が起こり始めた。
西ドイツの自動車メーカー・フォルクスワーゲン社に実験人形製作係として招聘(しょうへい)された渡胸俊介。彼は日本屈指の技術者であり、人形作りに並々ならぬ信念を持つ男だ。俊介が会社側から要請された人形と作りたい人形には隔たりがあったが、その隔たりを埋めるべく彼は、驚愕するほど精緻な実験人形をつくりだしたのだった!
巨匠でありながら、常に挑戦者でもある原作者、小池一夫。フジオプロ時代、劇画部所属でバカボンのパパの劇画顔を確立した新鋭、木村知夫のケミストリータッグ作品。卑怯な手を使い賞金稼ぎをする主人公、桃平の前に同じような過去を持つ女性、野分が出現…。時代劇であってラブコメ。エログロであって純愛。強いのか? 弱いのか? 変態なのか? ノーマルなのか? 最後の最後まで読者を騙し続ける、なにもかもが斬新、かつ挑戦的! まさに漫画新ジャンル「ギャグ劇画」ここに生誕。1980年代初期ヤングジャンプ連載作品、元祖ライトノベルのようなタイトル「毒舌桃平 強いか弱いか!?」初電子書籍化。ちなみに「毒舌(どくした)」と書いて「どくべろ」と読む。電子書籍版限定!! 当時のエピソードを綴った木村知夫肉筆のあとがき付き!!
時は元和の頃、未だ徳川の時代も盤石になる以前。孫娘の和子姫を天皇のもとへ入内させることが、老家康最後の悲願であった。しかしまだ姫は齢八つ。病に臥せっていた家康は悲願達成を見ぬまま、この世を去る。一方その頃、家康の計画を未然に防ぐべく、京の公家たちが和子姫の命を狙い、刺客を差し向けていた。姫の乗った籠に凶刃が迫る…その時! 武士が一人、迅雷のごとく駆けつけ、群がる刺客を全て切り伏せたのだ! その名も家康公直参・片乞三郎信綱。天下無双にして、姫を守るために命を賭した男の、真の忠義と愛を描いた傑作長編!!
殺人課の黒人刑事・マグローと、全身傷だらけの謎の老人・マーカスのタッグが様々な難事件に挑む!! しかもマーカスはかつて江戸を震撼させた十手者“かみそり半蔵”で、今は既に90歳を超えてるだって……!?
ヤクザの胆平が出入りの途中で偶然出会った女の子は魔女だった!しかもお互いが一目惚れしてしまったから、さぁ大変。人間と魔女の愛を描く、異色のラブコメ大作!
北町奉行所の鬼同心・かみそり半蔵――。横紙破りの異名通り、上司に啖呵を切り支配違いの捕り物も平然とやってのける!!たかが抱席一代、お目見得以下の木っ端役人・板見半蔵の度胸の背景とは…!?
お釈迦様との約束のため、天竺まで取経の旅にでた三蔵法師・玄奘、悟空、八戒、悟浄。立ち寄った人里の村、火州・火焔村は牛魔王の女房・羅刹女の持つ芭蕉扇によって灼熱地獄と化していたが!?収録作「火州・牛魔戦争1~9」の全9話を収録。