読切マンガの感想・レビュー4449件<<6869707172>>二人の少年をつなぐ炭の音春の炭 天海夏矩名無し土屋とハルヒコのふたりは美術部に通う高校3年生。ふたりとも美大志望で、画力はそこそこ。土屋は親の影響もありどことなく窮屈そうにしている一方、ハルヒコは家庭の事情で予備校などに通えないものの奔放に描くことが伝わります。 床に落とした炭の音がふたりをつなぐ展開も綺麗で、全体的にセリフよりも絵で見せるという演出意図があって、多くを語らずともふたりのあいだに生まれた絆、熱のようなものがじんわりと感じられました。読めてよかった作品或る作家の話 秋晴starstarstarstarstarNanoタイトルに惹かれてなんとなく読んでみたけどすごくよかったです。 「子供のために教養になる本を」と児童作家を目指すも説教臭いと受け入れてもらえないチャールズと、絵を描くのが大好きな姪のビアトリクス。 私自身、幼い頃から絵を描いたり小説を書いたりするのが好きだったので、二人に共感できたし後半の見開きあたりで泣きそうになりました。創作することは楽しいということ、楽しいと思うことが夢の始まりだということを思い出させてくれました。なぜ作家になりたかったのか、弟アーネストはどんな思いで生きていたのか。問題が解決していく話の流れも美しくて、オチもよかったです。 絵も綺麗で好きだし秋晴先生の次回作が楽しみでしかありません。応援してます。ループを重ねて恋した相手を救えループ・イン・ザ・ラッシュ カメ胃名無し※ネタバレを含むクチコミです。児童小説家を目指す青年の苦悩或る作家の話 秋晴名無しいろいろな有名作品がモチーフになっている? 自分はなんのために児童向けの小説を書きたいのか?と省みるところは少し辛いけども、最終的には諦めずにいてくれてよかったと思った、 スケッチさせてくれるのか、くれないのか千代田さんは案外チョロい。 大村ライス名無し図書室でこっそり千代田さんをモデルにスケッチをしているのがバレてしまった主人公。ドン引きされながらもコミュニケーションを取っていると意外と描かせてくれることに。 千代田さん、褒められると気分が良くなってすぐポージングを取っちゃうのがかわいかったです。近未来おじろく、おばさ制度か?やすお 吉田博嗣マンガトリツカレ男これを読んで「おじろく、おばさ制度」を思い出した 「おじろく、おばさ制度」とは本当かどうか知らんが昔日本にあった制度で、長兄のみが社会生活を営み、それ以下の弟妹はおじろく(男)・おばさ(女)として村社会から隔離され、家庭内の労働力としてのみ人生を送る。「生活維持省」や「イキガミ」が好きな私には面白い漫画だった 神様はいる!!奉納関係 並木ヨウイチ名無しお兄ちゃんと神様のルックス似てたから、多分あの子は神様と死んだお兄ちゃんを重ねていたんだな。 最初は掴みどころのない漫画かなと思ったけど、徐々に引き込まれていきます。 お供え物の意味ってそういう事なのかと納得する漫画でした。 合点がいったので、今後お供え物によくある、ピンクとか緑の四角い砂糖がいっぱい付いている甘いやつを勝手に食べるをの止めておきます。 この前、友達の家の仏壇のお供え物を勝手に食べたので、もしかしたら神様がお腹減って、悪い魔物が出てきてるかもしれません。 色々考えられます。ラジオボーイとM16ガール くさかべゆうへい名無し阿佐ヶ谷姉妹のラジオがコンビニで流れていたのだけど、恐らく民子は阿佐ヶ谷姉妹の3人目をイメージしてい? そしてM16という自動小銃がでてくるけど、これは毎分900発の速度で発射が可能な銃なので、拳銃の発射と精子の発射をかけて少しムフフな内容の漫画だと受け取ってもよいだろうか? シュール極まりない作品。 ラジオ好き(JUNK)の僕は気に入りました。熊ってこと?山で暮らす男 ハン角斉名無しこのおじさんは熊という事だよね? という事は、襲われたママと娘も熊という事? うーん。高卒の僕には難解だ。 こりゃ、くまった。困った。くまった。 60歳からでも挑戦できるんだよね。 まだまだ若者には負けられません。想像通りいらない僕とお嬢様 夏村東和名無し誰からも必要ない「いらない」と言われ続けた黒いインクが切れた3色ボールペンのような主人公が、お嬢様に仕えて、自分の居場所を見つける物語。 タイトルと冒頭である程度、オチが読めました。 想像通りの展開、想像通り。 安心して読める作品でした。 仏さんのやりたい事をやる。ナイトダンス 花野ちあき名無し女子高生の霊を成仏させるために、KPOPのダンスを100曲踊る健気さ。 この除霊士は、本当に仏さんの事を考えているなと感心します。 冒頭1Pで、ムフフな設定の漫画だと思った僕を許してくれ。 俺のムフフな邪念よ。成仏してくれ。私の姉私の姉 四季ムツコ浅草の女より今の時代に合ってる漫画ではないでしょうか?色々な人に読んでもらいたいです。紙の漫画で出さないのでしょうか?反響がありそうですが?どこか出版社の方よろしくお願いいたします。狙いすぎだけどクスっときた都合よく女の子の服だけ絶妙に溶かす酸性雨が降る町 澤田コウ名無し都合よく女の子の服だけ絶妙に溶かす酸性雨が降る町って台詞が無理やり何回も繰り返されるのにちょい笑った。 今回はゴリ押し感ある話だったけど、不思議×お色気の路線の話は好きだから連載頑張ってほしい 子どもだって責任は果たすけどねグッドバイ トウテムポール野愛いい作品だとは思う。 みんないつの間に大人になったの?大人ってどうやってなるの?大人ってつまんなくね?という割り切れない感情。 とは言え、働かなければ飯は食えないしゴムつけなかったら子どもはできる。そんなことはわかっているけどわかりたくない。 こんな気持ち、俺の親友のあっちゃんならわかってくれるだろう?もうずっと会ってないけれど、かっこよくて面白い男・あっちゃんなら。 大人になりきれない主人公の成長物語、なんて表現はしたくない。 責任を放棄したいだけの身勝手な男が現実を突きつけられる物語だ。成長なんてまるでしていない。 理解しようとしないものは理解されるわけがない。受け入れられないなら立ち去るしかない。 おそらく元ネタであろう太宰治のグッド・バイの主人公も大概だけど、この主人公にはああいう魅力もないしスケールも小さい。リアルクズ。だからこそ面白い作品になっているのかもしれない。幽霊より怖いサワラヌカミ 依田敬糸starstarstar_borderstar_borderstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。神龍(シェンロン)作品Black Marry 綴喜大名無し願いをなんでも叶えてあげる神龍(シェンロン)ものの作品で、強欲な願いを叶えた人いなくないか? ギャルのパンティーとか友達がほしいとか。 この漫画もその一つです。 さみしい生活をしている主人公が一番欲しいのは人間の温かみでした。 ちょっと内容が薄いし、リリーちゃんの可愛いシーンがないので残念でした。 毛量マウントサワラヌカミ 依田敬糸名無し育毛にフルコミットした事故物件居住者とそこに住み着く毛量お化けとやりとり。 神と髪をかけた話ですね。 途中から、どっちがお化けなのかわからなくなりましたww 「毛量マウント」という言葉はパワーワードです。 この作品の登場人物のように毛量に自信がない僕からすると、共感できる面白い作品でした。 自分の軸探してよ トウテムポール名無し何かと比較しないと良さがわからないやつは、自分で何も考えられないやつ。 このセリフが響きました。 自分の軸がないという事だよね。 こういう人多いんじゃないかな? 何か物を買う時も、「〇〇〇 比較」とか「〇〇〇 おすすめ」とかググって一番上のサイトで紹介しているもの買うあなた。 自分の軸をもとうよ。 ハルキは、今から軸を探しにいくのだな。 うん。まだ遅くない未婚男子必見グッドバイ トウテムポール名無しまだ結婚をしていない諸君。 この漫画のシンジと同じ事はしない方がよいぞ。 恐らく不幸せになる。 結婚式なんてしないとか、妊婦が家にいるのに夜な夜な酒飲んで帰るとか、愚かすぎます。 短期的にしか物事を考えられない愚民です。 長期的に考えましょう。離婚すればあなたがの資産の半分を持ってかれます。仲良くした方が賢明です。 ラクロスは朝が早いFACE OFF!!(読切) 上野海名無しラクロスを描いた作品って初めてじゃないかな? 都内だと慶應ぐらいしか高校の部活でないから、みんな大学デビューができる数少ないスポーツ。 真剣にスポーツを描き、少しエロギャグを混ぜる部分が「チェーンソーマン 」に似ていると思いました。 ロボットだけど感情がありそうやすお 吉田博嗣starstar_borderstar_borderstar_borderstar_bordermotomi途中から怖くなってしまった。 愛子さん暴力や暴言がエスカレートしていって、彼氏にまで手をだして、彼氏も最悪だったけど。。 やすおが可哀そうでした。 愛子さんも理由があってやすおに優しくできないのはかわいそうだったけど暴力はダメ!!やすおが戻ってきて暴力振らない愛子さんになってほしいです。医学×ギャグ恋の山井(読切) 赤木継名無し最初は、ガチな医学系の漫画かと思い、読むのをやめようとしました。 だって、勉強みたいでつまらないんだもの。「バイタル正常!!」とかさ。 なんだよバイタルって?? でもこの漫画はギャグ漫画です。 さらにとてもロジカルな作品です。 僕らが、何も教えてもらっていないのに先生と呼ぶ医者の中にも山井さんのような人間味のあふれる医者はいるのだろうか? コスプレ萌えです。地味子ちゃんは素直になれない 岸谷轟名無し好きな子に、自分の事が好きじゃないと言われたり、フラれてたりするのが怖くて真剣に向き合えない事ってあるよね。 本当の自分でぶつかって、ダメだった時の為にみんな保険をかけたくなる。 今回の主人公は、コスプレをする事で本当の自分を隠す保険をかけています。 でもね、保険と素の自分があまりにかけ離れていると、うまくいってから苦労するんだよね。 好きな子に気に入られる為に、嘘のキャラ演じている皆さん。 ご注意を。料理好き必見天才料理人 中島の憂鬱 高島正嗣名無しめちゃくちゃ腹減る。 人間は追い詰められた状況でパフォーマンスを発揮する事ができる人とそうではない人の二通りにわかれる。 主人公は、まだに前者。 日々に食材選びから調理に真剣に向き合っているからこそ、緊急事態でも対応ができるのだ。 深い、深すぎるぜ。 オチもなかなかセンスあるし、なんせ絵が引き込まれる。<<6869707172>>
土屋とハルヒコのふたりは美術部に通う高校3年生。ふたりとも美大志望で、画力はそこそこ。土屋は親の影響もありどことなく窮屈そうにしている一方、ハルヒコは家庭の事情で予備校などに通えないものの奔放に描くことが伝わります。 床に落とした炭の音がふたりをつなぐ展開も綺麗で、全体的にセリフよりも絵で見せるという演出意図があって、多くを語らずともふたりのあいだに生まれた絆、熱のようなものがじんわりと感じられました。