ブス界河野先生の読切ジャンプラに!!うれしすぎ!!
っていう感じで浮かれて読む作品ではなかったけれど、期待以上想像以上の熱さだった。

絵の才能に恵まれていながらも、普通に生きることを望む翔。
絵を描く翔を見つめながら、脳天気にお喋りし続ける慧。
普通からちょっとはみ出した2人の普通の生活は、ある事件をきっかけに変わってしまう。

干からびたミミズを描くことが翔にとって救いになるのかはわからないけれど、芸術とは創作とはこういうことだ!という気概に満ちている作品。

翔の食事シーンが汚いのがとても良い。
恵まれた環境で暮らしていると言いながら家では孤独なのかもしれない。普通の人でありたいけれど絵を描く以外には興味がない人なのかもしれない。
タイトルの「干からびたミミズ」以外にも翔の渇きが随所に散りばめられていてとにかく良かった。

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干からびたミミズ
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ブス界へようこそ

ブス界へようこそ

死んだブスに与えられる最後のチャンス。。。それは綺麗な奴を食いまくって、綺麗な身体を手に入れて生き返るというもの。ブスであることに疲れて自殺した主人公は、ブス界という、不思議な世界で目を覚ます。そこは生前とは比べ物にならない程に強烈な、競争と階級の闘争社会だった……!

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