読切マンガの感想・レビュー4494件<<184185186187188>>『応援は羽球に乗って』宵町めめ 週刊少年チャンピオン 2017年No.26応援は羽球に乗って 宵町めめ名無し「バド部の恥さらし」と言われるほどバドミントンの弱い主人公。 それでも毎試合、応援に駆けつける幼馴染の女の子たち(二人も!) うだつの上がらない主人公が、応援のおかげで徐々に前向きな少年に成長していく。 短い話の中でありながら、主人公の大きな変化が見どころかな。見開きページにも力強さがあった。 『アンロック』 原作:小林靖子/漫画:鎌谷悠希 モーニング25号アンロック 鎌谷悠希 小林靖子地獄の田中モーニングの35周年読み切り企画CARNAVAL第七弾は原作小林靖子、漫画鎌谷悠希のコンビで『アンロック』しかも3号連続のストーリーになるよう。 テーマパークを改修して作られた刑務所が舞台で、そこでは囚人たちの懲役年数を金に換算して借金として扱っている。罪は働いて返せということらしく刑務官とかもいない独立都市的監獄。ちなみに殺人だと1億円くらいらしい。 そこに宗教大学の見習い僧が授業の一環?として「位牌回収」にやってきたんだけど、その位牌がなにやら事件を呼び起こしそうっていうところで終わった。 伏線というか話の盛り上がりそうなところが結構あって面白かった。『MUSICA NOSTRA』#46 大友克洋 グランドジャンプ 2017年vol.12MUSICA NOSTRA グランドジャンプ編集部名無しさまざまな漫画家が、音楽に関するコトを思い思いに描く、2ページの漫画コラム。 大友克洋の回では、1コマ目からネタがないと言いつつも、かなりの音楽好きだということが良く伝わる内容。『はじめしゃちょー物語』漫画:上田敦夫 協力:はじめしゃちょー 週刊少年マガジン 2017年 23号はじめしゃちょー物語 上田敦夫 はじめしゃちょー名無し前号のHIKAKIN物語に続き、今週ははじめしゃちょー物語。 はじめしゃちょーがYouTuberになるまでの話。(美談) 『河原の怪人』野田彩子 FEEL YOUNG 2017年6月号河原の怪人 野田彩子地獄の田中三十歳の男がコンビニのバイトをクビになって入水自殺をしようと川を訪れたんだけど、いざ死のうと思ったら自称幻覚の美人の女に自殺を止められる。女はしょぼい奇跡を起こして自殺をさせないようにする…っていう話。 前半は三十歳の男の境遇が悲惨なんだけどどこか振り切った悲惨さで笑える面白さがあるんだけど、最後ひっくり返される。 さすが野田彩子って感じでした。『居酒屋内戦争』真造圭伍 ヒバナ2017年6月号居酒屋内戦争 真造圭伍斎藤jr第三次世界大戦の最中、敵に追われて二人の兵士が居酒屋に逃げ込むんだけど、その居酒屋が平和なときに二一人は客として飲みにきたことがあって一人は店員として働いていた居酒屋だったっていうそれだけの話なんだが、切なさとか平和の良さとかが詰まっててめちゃくちゃよかったよ『カロリーファイターあいちゃん!』谷口菜津子 月刊コミックビーム 2017年6月号カロリーファイターあいちゃん! 谷口菜津子名無し食べるのが大好きな女の子が、怪獣から街を守るためヒーローに変身(巨大化)! ヒーローとして人命救助をこなしつつも、ダイエットやDV彼氏のことで悩むアンバランスさが面白かった。 怪獣にネイルを剥がされれてメッチャ怒るところなどは、等身大の女子すぎる。。 ちなみに谷口菜津子作品といえば、トーチで連載していた「人生山あり谷口」や『わたしは全然不幸じゃありませんからね!』『さよなら、レバ刺し〜禁止までの438日間〜』の単行本もおすすめだ。 http://www.to-ti.in/product/?id=5 『絵江の変人解放運動』鈴木優太 週刊少年チャンピオン 2017年21/22・23合併/24号絵江の変人解放運動 鈴木優太名無し全3話の読切掲載。 なぜか変人を引き寄せてしまう体質の「絵江」の、世にも奇妙でサイコホラーな物語。 想像を絶する変人たちが魅力的だった。『Myosotis』南Q太 モーニング2017年24号Myosotis 南Q太名無しモーニング35周年記念の連続読み切りCARNAVALの第6弾 タイトルは、「ワスレナグサ」の意。 南の島に嫁と旅行に来ていた男が、不思議な少女と出会う。 色々とこんがらがってしまった自分の気持ちと向き合う、シンプルながら良い読切作品だった。 ちなみに、ひらけ駒の連載も近々再開するようだ。 『妖精症の娘』コンドウ十画 月刊ヤングマガジン 2017年5月号妖精症の娘 コンドウ十画地獄の田中受験が迫っている男子高校生と、体が手のひらサイズしかなくて羽が生えている妖精みたいな体(=妖精症)の女の子大山さんとの話。 高校三年生の受験シーズンで早々に推薦入学決めた主人公が自分の進路をちゃんと決めるところとか、大山さんとのやりとりを通じて少し世界が広がるところとかがすごくよかった。 いい読み切りの漫画だった。月間賞準大賞を受賞した作品らしいがこれが初の投稿作でもあるようで、連載が楽しみだな 『盃〜誌上最強の火曜日戦線〜』吉沢緑時 漫画アクション2017年vol.10盃〜誌上最強の火曜日戦線〜 吉沢緑時堀尾漫画アクションとヤングチャンピオンが2誌共同で『あしたのジロー』を連載することになった経緯というか誕生秘話を吉沢緑時が漫画にしている。 誕生秘話といっても、ヤクザとして描かれた編集長二人がタマ取ってこいって副編って命令してあわや抗争に発展するのでは?的なギャグ漫画 わかるのは、両編集長のいがみ合いはなさそうだなってことかな笑 『イデア124B51+』アダチケイジ 月刊モーニング・ツー 2017年6号イデア124B51+ アダチケイジ名無し冴えない漫画家が美女と同棲。その美女が生活費を稼ぐため、なにやら危険なバイトをしているというお話。 読み終わるとすごく不思議な心持ちになったが、、これもまた愛の一つの形なのかな。『東海道五十三分の一次』ラズウェル細木 モーニング 2017年22・23合併号東海道五十三分の一次 ラズウェル細木地獄の田中モーニング創刊35周年記念の連続読み切り企画 ラズウェル細木が東海道五十三次のうちの一区間を歩くという漫画 薩埵峠で綺麗な富士山を見たかったのに寄り道ばかりしていたり、本当は由比宿→興津宿→江尻宿の2区間歩く予定が1つの区間で終わったりした過程がだらだらしながらも旅の醍醐味という感じでとても良い 『トゥルーブルーズ』やまもとありさ 月刊!スピリッツ 2017 6月号トゥルーブルーズ やまもとありさ地獄の田中バンドのメンバーに求めるレベルが高すぎて軽音部を追い出されたドラム女子亜也子(コテコテロックンローラー)がギターを弾くと楽しくなって周りが見えなくなる下手くそ沙世にギターを教えてギタリストとして育てていくうちに仲良くなって・・・っていう感じで軽音部を舞台にしたマンガ いじめというわけではないけど元バンド仲間との陰険な諍いがあったりしながらも演奏シーンが爽快で面白かった『DOGS-ドッグス-』辻田大誠 少年ジャンプGIGA 2017vol.1DOGS-ドッグス- 辻田大誠地獄の田中18歳の新鋭らしいが絵も上手いし話も面白かった。侍アクション系だけど絵柄とか感じが岸本斉史っぽさを感じる。NARUTOっぽいというか。『宇宙のライカ』久野田ショウ アフタヌーン 2017年 6月号 四季大賞受賞作宇宙のライカ 久野田ショウ地獄の田中四季大賞の受賞作がアフタヌーンに掲載されていた。鶴田謙二が絶賛しているのもうなづける面白さだった。アンドロイドが主人公のSFで淡々としつつも感情がすごく伝わってきて面白かった。 『いおりとちはる』ゴトウユキコ FEEL YOUNG 2017年5月号いおりとちはる ゴトウユキコ地獄の田中ゴトウユキコの読み切り 「水色の部屋」ほどは暗くないけど、「きらめきのがおか」とか「R-中学生」のコメディ回ほどの明るさはない。バランスがよくて好き『鳥と馬』岩沢美翠 モーニング 2017年20号 鳥と馬 岩沢美翠名無し第4回THE GATE ツジトモ賞受賞作品『概念食堂』モーニングツー2017年5月1日号概念食堂 25歳サラリーマン×ストレス編 廻船問屋片桐安十郎リアルな絵とデフォルメされた絵が交互に描かれるんですが、 面白かったです。 割りと好きな内容でした 公式サイトで全部見れるので気になる方は見てみてください http://www.moae.jp/comic/morningzero_gainenshokudo 『Canvas』仲間りょう作 WJ 4・5合併号 2017年Canvas 仲間りょう地獄の田中『Canvas』仲間りょう作 WJ 4・5合併号 2017年 『僕らの幻想曲(ファンタジア)』 井上よしかず作 矢吹健太朗賞 大賞僕らの幻想曲(ファンタジア) 井上よしかず 名無し『僕らの幻想曲(ファンタジア)』 井上よしかず作 矢吹健太朗賞 大賞 http://rookie.shonenjump.com/series/FlR8CfEH8w8/FlR8CfEH8xE『天使にエールを』宮島京平 WJ50号 2016年天使にエールを 宮島京平地獄の田中結構好きだった。 アイドルが学業専念しますって引退してショックを受けてたら、転校してきたっていうラブコメ 今週のライカとオチンパンライカとオチンパン 青空大地マンガトリツカレ男「昆虫探偵ヨシダヨシミ」や「ヒグさん」がすげー好きだから連載が始まって嬉しい。生きづらそうパフューマン 筧昌也hiro匂いでこんなにいろいろわかっちゃったら、生きづらいだろうなー 最後とかめっちゃショックだし、知りたくないわな……<<184185186187188>>
「バド部の恥さらし」と言われるほどバドミントンの弱い主人公。 それでも毎試合、応援に駆けつける幼馴染の女の子たち(二人も!) うだつの上がらない主人公が、応援のおかげで徐々に前向きな少年に成長していく。 短い話の中でありながら、主人公の大きな変化が見どころかな。見開きページにも力強さがあった。