
「対ありでした」6巻について"語"るゼ…!

エビスさんの本性
ものすごくわかりやすく性格が悪い。暗い。暗すぎる。 同級生にこんな漫画描いてる奴がいても絶対に友達はできない。 でも読みやすいのはなぜかというと、 ただ暗いだけじゃなく、あっけらかんとしてるからだと思う。 創作の根元がどんなに暗くても、そこに社会性やメッセージ性なんてものはない。社会に物申す気などない。なぜなら他人に興味がないから。 あくまでギャグであり、馬鹿やってるだけなのだ。 そこが蛭子漫画の魅力だと思う。 社会に絶望して孤独を悲しむのではなく、 社会に絶望したが故に全員馬鹿にしてやる、みたいな。 卑屈なのに上から目線。何重にもひねくれた人間。それが蛭子さん。 バス旅観てるじいちゃんばあちゃんは蛭子さんの胸の中の(しかも割と浅いところにある)ドロッドロの本性を知っているのだろうか。 バス旅で蛭子さんのファンを集めて漫画を読ませて何人残るかふるいにかける特番やってくれ。

二重の勘違い
※ネタバレを含むクチコミです。

ヤバいね
Twitterで人気だったのか、知らなかったな こういう人間の(人間ではないんだろうけど)健康で文化的な生活とはほどとおい様子を描いた漫画でいうと、川尻こだま先生のエッセイとか近いかなと思ったけど、比べ物にならないくらいヤバい(いや、逆にこっちはエッセイじゃないからやばくないのか)。いずれにしてもヤバい、そしておもしろい。

「食べたくなっちゃった」番外編
※つまみぐい 良き😻😻😻 2人の関係が落ち着いてて、でも「好き」が溢れててとても良かった。 個人的に方言のアレコレがわかりみ。 ※おすそわけ 熊本温泉旅行。 ラブラブでこちらも良き😻 仁が秋貴のこと可愛いーって悶えているとこにこちらも悶えた🤭

「正しい恋愛の始め方」を教えに来た!?謎の少女の正体とは
※ネタバレを含むクチコミです。

いとこのお姉ちゃんがデカすぎる件
読切が連載になったようです。 内容は、親戚の家に下宿することになったらいとこのお姉ちゃんがちょっかい出してきて全然勉強ができない!というよくあるやつ。しかしこのいとこのお姉ちゃん、おっぱいのデカさがレベチ。エロいを通り越して怖い。

見たものを何でも絵に描ける少女が、母を探しに吉原へ
「描き虫」と呼ばれている、見たものを何でも絵に描くことができる少女・お文が、遊女をしているらし母親を探しに、たったひとりで吉原へ足を踏み入れるが…という話。 陽キになりたい時雨さんの作者・大浜カナタ(作画担当)さんの新作うれしい。

会社の同期と同居から同棲にシフト
※ネタバレを含むクチコミです。

インフルエンサー・天草四郎
どういうわけか現代に転生(タイムスリップ?)してきた天草四郎が、youtuberが所属する事務所を運営する男・野川告と出会う。告は天草四郎が「金になる」と見込み、トップインフルエンサーにすることを決める。四郎も四郎で、現代に自分の信者がひとりもいないことにショックを受け、告の話に乗る、というのがおもしろい。告のマネージメント力が試される!

真の姿は〇〇!な「変わり者」たちが営むバー
最初に鳥の話をしてたのはそういうことかー。なにがどうなって人間の姿でバーを経営し、裏では何でも屋をしているのか。経緯がとにかく気になる。

絶対に「青春」させる生徒会長が爆誕!
学校に来れない生徒をゼロにするという目的は良いなと思ったけど、そのやり方が奇抜でやばいという。そもそも何者なんだ、肉王正…!

筋肉vs魔法のシュールなギャグアクション漫画
じわじわくるギャグは個人的には好き。 ただ、全てのバトルアクションが筋肉vs魔法で主人公が筋肉の方のため、打ち勝つパターンがほぼ同じで飽きてしまう。 私は9巻で飽きました。。 ハリポタオマージュ?も見られる。

当時は折りたたみの電話が主流だったよね
※ネタバレを含むクチコミです。

MMA漫画、群雄割拠
朝倉未来に端を発るする格闘YouTuberブームにRIZIN、BREAKING DOWNと総合格闘技の人気が高まっている。漫画界もまた『アスミカケル』『レッド・ブルー』と、MMA作品が次々と現れている。この流れに満を持して、そう、『オールラウンダー廻』の遠藤浩輝先生の登場である。 読む前から面白いことは自明なのであらすじや設定の話は省略する。前作と比べてキャラも舞台も現代的なのは当然のこと、理学療法士でメディカルトレーナーのヒロインの女の子がめちゃめちゃ可愛い。奥手だった廻と違い、今作ではもしかしたらラブコメ要素が濃くなるかもしれない。 ジャンルと言うか類型としては『GIANT KILLING』に近いかもしれない。謎の凄腕コーチが荒削りの若武者を鍛えて勝たせる。前評判を覆す。気持ちいい。(■1巻読了)

疑似百合だけどもはや百合な青春漫画
※ネタバレを含むクチコミです。

真の名作は色褪せず、発酵し熟成する
十数年ぶりにカイジを読んだ。当時とて当然感動したし面白かった。この間に数多くの漫画や書籍、映画やアニメに出会ってきて、精神的にも豊かになった。今読むとどうなるか? 勝負の勝ち負けも、ストーリーの結末も知っている。 だが面白い。 利根川の名言一つ一つが、熟成された旨味を伴って染み渡るのだ。カイジの小賢しさもここぞの度胸も、俯瞰して「観客」として楽しめる。 「金は命より重い」 当然ながら利根川は本心からそう思ったわけではあるまい。帝愛の企業理念やスローガンかもしれない。だが、間違いなくあの場あの空気に最もズシリと響いた言葉を選んだのだ。

一生好き
大好きです。バイブルです。ありがとうございます。絵力が凄すぎるよ…

殴るためのお肉
このタイトルで、この絵柄で、いわば北斗の拳。 いや、くにおくんかもしれません。 陰湿なイジメが繰り広げられる恋愛モノかと思えば、メリケンサックが出てくるタイプの恋愛モノでした。 メリケンサックと恋愛モノって、同時に存在しうるんですね。 「パワー・アントワネット」と違い、ムキムキでもなく、筋肉でもなく。 公爵令嬢として腐った世の中を正すため、いや殴りたいから主人公は暴力をふるいます。 ストッパーが無くなった彼女は強いです。 ターゲットの名前がいつの間にか「肉」呼ばわりになっていて、こうやって人でないから殴ってよしと正当化するのかなとチラと思えば、その肉がことごとく、言い訳できないレベルの悪役たちで、世直しのためには、殴っとこうかという気持ちを読者に湧き立てさせます。 そして、時の女神の力を借りて、倍速やらなんやらブーストさせて、「ボンボコボンボコ」殴って蹴って。 暴力シーン(連続)もこのきれいな絵柄のママ繰り広げられ、「創竜伝」の龍堂兄弟のようなめちゃくちゃな振る舞いも、このきれいな絵柄のママ繰り広げられます。 とりあえず公爵令嬢なので、一線は越えていないそうです。不殺です。 すべて峰打ちなので大丈夫らしいです。さすがです。 暴力で解決はよくないけれど、早いんだということはよくわかります。

死体に惹かれてしまう少年と母に振り向いてほしくて自傷してしまう少年の交流
すごく面白かったです! 二人の特性を深く掘り下げた心理描写や文学的な表現が見事でグイグイ引き込まれました。 自己嫌悪しながらも抑えようがなく死体に惹かれてしまう少年と、母に振り向いてほしくて自傷をやめられない少年の交流を描く。 ▼試し読み https://comic-walker.com/detail/KC_005564_S?episodeType=first なんとなく「カドコミ」が始まったときに気になってて、眠れない夜中に思い出して読み始めて、アプリで一気に最新話まで読んでしまいました。 すごいなー面白いなーと思っていたらアフタヌーン四季賞受賞作家だったとは!そういえば読んでた! https://comic-days.com/episode/14079602755325720519 短期連載とのことなので全1巻みたいですね。(2024/9/6発売) 楽しみです。

これをファンタジーでやるとは!
10ページと思えないくらいしっかり内容詰まっているコメディでよかったです。苦労してるし厄介事押し付けられてるし為政者が悪いしで世の中も上手く回ってない感じをまさかRPG的ファンタジー世界で感じるとは思わなかったので楽しかったです! https://magcomi.com/episode/2550689798889000238

「童貞しか好きにならない」と言われた童貞の主人公の混乱がヤバイ!
うわああああ!!すっっごい好き!! 魅力的すぎて頭おかしくなりそう!! 決死の告白をするが、「童貞しか好きにならない」と言われた童貞の主人公は…。すぐそばいるのに、こっちを見て楽しく話して笑顔を向けられて好意だけは向けられて…爆発しそうだ!!!どこにももっていけない童貞のエネルギーが暴発しちゃうよ!!なにこれ!?弄ばれてるの?ガチなの!?めちゃくちゃよかった!!!絶対に無理なんだけど、長い目で見たら離れた方が幸せなんじゃないかとも思うし友人も心配してるけどそんなの無理に決まってるんだよな…。相思相愛になれるんじゃないかという絶妙な手が届きそうな位置にいるっていうのが本当にもう…。 https://tonarinoyj.jp/episode/2550912964485825998 作者さんの過去の読切も読んだことあったのに、微妙に名前変更されていたみたいで最初気付けなかったです。めっちゃいい漫画描かれるんですよね~! https://tonarinoyj.jp/episode/14079602755173617175

ファンタジー世界も世知辛い。
ファンタジー世界が舞台のはずなのに、どこか既視感。 世知辛い。 さすが永田先生といわんばかりの、くたびれたおじさんたち。 ぎゅぎゅっと詰まった、いろんなネタ。 年齢不詳のボンボンを除くと、若手が32歳ってあたりも世知辛い。 10ページのショートショートなのですが、8ページ目が好きです。

色々、考えさせられて…。
人生いつ何が起こるか分からない。 毎日、大切に生きていかなければ。 自分だけではなく人の人生も左右する出来事に出会うことも多々ある。 それは、自分自身も左右されることもあるので、お互い様。 人から与えられて豊かになることもあるが、そうじゃないこともある。 でも、それが人生だから。 自分で選べないことも沢山ある。 だから、自分で選べることは選んでいこう。 なるべく後悔しない人生を歩むために。 などと、この本を読んで考えたりした。
「対ありでした」は、フラッパー連載中の「お嬢様が格闘ゲームをする」系漫画です 「ゲーミングお嬢様」と同種の漫画ですね! ほぼ同時期に連載開始した両作品ですが、「ゲーミングお嬢様」はコメディ色が強く、「対ありでした」は百合要素が強い、という感じで、それぞれ特色を持っており、読者層も異なるものだったように思います 当時、私は、「ゲーミングお嬢様」の方が好みでした …と思っていたのですが、あるとき、ふとフラッパーを読んでいると、 「対ありでした」の30話が目に飛び込んできました そこには、私の知っている「対ありでした」とは、異なる漫画がありました 30話のストーリーというのは、主人公の「白百合さま」が格ゲーの大会に出て、怒り顔の幼女と熱いバトルを繰り広げる、というものなのですが、何というかものすごーく熱血!な漫画と化していました お前…百合漫画じゃなかったのか…? 30話にあらわれるセリフを抜粋します 「"ここが強い"と明確に言えるってことは」「"対策できる"ってことやろ」 「"ようわからんけど強い"は」「"究極"…!」 「"獣"」「"獣"を"解放"しやがった」 「闘争本能という名の獣」 「まるで"世界中"に」「"響"きそーな台パンじゃん?」 「馴れ合ってる奴らなんかに負けるわけない」 「というような考えは一旦」「捨てる」「お前を認める」 「お前に勝つために」「お前を認める」 「あと少し」「もてば」「いい…」 「私のすべてをお前にぶつける」 「パナしたァーーーッッ」 なお、添付画像は「"獣"を"解放"しやがった」のシーン これを見てもらえば分かるように、文法的には完全にバトル漫画なんですよね 又は熱血スポーツ漫画。スラムダンクとか灼熱カバディに近い しかも、ものすごくクオリティが高い そして、「対ありでした」の6巻は、 1巻丸ごと、「白百合さまVS幼女(通称「メスガキさん)」のバトルなのです! 戦闘シーンはカッコいいし、 心情描写はド派手だし、 セリフ回しはキマってるし、 ギャラリーが解説して大盛り上がりするし、 何言ってるのかよく分からん格ゲー用語もミステリアスでワクワクするし、 全体的に演出がハマりまくっていて、最高です 「なんだかよく分からないけどとにかくカッコいい」の連続! あまりに良すぎて全巻揃えましたが、個人的には6巻がとにかく良すぎます いや、別に、何か特殊なことをやっているわけでは無いんですよ バトル漫画としてみた場合、わりと、「お約束」の積み重ねのようにも思える それなのに、こんなにも面白く読めるのは作者の力量としか言えないところです ということで強くおススメです いきなり6巻から読んでもいいと思います なお、7巻以降も、ちょっと先が読めないストーリが続いており、そちらもおススメです なお、この格ゲーの大会、どう見ても所十三漫画の住民が登場してるのですが(しかもチョイ役ではなく重要キャラ)、なぜか誰もツッコまないんですよね… 画像はコメント欄に添付します