しかのこのこのここしたんたん

理不尽と不条理と鹿とツッコミと。

しかのこのこのここしたんたん
ナカタニエイト
ナカタニエイト
5ヶ月前

<ログライン> 元不良な優等生と、鹿と人間のハイブリッドなJKの高校生活コメディ。 <ここがオススメ!> 「鹿と人間のハイブリットのJK」という謎設定をしれっと受けいる民族しかいない世界観で、既にカオスw 設定とキャラクターと勢いで延々と読んでいられるコメディ作品。 アニメ化に向けて一巻を読み始めたら、癖強過ぎてクセになって、一気に買って一気読み。 ページ数が少ないわけでもないけれど、勢いがありすぎて、あっという間に読み終わるので、早く続きをください症候群に陥ってしまうのが難点と思ってしまうくらいに、めちゃくちゃツボ。 しかのこのこのここしたんたん。 しかのこいがいもくせがつよい。 よんだがさいごでやめられない。 <この作品が好きなら……> ・日常 https://manba.co.jp/boards/20275 ・ジャングルはいつもハレのちグゥ https://manba.co.jp/boards/21087 ・ぱにぽに https://manba.co.jp/boards/26812

珍遊記2~夢の印税生活編~

奇跡の続編

珍遊記2~夢の印税生活編~
六文銭
六文銭
5ヶ月前

小さい頃、色んな意味でトラウマを植え付けられた珍遊記。 当時、絵を見るのも怖くて、だけどドラゴンボールは読みたいから、珍遊記のページにはいかないよう恐る恐るめくっていたのも、今となっては良い思い出です。 本作というか、著者を語る上でもはや絵柄に触れないのは無理なのですが、とにかく子供がみたら泣き出すような絵の濃さ。 特に婆さんキャラのシワがえぐい。 下品な下ネタも満載で絵柄と相まって、初見の方は気分悪くなると思うんですが、、、 著者が、現在、子供向けの絵本作家としても活躍しているというから驚きしかない。 謎に時代を感じる。 さて、本作の内容だか、前作珍遊記の続編という立ち位置だが、前作をなぞりながら、その裏で起きていたことを描きながら始まる。 もう一つの怪作、漫遊記とも繋がっているので両方知っているとより面白いのだが、正直、何も知らなくても大丈夫だと思う。 著者の作品を知ってる人ならわかると思うが、ストーリーはあってないようなもので、とにかく勢いが魅力。 そこは本作も健在で十二分にある。 映画化もした作品だが、玄人受けとか言うつもりもないが、毒にも薬にもならない作品と異なり、モノづくりに携わる人間に、何らかのインパクトを残す作品なんだろうってことは理解できる一作です。

劇画の神様~さいとう・たかをと小池一夫の時代~

劇画に詳しくなくても面白かった

劇画の神様~さいとう・たかをと小池一夫の時代~
かしこ
かしこ
5ヶ月前

劇画の歴史について何も知らずに読んだけど面白かったです。小池一夫がさいとう・たかをプロにいたことも知らなかったので驚きでした。しかも脚本の小池先生だけじゃなくて作画を支えていたチーフアシスタントの面々も抜けて別の会社を作るって中々のお家騒動ですよね。淡々と描いてあるのでそんなに大変なことのように感じなかったけど…。さいとう先生は漫画制作の完全分業制を実現して、小池先生は劇画村塾で才能ある漫画家をたくさん輩出して、それが今の漫画界でも揺るぎないものとして受け継がれているからすごいです。高い理想を持つことは大事なことですね。

どうも、勇者の父です。~この度は愚息がご迷惑を掛けて、申し訳ありません。~(コミック)

勇者様のお父様は身長2メートルほど。

どうも、勇者の父です。~この度は愚息がご迷惑を掛けて、申し訳ありません。~(コミック)
ゆゆゆ
ゆゆゆ
5ヶ月前

そして、ドラゴンをパンチで倒すことができます。 勇者様のお母様は魔法を使えるとのこと。 お水を出すだけかと思いきや、どうやらこちらも規格外。 彼らと並ぶと平々凡々にみえる勇者様は、本当はどれほどのお力を備えていらっしゃるのでしょう。 しかし、全世界の人々の希望であることを忘れ、勇者という座にあぐらをかいた態度、色欲に溺れるさまを、ともに旅立ったはずの幼馴染によってご両親へ報告されてしまいます。 信じられない息子の行動を聞いたご両親は、情けないやらなんやら、お詫び行脚に廻ることにします。 そう、タイトルの「どうも、勇者の父です。~この度は愚息がご迷惑を掛けて、申し訳ありません。~」回収です。 ついでに、息子を一発殴り、愛の拳を与える予定のようです。 ご両親のお詫び行脚は、ご両親の圧倒的な力(勇者ではない)が描かれています。 強すぎる力は、そこにあるだけでコメディです。 彼らはいたって真面目なのに、規格外すぎてコメディになってしまうのです。 あと、お詫び行脚に加えて、人助けもします。 なお、出落ちのような存在感を放つお父様ですが、なかなか紳士です。 お母様がメロメロな理由もよくわかります。

東京都北区赤羽

赤羽ラプソディー

東京都北区赤羽
六文銭
六文銭
5ヶ月前

埼玉県民の私にとって赤羽(というか北区)は、半分埼玉の領土みたいなところがある。 埼玉県民の東京といえば池袋からで、赤羽とは埼京線(湘南新宿ラインも)で池袋の前に止まる、なんでここで止まるんだよ的なめんどくさい駅でしかなかった。 (この話は、フィクションです。) そんな赤羽を魔境の如く紹介する本がこれ。 何かと話題にはなっていたが、当時は食指が動かず、もはや埼玉県民ではなくなったので読んでみた。 正直、赤羽のこと褒めているのか貶しているのか、本当なのかフィクションなのかわからないくらい謎だった。 これ本当に赤羽にあるの?というか日本か?というくらいな感じ。 同じ赤羽を紹介するなら、「孤独のグルメ」第4話で出てきた、朝でも酒が飲める店で、そっちのほうがよっぽど魅力的に映ると思う。 ただ、それでも、おもしろかしく描かれる、著者なりの赤羽の街模様は愛に満ちていることだけ伝わります。 実家に帰る時に寄ってみたくなる・・・まではいかないけど、途中でとまるめんどくさい街から、あぁ漫画であった変な街なんだなくらいな思いにはなりそうです。

出禁のモグラ

笑いとシリアスと真理がごっちゃ混ぜになった、傑作であり怪作。

出禁のモグラ
ナカタニエイト
ナカタニエイト
5ヶ月前

<ログライン> 怪異と対峙する謎の人(?)と愉快な仲間たちのお話。 <ここがオススメ!> 設定とキャラクターというしっかりした土台の上に、最高な物語が乗っているものだから、とにかく面白い。 江口先生の書き込み多めな背景などもじっくりと味わえるので、このお値段で本当に良いのですか!?となる作品。 初めて表紙を見た時は、見た目的にめっちゃバトル物なんだろうなぁと思って、少しだけ倦厭していたんですが、全く違った。 超絶面白い作品でした。ごめんなさい。 笑いとシリアスと真理がごっちゃ混ぜになった、もはや傑作であり怪作。 コミカルな中にヒューマンドラマやホラーが丁寧に入っているから凄い。 加えて、レッサーパンダと猫の可愛さヤバい。 脳筋大食い女子な犬飼詩魚ちゃん、最高に笑う。 ただ、難点としては、いつも早く続きを読みたい!ってところで終わる。 あぁ、新刊を読み終わったところだけど、もう早くも続きが読みたい…… <この作品が好きなら……> ・銀魂 https://manba.co.jp/boards/19987 ・うる星やつら https://manba.co.jp/boards/20019 ・令和のダラさん https://manba.co.jp/boards/167074

私の可愛い翼ちゃん

偏愛の果てに #1巻応援

私の可愛い翼ちゃん
兎来栄寿
兎来栄寿
5ヶ月前

『凛子ちゃんとひもすがら』の七瀬八さんが、2024年3月にwebアクションで公開した読切短編です。 田舎でアイドルを目指す翼と、彼女に幼馴染のころから特別な強い感情を持つ美雨のふたりを描いた物語です。 かわいいかわいい翼と一緒にいられることが何よりの幸せである美雨ですが、あることをきっかけにそれが崩れていきふたりの関係性にも変化の時が訪れていきます。 何より、『凛子ちゃんとひもすがら』のクチコミでも書きましたが七瀬八さんの絵が素敵で、まずヴィジュアルで引き込まれます。 そして、凛子ちゃんと同じく美雨も黒髪ロングストレート。艶やかな流れる髪の描き方には同じ嗜好の匂いを感じます。好きです。 他所での読切「星屑の子どもたち」でも感じましたが、七瀬八さんは構成力が高くセンシティブな部分を過不足なくお話に込めるのが上手なため、短編も非常に上質です。 出だしから、不穏で危うい結末を予期させる彼女たちがどういった運命を辿るのか。ぜひ読んで、感じてみて欲しい短編です。 女の子同士の関係性の物語が好きな人には特にお薦めです。

伝説保存ノ書 銀牙四代

宣伝と価格が割に合わない豪華な保存ノ書だった

伝説保存ノ書 銀牙四代
名無し
5ヶ月前

「銀牙聖犬伝説」「銀牙伝説ウィード名勝負列伝」から十数年、ファン待望の超豪華な説明書になるのでは!?と希望を抱きウキウキで買ったけどあまりの未完成さに不満を爆発させた人が、 どこが不満なのか どこが間違っていてどこが不明確なのか 疑問や不満点を書いたり そもそも保存ノ書銀牙四代に対してどんな希望があったのか、ここをこうしてほしかったという点や ここは好きだよという箇所や 疑問を解消するために調べるなど、 書いていきます。 購入し読んだ皆様の感想等書き込み大歓迎です。

テセウスの船

どちらかというと『テセウスの船』というより『動的平衡』じゃない?

テセウスの船
mampuku
mampuku
5ヶ月前

時間遡行をして人生をやり直したとしたら、それは本当に同一の自分といえるのか?という問いを有名なパラドックス「テセウスの船」になぞらえたタイトルだ。 ストーリーに関しては論理的整合性や感情的整合性においてやや粗い部分も感じられたもののサスペンスとして緊張感もあり、ラストは新海誠監督『君の名は。』のような美しい締め方だったし概ね面白かった。 ただ、タイトル『テセウスの船』がイマイチストーリーにハマっていない感じがした。 どちらかといえば「動的平衡」のほうが比喩としてしっくりくるのではないだろうか。 「動的平衡」とはシェーンハイマーの提唱した概念であり、日本では福岡伸一氏による著書『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』で有名になった言葉である。“生命”とは、取り込まれ代謝されていく物質、生まれ変わり続ける細胞どうしの相互作用によって現れる“現象”である、という考え方だ。 主人公の田村心は生まれる前の過去に遡り、そこで巻き起こる惨劇を阻止することで、その惨劇により自身に降りかかった不幸な運命を変えようと奮闘する。作品では、過去を改変して自らの人生を曲げようとする一連の試みをテセウスの船にたとえているが、やはりピンとこない。作中、田村心は殺人事件を未然に防ぐため凶器となった薬物を隠したり被害者に避難を呼びかけたりするが、その影響で心の知る未来とは異なる人物が命を落としたり、結果的に大量殺人を防げなかったばかりか予想だにしなかった事態を招くことになる。 この予測不可能性こそがまさに動的平衡そのものって感じなのだ。生命体は、船の部品のように壊れた部分を取り替えれば前と変わらず機能する、ということにはならない。ある重要なホルモンの分泌に作用する細胞を、遺伝子操作によってあらかじめ削除してしまったとしても、ほかの細胞がそのポジションを埋めることがある。これは心が殺人事件の阻止に何度も失敗したことに似ている。思わぬ不運や予想しない死者が出てしまったのも、脚のツボを押すと胃腸の働きが改善するなどの神経細胞の複雑さに似ている。 船は組み立てて積み上げれば完成するが、生命は時間という大きな流れの中で分子同士が複雑に相互作用しあうことで初めて現象する。『テセウスの船』での田村心の試みは人生あるいは歴史という動的平衡に翻弄されながらも抗う物語だったのかもしれない。

波よ聞いてくれ

「ラジオ」とか、そういう話じゃないw

波よ聞いてくれ
ナカタニエイト
ナカタニエイト
5ヶ月前

<ログライン> ラジオパーソナリティとなった破天荒な女性が忖度なくやらかす話。 <ここがオススメ!> ラジオパーソナリティとなった主人公・鼓田ミナレの啖呵の切り方が素敵。 しかし、ラジオ局の話のはずなのに、なぜか監禁されたり脱出したりしてる。 主人公他、キャラクターの個性と生存能力が高過ぎる。 それでも、急に核心をグサっとついてきたりする。 唐突に哲学になったりする。 沙村先生の弁舌と世界観が堪能できて、最高過ぎる。 ただし、殺し合ったり、斬り合ったりなどはない。 ラジオ局の物語、のはずなので。 各話タイトルだけでもニヤッとしてしまう楽しさのある漫画。 「ラジオ業界の漫画」と思わずに、とりあえず先入観を捨てて読んでみてください。 手に取ったが最後、一気読みしたくなるはずです。 <この作品が好きなら……> ・リクエストをよろしく https://manba.co.jp/boards/65318 ・トリリオンゲーム https://manba.co.jp/boards/127106 ・春風のスネグラチカ https://manba.co.jp/boards/13287

K2

スーパードクターKの続編「K2」雑談

K2
名無し
5ヶ月前

イブニングにて連載中のスーパードクターKの続編「K2」について語りましょう 最新話の感想、疑問・質問、旧作の話をしたいなど、なんでもOK イブニング公式サイト https://evening.kodansha.co.jp/c/k2.html 読み返し用にコミックDAYSのリンク置いときます (話数をクリックで一覧へ) スーパードクターK(1988年 - 1996年 全44巻) https://comic-days.com/episode/10834108156636913401 Doctor K(1996年 - 1998年 全10巻) https://comic-days.com/episode/10834108156636982623 K2(2004年 - 42巻まで刊行) https://comic-days.com/episode/13932016480029480667

元ヒロイン、モブになる

元天才子役、エキストラになる

元ヒロイン、モブになる
名無し
5ヶ月前

見たことある絵だなとおもったら『婚姻届に判を捺しただけですが』の人だった!親のスキャンダルのせいで大人になっても世間の目を避けながら暮らしている元天才子役・めい子が、俳優志望の青年・千佳と出会い、エキストラという「モブ」の世界を知るという話。子役で売れるからこその闇ってあるよな…

たくましさんは毎日最強

逞しいジムトレーナー女性と美麗モデル男性が出会う

たくましさんは毎日最強
名無し
5ヶ月前

たくましさんがもうたまらなくらい素敵なひとすぎる。もしかしたら恋愛したいけどなかなか出来ない自分が嫌だったりするのかなと思ったけど「自分が好き」が軸にあると知って安心した。体を鍛えると自然と精神も強くなると人から聞いたけど、マジなのかも。たくましさんと永原さんの関係がどう変化していくのか楽しみ。

俺の嫌いな教育係

見事なツンデレ

俺の嫌いな教育係
るる
るる
5ヶ月前

新入社員の伊藤くんは最初から先輩の山本さんにそっけなかったけど、気になるからこそワザと気にしないようにしてたんだろうな。 というテンプレのようなツンデレ😅 山本さんは伊藤くんの嘘に騙されたフリしたけど、本当は彼も記憶があって同意の上。 お互い最初から惹かれていたのをなんとなく放置していただけだった。 伊藤くん可愛いなー。 邪魔入らないし満足!

もっとみる