おい最高かよ!!
親の仇を取るため、対人戦無敗男とカジノ狩り!!!
※ネタバレを含むクチコミです。
素敵な大人がたくさん出てくる、大人の漫画
3巻まで読了。 表情、佇まい、言葉少なに話す台詞、表の顔と裏の顔を持つ人物たち。 それぞれのキャラクターが重ねてきた年齢分、豊富な経験値を活かして、スマートに事を運ぶ感じが心地よい。 現在に至るまでの経緯が徐々に明かされていく様子を見守るのもこのマンガを堪能する醍醐味かも?! 画も、素敵💓
異世界で小豆を煮て生きていく #1巻応援
和菓子、好きですか? 私はケーキなどの洋菓子も好きですが、和菓子には和菓子の魅力がありますよね。これを書いている今日も、どら焼きを食べました。あんこは体に良い成分がたっぷりなのも嬉しいところです。 本作は、和菓子職人となり将来は自分のお店を持つことを夢見ていた24歳の小百合の物語。彼女は、異世界にもうひとりの「聖女」と共にイレギュラーで同時召喚されてしまい、一生をそこで暮らしていくことに。公爵家のセリウス・ラティオールに助けられながら、新たな世界での新生活を始めていきます。 一般的な中世RPG風の世界観ですが、魔物の血によって汚染された地には作物ができず世界的に食糧難になっているというのが本作の特徴です。 そんな状況下で、小百合は厳しい祖父に受けた教えを胸に、家名に恥じないよう自分にできることをなしていこうとします。小百合が基本的に素直で優しくて努力家という好感度の高い主人公で、推せます。 「異世界×和菓子」と聞いたら「1話から和菓子を作って異世界の人が気に入り感動〜」的なストーリーを想像しそうですが、本作ではそのような事情もあり、まずは元の世界での和菓子の材料に相当するものを探すところから始めていきます。そうした、地に足がついている丁寧な作劇に魅力を感じます。 食うに困っている民衆が多くいる世界で、甘い和菓子を頬張って幸せを噛み締める子供や老婆の姿には心が温まります。美味しいものをお腹いっぱい食べられるというのは、当たり前ではなく感謝すべき大いなる幸福なんですよね。 そして、本作のもうひとつの軸が、小百合とセリウスの関係です。こちらも一足飛びで男女の仲になるわけではなく、セリウスが自分にとって異性と関係を築く上で致命的であると思っていたポイントが、小百合にだけは当てはまらず特別な存在であることが解っていくなど少しずつ段階を経ていきます。 柔らかで優しいコミュニケーションを通して徐々に仲が深まっていく様子が何とも言えず微笑ましく、応援したい気持ちにさせられます。 大きな物語としては、クセのあるもうひとりの「聖女」の動向やおまけ扱いであった小百合に秘められたものなどもあり、お話の引きとなっています。 カバー下もとてもかわいく、和菓子好きとしては応援したくなる作品です。
アニメ版『戦隊大失格』のネタバレ総括
※ネタバレを含むクチコミです。
日常生活を描いた漫画なのに…
言葉で語り尽くせない程の、ギュッと心を鷲掴みにされる漫画。
流麗に描かれる楊貴妃と四神たち #1巻応援
夢枕獏さんによる戯曲「楊貴妃の晩餐」に叶松谷さんが器を作り天野喜孝さんがイラストを添えた豪華なコラボレーションを原案として、『きみを死なせないための物語』にも協力されていた中澤泉汰さんが精妙な絵でコミカライズを果たした作品です。 「あなたの四神はどこから?」 という話題が一時期流行っていましたが(私は『幽☆遊☆白書』です)、本作はやがて王の妃となり楊貴妃と呼ばれる楊玉環(ようぎょくかん)が朱雀・玄武・白虎・青龍の四頭の聖なる獣たちが人間となった姿と関係していく物語です。 何しろ世界三大美女である楊貴妃が主人公。となれば、マンガ化するにあたってはその美しさをヴィジュアルで表現する必要があります。その点で、中澤泉汰さんが見事に楊貴妃の美しさを絵で表現していることは単行本の表紙からも一目瞭然でしょう。着飾っている姿はもちろんですが、ひとりになって弛緩した瞬間の髪を結っている所作なども非常に艶やかで美しいです。 また、楊貴妃のみならず物語の主軸である四神が人へとなった姿もまた麗しく、複数人の美形男子と運命性を感じさせる関係を連ねていくのは少女マンガとしてとても強い部分です。 彼らがどんな人物となっているのかは読み進めていくと解りますが、歴史的には非常に著名な人物たちの競演となるので、ある種『Fate』シリーズ的な楽しみもあります。 幼くして本当の両親を喪ってしまった上に、自由意志を持てず命じられるがままで、常に男たちの欲望に晒される玉環の運命は過酷なものですが、それ故に引き立つものもあります。今を生きる人にも共感されるところは多分にあるのではないでしょうか。 戦後すぐに生まれ伝奇的な作品を得意とする夢枕獏さんの傑出した想像力が生み出す魅力は、今読んでも損なわれません。 中華ファンタジーが好きな方、美麗な絵で描かれる恋愛譚が読みたい方、複数の美形が登場する作品に興味がある方に強くお薦めします。 余談ですが、スペシャルサンクスの中に菅野文さんのお名前があったことに「おお!」となりました。
吉崎観音版『七人の侍』
※ネタバレを含むクチコミです。
戦国武将の身長が知れる歴史漫画
昔の日本人は栄養の問題なのか、今より平均身長が低かった。 と、いうのは聞いたことあったが、そこにフォーカスして描かれた歴史漫画が本作。 なかなか稀有な作品。 主人公長谷川は身長180センチ以上ある巨漢。 ひょんなことで過去にタイムスリップしてしまい、自身のタッパを活かして無双する流れ。 昔は平均身長150センチくらいだったから、ちょうど大人と子供くらいの体格差なんで、有利に働くというわけだ。 歴史の流れをかいつまみながら、歴史的な名将たちの身長も知れて、これがなかなか面白い。 武田信玄とか上杉謙信とか、意外と小さい。 個人的に推し武将の一人である山縣昌景がめっちゃちっちゃいのがウケた。 基本、体格差でゴリ押しする展開だが、昔にも長谷川と同じくらい、もしくはそれ以上の身長をもつ武将もあらわれ、ギャグだけでなく、きちんとバトルしているのも特徴。 歴史も、ただなぞるだけでなく、長谷川がきたことで改変されてしまう仕掛けもあって、先が読みにくいのも良かったです。 ただ、全3巻と短命なのが惜しい。 長谷川が成り上がるさまを、もっとみたかったと、素直に思える作品でした。
どこかズレてしまって、このような展開に
※ネタバレを含むクチコミです。
山賊の8人目の妻は美しく残忍な女だった
近藤ようこ先生の坂口安吾原作シリーズの第2弾。後書きによると原作は坂口安吾ファンに人気があるそうです。前作「夜長姫と耳男」と同じく残忍な美女に振り回される男の話なんですが、こっちの方がもっとグロテスクかも…。不気味だけどなぜか見惚れてしまうシーンの連続で、これは原作でどう表現されてるのか読み比べてみたくなりました。これから桜を見たらこの話を思い出しそうです。
作家と女子高生の共同生活、ヤマシタトモコの新連載
※ネタバレを含むクチコミです。
つ、続きを…!
1話目連載コンペの作品だと知らずに読んでしまった… だれか…今すぐ続きを読ませてくれ〜…泣
良いボクシング漫画
恋愛脳な女がひょんなことからボクシングの才能を見出され、彼氏を寝取られた恨みとジムの経営者と付き合いたい一心でプロにまでのぼり詰める話。動機はちょっとアレだけど、最終的に彼女にとってボクシングがなにより大事なものになっていたのが良かった。
みんなダサくて素晴らしい
自意識〜!!自意識自意識〜!!ってなりました。揶揄してるわけではないです。しっかり刺さりました。 1人が楽だから1人でいるんだしという振る舞い方をする井東と、思ったことをそのまま口にしてしまう谷口。 正反対な2人なのに、学校というコミュニティだと同じ括りになってしまうんですね。 空気読めない、ぼっち、コミュ障……自分で書いてて辛くなります。どの方向に振れてようが、はみ出したものはすべてなかったものになるのが学校。 でも、はみ出したものを受け入れられない奴らもコミュニケーションできてないんですよね。勝手に腹を立てて気味悪がって排除してしまう側もコミュ障(嫌いな言い方だけど)。 ハブられた側もハブった側もリアルにダサく描いてるのがいいなあと思いました。
新人漫画家による少年サンデールポ漫画
西村マリコさん、作品『帰らないおじさん』しか書いてなかったけど『部長は少女漫画家』もあるじゃないですか!(単著じゃないからかな) ルポ漫画もめっちゃ面白いです。めちゃくちゃ水飲んでるの笑った。 『僕が死ぬだけの百物語』の作者の方と高校時代からの親友というつながりもアツい。 ルポ漫画は新人勉強会と感謝祭について描かれていたけど、続きもあるのかな。もっと読みたいです。
お互いさま下心ラブコメ
池沢という男子は、女子の胸をからかってニヤニヤして、怒られると「褒めてるのに」と返すような典型的なカス…なんだけど、からかわれていた女子・江口さんも池沢くんを「そういう目」で見ていることがわかり池沢くんがびっくりして怒ると、「褒めてるのに…」と真顔で返す、というどっちもどっちなラブコメ。見られる側の気持ちがわかってよかったね。
もう少しフクザツな話なのかと思った
※ネタバレを含むクチコミです。
アイツノカノジョ
※ネタバレを含むクチコミです。
スコップ意味がわからない
テンション高めに感じるタイトル。 読んでみたら、第一話から意味がわからない。 スコップから繰り出される妙技の数々に、姫は決めた。 「究極」を意味する形容詞はスコップにしようと。 子供を作ることは「スコップ(動詞)」だったり、テンション高いままに、スコップとアランにハマっていく姫は、いったいどうしてしまったんだろう。 父王亡き後、偽物に取り代わられたことで、たいへん追い詰められていたんだろうか。 姫のテンションが、おかしくておもしろい漫画と思う。
推しのために奔走するオタクの話
推しがいる人で「なんで推しがこんな目に合わなきゃいけないの?」とか「推しにはもっと幸せになってほしい」と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。 この作品はそんな不遇な扱いをされる推しの為に奔走するオタクの話です。 この作品の主人公であるヘスティアは有能ですが、推しのためなら結構ムチャをします。 そして自分の利益は考えず、推しの幸せには何が必要かそして何が邪魔か考え実行できる能力と胆力があります。 そんな主人公に当の推しであるカエルスは小説の世界の人なのでそんな推しだとかの概念すら知りませんのでもちろん怪しまれます。 しかしある理由で憔悴しているため主人公がそばにいることを許して共にいることとなります。 小説の内容を利用し推しの為に一途に奔走する主人公とそんな主人公の姿を見て徐々に絆されていく推し。 復讐要素もありつつ、二人の関係の変化にも目が離せない内容です!
呪いか何かで奪われたのかと思いきや
※ネタバレを含むクチコミです。
サクッと作ったものすら宝物並みの性能
原作者さんは「ダメスキル【自動機能】が覚醒しました~あれ、ギルドのスカウトの皆さん、俺を「いらない」って言ってませんでした?~」の方と同じです。 こちらも奇想天外な展開と、読みやすいコミカライズでおもしろいです。 呪具師は、不人気な職業といっても、突き詰めたら無双できる職業だったという、まあ、よくある展開です。 無自覚な無双に加え、デザインセンス以外他者評価に対する意識が海峡の底よりも低いというアンバランスさがあります。 そして、主人公は職を突き詰めた結果、解呪しないと外れない以外、おおきなデメリットが薄い道具(デザインセンスは独特)ばかり開発しています。 変わった設定と思って読んでいたら、どうやらそれ以外でもなさそうな感じが、かつて所属していたSランクパーティから漂っています。 どうなるのかなというストーリーのおもしろさと、愛嬌のある主人公やヒロインたちが魅力的です。 よくある設定から、続きを読みたくなる作品を生み出せるのはすごいですね。
言葉にできない救いがある
この作品に抱く感情はまだ言葉にしたくないし、できないと思う。他者は他者であると強く思いながらも「呪縛」なるものが私のなかにもあって、それさえも自分を形づくるものであることに嫌気が差す。 この作品には、ほんの少しの違和感を肯定してくれる言葉がある。繰り返し、時間をかけて読みたい。
最高~~!!池沢くんと江口さんエロ~~!!そして可愛い~~!!二人ともまとめてエロい目で見ました。この二人のSEXY BODYでご飯3杯余裕で食えますありがとうございます。 自分の中高時代を思い出してはにやけました。最高だな学生って…すぐ近くにそういう対象がいる…それもたくさん…十人十色よりどりみどり…HAPPY…。 下心しかないラブコメ、とってもいいと思います。作者のmmk先生、涼風会長の憂なる日々の作画担当さんなんですね…どうりで見た瞬間好きだ…と思ったわけだ…。これからも追っかけて行きたい作品。