がんばれ農強聖女~聖女の地位と婚約者を奪われた令嬢の農業革命日誌~@COMIC

ファンタジーと思いきや、科学的。

がんばれ農強聖女~聖女の地位と婚約者を奪われた令嬢の農業革命日誌~@COMIC
ゆゆゆ
ゆゆゆ
4ヶ月前

さらに農強聖女とあるけど、全ては身につけた知識からの応用で、特殊魔法などのチートはない。 そもそも、聖女は信仰の対象であって、それ以上のものではないと言い切られている。 でも「このひとがそういうなら大丈夫」という、折れそうな心の支えには必要で、それがすごく強い力を発揮するようだ。 ひどい飢饉を乗り越えるため、先代聖女は身を粉にしてあちこちへ出向いた。 持てるものを持たさるものへすべて差し出し、幼い我が子にも次代聖女にも同じことを強いた。ある種、洗脳した。 ひどい飢饉の状況を目の当たりにした幼い主人公はトラウマを負ってしまったけど、先代聖女様も同じようにトラウマを負ってしまったのかもしれない。 再び飢饉を起こさないため、農業を強化するのが必須な状況。 先代は祈るだけでなく、直接的に作用する農薬を研究・開発した。 かわって、あまりにも清廉すぎて、おかしなことになっている主人公。 主人公のことを心配していたときもある、妹。 ひどい光景を目の当たりにしすぎた女の子が、知識を生かしながら、そのトラウマを乗り越えていくお話、ということでいいんだろうか。 トラウマ由来の呪縛がなんとかならないと、主人公も妹も救われない。

スパダリホストと溺愛子育て始めます 愛されリーマンの明るい家族計画

幼い弟とホストの育児BL

スパダリホストと溺愛子育て始めます 愛されリーマンの明るい家族計画
るる
るる
3ヶ月前

同級生だったイケメンホストの彩人とその幼い弟の空と偶然出会う壱成。 一見チャラい職業だけど実は真面目に1人で育児している彩人への尊敬の気持ちが少しずつ変化していく。 彩人もまだ若くて周りは遊んでいる中自分の境遇が不利になることもあるけど、壱成はそんなこと一切なく尊敬の気持ちを素直に伝えてくれたことが心に染みたんだろうな。 2人が協力しながら育児していく中で少しずつ気持ちが友情に変わっていくのが微笑ましかった。 幸せな育児BL。 (でも購入前にレビューで実子かどうかはチェックしたw)

僕とロボコ

クセが強すぎるメイドロボ

僕とロボコ
名無し
4ヶ月前

膝がナッパだったり充電アラートがジュ・テームだったりツッコミが追いつかないメイドロボ「ロボコ」が家にやってきちゃってさあ大変! もう1話から登場人物全員キャラが濃すぎてお腹いっぱいです。ギャグが全然途切れねえ…テンポよすぎる とりあえず2話もママがずっと包丁持ってるかどうかが一番気になってます

わたしたちが育てました

RPG世界のモンスター牧場にようこそ!

わたしたちが育てました
名無し
4ヶ月前

RPGをプレイしていて抱く疑問ーー「モンスターはどこから来るのか?」 少なからずありますよね それ専用の牧場「有限会社 魔界牧場」という答えを出したのが本作です。 打倒勇者の為それまで育てていたモンスター用の飼育場を、魔王軍のお偉いさんの命令で、より強いモンスターを育てるために解体したり、食用として売ったり…… ファンタジーに「下請けの悲哀」という要素を掛け合わせた目の付け所が光っています。 画風もがぁさんなど彷彿とさせる平成・萌えノスタルジックなものでたいへん魅力的 サキュバスの新人飼育員のティマちゃんがぽんこつえっちでかわいかったです(小並感 ティマが上司に抗議したりスライムを愛でたりする、一挙一動がとことん愛おしい。 またティマの独特なファッションが「瘴気を取り込むため」なのにクスリ。 全般にこうした理屈づけが上手いなと。ミノタウロスもかわいいです。ニッコニコで水浴びに来るシーンとか、すごく。小ネタのいっぱい詰まったお弁当箱のような楽しさ、読んでいてあります。 さてやられっぱなしとはいかないのですが、どうなるのかは読んでみてのお楽しみ♪ 本作以前にもいくつか読み切りを発表している平平平平(ひらだいらへいべい)、今後が楽しみなマンガ家です。

ガンニバル

日本文化の不気味さ、穢を描いている?

ガンニバル
江戸川
江戸川
4ヶ月前

途中で読むのを辞めてしまった。理由は、ただのホラーに終始しているように感じたからだ。村人を狂気じみた人相で描くのはおかしいのではないか。彼らにとっては当たり前の文化であり、そちら側の文化を、悪だと決めつけずに、なぜ悪なのかを問う漫画にしてほしかった。ただの娯楽作品。

しれっとすげぇこと言ってるギャル。―私立パラの丸高校の日常―

トロッコ問題すらしれっと解決するギャル #1巻応援

しれっとすげぇこと言ってるギャル。―私立パラの丸高校の日常―
兎来栄寿
兎来栄寿
4ヶ月前

https://youtu.be/JfvbpGcwyc8?si=87H35GAwt33QJS70 ここから始まった『私立パラの丸高校の日常』。YoutubeやTikTokで人気でしたが、コミカライズもされその1巻が本日発売となりました。 本作は全員何かしらの特殊能力を持っている世界における、私立パラの丸高校を舞台にした、ゆるい群像コメディです。 元々は、ぴかるんことただ体が発光するだけの能力を持った多々光(ただひかる)が主人公でしたが、元の動画版の方でも別格の再生数を誇り大人気のギャルズがこちらのコミカライズ版では主人公のようになっています。 未来視(ヴィジョン)の能力を持つ見里未来(みさとみらい)さんと、平行世界移動(バタフライエフェクター)の能力を持つ黒髪ロングストレートギャルの「へー子」こと平翔子さん。 共に超絶チート級の能力を持ちながら、ギャル特有の異常に軽いノリが合わさって化学反応がものすごいことになっています。 2話の平行世界移動を繰り返す話での 「ここ有機生物が酸素を必要としなかった世界だ」 「えーじゃこっちのうちらなにで代謝してるん?」 「ベリリウム」 「やば 緑柱石かよ」 「まあ酸素と同じ第二周期だしね」 という会話など大好きです。「あーね」とか「が?」「が」くらいのテンションで気軽に物理法則が捻じ曲がっていくのえぐちです。 皆大好き、オタクに優しいギャル回では、マンガを描いていたクラスメイトに 「てかこれワンチャン『転スラ』に影響受け過ぎ?」 「『盾の勇者』もじゃね?」 と、異世界ものへの解像度が高く的確にアドバイスする様も激チルです。 「説ある」が「説あるコアトル」に進化するなどの語彙の無限の羽ばたきも、ギャルらしさが溢れていてエモです。更に、本作には競馬回ありホラー回あり巨女ありと、さまざまな属性の人が引っかかるフックが存在します。 作画を担当しているのが『いびってこない義母と義姉』や『通りがかりにワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー』のおつじさんということもあり、ヴィジュアル的にもつよつよで、未来とへー子がより魅力的になっています。 時折捩じ込まれる『ハンターハンター』や『エヴァ』ネタも私には効きます。巻末おまけも10Pもあるので、単行本でまたじっくり楽しむのも良きでしょう。

●特装版●怨霊奥様

奥様は怨霊

●特装版●怨霊奥様
ゆゆゆ
ゆゆゆ
4ヶ月前

仲睦まじい新婚生活。 爽やかな朝。 普通の家庭と違うところは、奥様は怨霊。 興奮すると目から鼻から血がぶしゃーっ。 油断したら首が変な方向に曲がっているし、普通に笑っているはずが白目。 笑った顔がカワイイという、生者の旦那様のお言葉のあと、恐怖しか呼ばない笑顔を見せられ、その笑顔に旦那様も怯え、何が起こっているんだ?!?!と混乱する読者の自分。 実際、カワイイ笑った顔も見れたのですが、ベストタイミングでないとコワイ。 とはいえ、当初と比べると、徐々に怨霊怨霊したかんじから変わってきているらしく、だんだんすてきなお顔の瞬間も増えているような。 そしてレミさん、地縛霊で離れられないのかと思いきや、普通にあちこち出かけている。 なぜあんな場所に封印されていたのか。 50巻まで刊行されているようなので、読み進めたらいずれわかるのかもしれない。

呪文よ世界を覆せ

売れない芸人が"短歌"で人生を変える #1巻応援

呪文よ世界を覆せ
sogor25
sogor25
4ヶ月前

漫才コンビ「虎蜂」のボケ担当・虎屋戸太郎は、相方がピンで売れてしまい、コンビとしての活動は鳴かず飛ばず、さらに同棲中の彼女の浮気現場に遭遇してしまい家を追い出されるなど散々な日々を送っていました。 そんなある日、戸太郎は突然龍田多悠多という女性から話仕掛けられます。 妹と歌集専門の書店を営んでいるという彼女の導きで、31文字という限られた言葉で心を紡いでゆく「短歌」の世界に戸太郎は触れてゆくことになります。 現実でも、ピン芸人・鈴木ジェロニモさんが歌集『晴れていたら絶景』を文学フリマで販売したり、雑誌『BRUTUS』で鈴木さんとピース・又吉直樹さんの短歌に関する対談が掲載されたりと、少しずつムーブメントになりつつある”芸人×短歌”。それに追随するような形でこの作品にも注目が集まればいいなと思います。 1巻まで読了

ゴールデンマン

記憶喪失になった正義のヒーロー。この物語の本当の姿とは…? #1巻応援

ゴールデンマン
sogor25
sogor25
4ヶ月前

自由の街・ネオヨークを守る正義のヒーロー「ゴールデンマン」が救助活動中に失踪。 しかし、実はその現場では記憶を失った1人の男がゴールデンマンのサポートチームにより保護されていました。 そんな中で街に現れた、人々の生活を脅かす怪人・ヴィラン。 周囲の振る舞いを見て自分が「ゴールデンマンの正体」だと悟っていたその男は、記憶喪失のままゴールデンマンに変身しヴィランを倒してしまいます。 これはそんな記憶喪失のヒーローとサポートチームたちの物語…果たして本当にそうでしょうか? 1巻まで読了

白蛇のはなむこ【電子単行本】

執着が運命を狂わせる偏愛の物語 #1巻応援

白蛇のはなむこ
sogor25
sogor25
4ヶ月前

不運体質のせいで学校でも孤立している高校生の新妻椿は、唯一の友人である1つ年上の幼馴染・月吉咲陽(さくや)に片思いしていました。 しかしある日、2人で下校中にその咲陽が通り魔に刺されてしまいます。 ところが、致命傷を負ったはずがすぐに立ち上がる咲陽。 なんと、彼女の身体には神の使いの白蛇「白夜」を名乗る存在が乗り移ってしまっていました。 咲陽と記憶を共有していて彼女に成り代わり生活をし始めた白夜は、椿と夫婦になるために咲陽の身体を手に入れたと言います。 果たして白夜のその発言の真意とは? 白夜に奪われた身体に咲陽を戻す方法はあるのか? そして全てが始まる前、物語冒頭に咲陽が発した言葉の意味とは? 謎が謎を呼び、執着が運命を狂わせる恋物語です。 1巻まで読了

そしてヒロインはいなくなった

50歳差の奇妙な縁 #1巻応援

そしてヒロインはいなくなった
兎来栄寿
兎来栄寿
4ヶ月前

『けむたい姉とずるい妹』、『かけおちガール』など今をときめくばったんさんの新作です。 よく「男はフォルダ保存、女は上書き保存」などと言われますが、それも当たり前の話ですが人によって千差万別。 この物語は、上書き保存できない女たちが主人公です。 共に男に逃げられたことを共通点として居酒屋で知り合った、半世紀分の年齢差があるトラさんと妙子。奇妙な縁で結ばれたふたりは、お互いに新たな相手を見つけようと頑張ってみるものの、どうしても心の中に忘れられない相手がいる。そんな様子が、ばったんさんらしい豊かな情緒で綴られていきます。 普段はクールで押しに弱い性格であるものの、トラさんに対してはそのときの状況もあって強い口調で忌憚なしに言いたいことを言い、それも功を奏して不思議と気の置けない関係となった妙子。 トラさんも、自宅に呼んでコーディネートをお願いするくらい妙子のことを気に入っているのが良いです。普段、家では猫くらいしかいない孤独な暮らしをしているであろうトラさんにとって、妙子と憎まれ口を叩き合う時間がどれだけ眩いものであるか。 人生の先達としてのトラさんの言葉も、含蓄に富んでいます。 ″いいか悪いかなんて自分で決めな″ ″自分で決めたことけなすんじゃないよ″ という節などは、特に好きなところです。自分の選択に自信を持ち美学を大事にして生きるトラさん、本当にカッコいい。飲み屋で管を巻くのはともかくとして、老いてもこういう風でありたいと思える人物像です。 そんな彼女たちのそれぞれの道は、関係性はどうなっていくのか。見逃せない物語です。

南さんはあざといい子

あざと不器用系OL南さんがかわいい

南さんはあざといい子
野愛
野愛
4ヶ月前

美人できゅるきゅるしてて仕事のミスは全部男性社員にフォローしてもらってるキラキラあざとい系OL南さん。 ごく普通の展開なら全部計算の上でやってて教育係と揉めたりするけど、南さんはそうじゃない。 女性の先輩と仲良くなるためにがんばるし、ミスしたら絶食して自分を罰するし、不器用でまっすぐで独特だけどめちゃくちゃいい子! 絶食はしなくていいし仕事の効率も下がると思うけど、こんな後輩がいたら全力で可愛がってしまうな……。 南さんの無茶苦茶なドジエピソードだけを楽しむ作品ではなく、南さんを通じて様々な女性社員が自分を見つめ直していくので仕事漫画としても素晴らしい。 愚直にがんばっていれば誰か見てくれるんだよね…いう学びもある作品です。

けだものたちの時間~狂依存症候群~

【閲覧注意】異常者同士の共依存

けだものたちの時間~狂依存症候群~
六文銭
六文銭
4ヶ月前

結構なえぐさ。 共依存というか、あたおかな案件と言っていいくらい狂っている感じ。 怖いものみたさで読むと、心削られるので読むのに注意です。 ストーカーに誘拐されたモデル。 ストーカーの住むゴミ屋敷の中で暴力を受けながら、徐々に心も支配されていく展開。 というのも、ストーカーも、自身と同じように毒親からの影響を受けていた過去を知り、共感しはじめてしまう。 当初はストーカーに対して暴力による恐怖がメインだったが、やがて同情にかわり恋愛へ発展する。 この流れが、字面だと異常だと思うかもしれないが、読んでいて違和感を感じさせないからすごい。 ただ、少し経つと いやいや、やっぱおかしいだろ と思えるので、まだ自分は正常なんだと再認識できる。 そして物語がすすむと、このストーカーに対し反逆するのですが、この3巻あたりからの展開も、まぁエグいので気になった方はぜひ読みすすめてほしいです。 正直、胸糞しか残らないので、その点はご注意ください。

いつか死ぬなら絵を売ってから

ゾクゾクする芸術の世界

いつか死ぬなら絵を売ってから
Nano
Nano
4ヶ月前

ネカフェ暮らしの清掃員で無名の絵描きである一希と、そんな一希の絵に魅せられた透の話。芸術の世界を知れてわくわくするし、なにより各キャラクターの描写がすごくいい。「バカにするな」と金を突き返す一希は最初見た時モヤモヤしたけど、読んでいくにつれ過去の背景が分かって心情が理解できたし、それでも引き留める透の熱い気持ちや見えてる世界だとか一希との違いだとか……。うまく言えないけどそういう差すごく良いです。 というか冒頭のシーンも伏線だったわけだしまだ気になるところもたくさんあるし、キャラクターもいいし、物語としてすごく面白いしクオリティが高い気がする。今後の展開が楽しみ。とりあえず1巻読了。

化物嬢ソフィのサロン

皮一枚だけを治す魔法 #1巻応援

化物嬢ソフィのサロン
兎来栄寿
兎来栄寿
4ヶ月前

皮膚病の娘を持つシングルマザーでアラカンの田中まりこが、魔法の存在する異世界の令嬢ソフィ・オルゾンへと転生する物語です。 ソフィは原因不明で魔法でも治療不可能な謎の皮膚病も持ち「化物嬢」と呼ばれ、「私は人でありたい」という言葉と共に窓から飛び降りた少女。しかし、そこにオカン力の高い田中まりこの記憶と生命力が宿ったことで、ソフィは変貌を遂げていきます。 ソフィは、大きな怪我などは治せないものの皮一枚分だけを癒す弱い魔力を持っており、まりこ時代の娘が患い悩んでいたような皮膚の問題を抱える人のために「化物嬢ソフィのサロン」を開業します。 私も小さいころからアトピーであったり尋常性疣贅であったり肌のトラブルが多く皮膚科に通い詰めている子供でしたので、少なからず気持ちが解る部分があります。 たった皮一枚、されど皮一枚。それが解消されるだけで日々の生活が、人生が、どれほど変わることか。主人公のまりこ=ソフィも、娘がそれでどれだけ苦しんできたかを身をもって体感してきているからこそ、その仕事に使命感を燃やせるのが伝わってきます。 皮一枚のトラブルといっても人それぞれで、傷痕であったり消したい刺青であったり、さまざまな物が存在します。それを消し去って、新たな人生を歩んでいけるようにするさまは非常にハートフルで、読んでいて元気がもらえます。 こちらは紺染幸さんの小説のコミカライズですが、マンガ担当のなまざかなさんの絵も素晴らしく、人物も背景や小物も綺麗で魅力的です。主人公のソフィもかわいいですし、1巻で登場するクロコダイル国の王女アニーが個人的に好きです。 おまけマンガで描かれるお話も温かく、懐かしい記憶を呼び覚まされました。近所に大きい病院ではなくおじいさんがひとりで営んでいる皮膚科があり、そこの独特の匂いと、静寂の中に古い時計が針を進める音だけが響く空間が何とも言えず好きでした(そこで『週刊少年サンデー』が置いてあり、『うしおととら』などに滾っていたのも良い思い出です)。何より、その老先生がとても穏やかで優しくて、通うのが苦ではなかったのはありがたいことだったなぁと。あの時に受け取った温かさを忘れずに、私も世界に返していきたいと思い直しました。

アンダーニンジャ

緩急が面白い

アンダーニンジャ
alank
alank
4ヶ月前

まだ20話目くらいですが。 気の抜けた雰囲気のなかに緊張感漂っている感じ。今の所設定や伏線たくさんで、今後どう繋がっていくのか楽しみ。 キャラクター達がみんな一癖も二癖もあり、異質な世界観です。それだけだと変なマンガで終わりそうですが、アクションがピリッと入るのでその緩急が面白いです。 普通ならこの鉢合わせはバトル突入でしょってところで何事もなく流れたりとか、緩急そのもの。 まだ読んでない人、おすすめです。

穏やか貴族の休暇のすすめ。@COMIC

ほんのりBL

穏やか貴族の休暇のすすめ。@COMIC
ゆゆゆ
ゆゆゆ
4ヶ月前

もしくは上に立つ者から振りまかれる優しさと、それを求める人たち。 異世界から別の世界へ謎の転移した主人公リゼル。 裏表もしくは層になっている世界を超えてしまったのではと、説明にあったが、かまぼこの話をしながら世界を超えるって、どういうことなんだろう。 リゼルは息をするように、相手がほしい言葉をいい、適度に触れ、モブを含む登場人物を魅了していく小悪魔的な存在。 周囲の登場人物たちは男ばかりなので、ほんのりBL。ちょっと過度な思いやりと束縛。 どんどん魅了していくけど、リゼルは、元教え子であり主である彼が第一。 彼がいつか連れて帰ってくれるだろうと信じ、この世界での生活は休暇としてゆるやかに過ごしている。 いつか帰るということは、居なくなるというわけで…。 出会った人たちとどのように別れるんだろう。 ほんのりBLが、おもしろい一面を見せてくれそうな気がする。 人間関係を中心にして描くと、そのようなゆるいBLだけど、どう見ても貴族のジゼルが、冒険者ジルとともに迷宮へ向かったり、依頼をこなしたり。 基本的にはほのぼのとした漫画と思う。

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