ぼさつ。
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名無し

ストーリーとしては、結局どういうこと?という気持ちが残る読後感だった
あの有名な「蜘蛛の糸」がモチーフなのはわかったけど…
あの子は最後、どうなったの?

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このクチコミを見て作品を読んだのだけど、不思議な作品だねぇ…
私は少年と蜘蛛の中身が入れ替わったんじゃないかと思った、最後に蜘蛛が釈迦と呼ばれてて、あの2人(?)も入れ替わってたのかな?と
途中で「おじさんの糸」から「おでの糸」と言っていたし少しずつ変化してたのかな?

コメントありがとうございます!
少年と蜘蛛が入れ替わった、確かにそう仮定して読むと納得感があるかもです!少年は最後の方、人間とは違う何かになったような感じでしたよね。
燃やしていた新聞に小5男児行方不明と書かれていたのも意味深でしたね。

私なりの解釈。

最初、間田は蜘蛛の糸で脱出できた世界線の、カンダタの生まれ変わりじゃないだろうかと思った。前世の罪があるため、人間界の最下層からリスタートさせられている。

蜘蛛は、そんなカンダタが気になって人間界に様子を見に来ているブッダの化身で、お付きの菩薩はお地蔵さんっぽいので常不軽菩薩だろうか。

蜘蛛の糸で、再びカンダタに救いの手を差し伸べるも、便利なモノにはやはり副作用があり、いくら使っても尽きない糸(人間の欲)にズブズブと沼るカンダタ。

先生との関係が危うくなった時、蜘蛛が邪魔してカンダタの目を覚まさせたのは、やはり釈迦なりにカンダタに対する救いの手だと思う。

目を覚ましたカンダタは一切の欲を捨て去り、限りなく悟りに近い存在=菩薩に至った。すべてを捨て去った動物のような姿は、手塚ブッダに登場するナラダッタ先生を彷彿とさせる。

なんだかんだ釈迦はカンダタのこと好きすぎだろ!って思った。

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すごく魅力的な作品だったけどにコメントする