強ガール

強くなるって簡単なことじゃない。

強ガール
Pom
Pom
1年以上前

雪ちゃんの、強くなりたい。そのために自分で自分を守るために立ち向かい、自分と向き合って頑張ってるその姿に、グッとくる。  自分を守るために、逃げるんだって、良い言葉だな。涙なしでは強くなれないんだな。 雪を見守ってる友人アキちゃん。 二人支え合ってて素敵な関係だなって思う。 ストーリーも面白い。 誰が読んでも、ハッとさせられる箇所はあるんじゃないかなと思う、良きマンガでした。

星の輝き、月の影

故郷が“被災地”になってしまった人々のその後を描く #1巻応援

星の輝き、月の影
nyae
nyae
1年以上前

じぶんが生まれ育った場所や今暮らしている場所がある日突然“被災地”になって、長い期間、もしくは一生離れなければならなくなったら、自分ならどう思ってどうしていただろうとあらためて考えるきっかけになる一冊です。 2011年3月11日に起こった東日本大震災を描いているのでフラッシュバック等が心配される方にはお勧めできませんが、リアルな津波描写はなく、津波被害地域外にいて怪我もなく無事だった女性が主人公の物語です。しかし彼女は恋人が震災によって亡くなっている可能性が高いという設定です。 主に、東日本大震災によって故郷が被災地となってしまった人々のその後の生活や知られざる苦労、どうにかして再生しようともがく姿を描いています。 あれから11年経ちましたが、20年30年経っていようがこういう漫画の存在は必要だなと思います。

ニューヨーク・ニューヨーク

「ニューヨーク・ニューヨーク」読んでみた

ニューヨーク・ニューヨーク
名無し
1年以上前

マンバのクチコミをきっかけに知った作品です。公式のあらすじで「ゲイをテーマに愛とヒューマニズムを描く野心作」と紹介されてますが、それが一番しっくりくる文句なような気がします。全4巻とは思えないくらい濃密な内容です。2巻の作者コメントには「単行本発売後に本屋を何軒か回ったら店ごとに置かれてるジャンルがバラバラだった(サイズの問題もあったらしいですが…)」と書いてありましたが、当時でも敏感な読者はしっかり理解してただろうけど、どういう漫画なのかチンプンカンプンだった人も多かったんだろうな。今だったらそんなことなさそう…かな?改めて少女漫画の懐の深さを感じた作品でした。

家事代行機械 ハルくん

なんでもやってくれるアンドロイド

家事代行機械 ハルくん
名無し
1年以上前

美青年型お手伝いアンドロイドのHALくんは家事代行だけではなく、持ち主であるマダムとその夫の性生活もお手伝いもする万能っぷり。しかし壁越しにその営みを聞いていた隣人の女性小説家から「意志のない機械は哀れ」だと言われてしまう。けれどもその小説家は自分に経験がない為に性描写が上手く書けないことに悩んでいた。 アンドロイドのHALくんの美しさが際立ってました!どんな仕事でも嫌という感情がなくて一生懸命なんですが、何となくハルくんは洗濯物を干してる時が一番楽しそうな気がするな…。隣人達の挙動に興味津々な小説家がどんなアクションを起こして来るのか、後編が楽しみです。

センゴク

センゴクの感想 #推しを3行で推す

センゴク
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

・読んだ直後に思ったこと 作者が現地行ってレポートを元にマンガを描いているすごいよかった。 ・特に好きなところは? 武田信玄がらみの三方ヶ原の戦い前後が特に良い ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 掲載誌がヤングマガジンだからか初期は意味のわからないエロシーンが多いのが気になったが充分面白かった。 次は続編の「センゴク天正記」を読む

Mr.ロボット

ロボットのような殺し屋の過去

Mr.ロボット
名無し
1年以上前

殺し屋の太郎はロボットのように無感情で人を殺すので、育ての親であるボスからは仕事が完璧だと信頼されています。そんなある日ふとしたきっかけで本当の家族の記憶がよみがえってきました。彼の父親は発明家でしたが最高傑作のロボット「タロウ」のことしか頭になく、母親も完璧じゃない息子「太郎」のことを嫌っていました。こうした歪んだ環境の中で「このロボットさえいなければ…」という考えが浮かんだ太郎はタロウを粉々にしてしまいます。それを父親が目撃して…というところまでが前編です。 雑誌に掲載された神羊弱虫さんの作品は今のところ全部読んでると思いますが、より絵が洗練されてきて引き込まれるコマが増えたように感じます。最後の父親の真っ黒な目にゾッとしました…。これは後編でどうなるのか。太郎に人間らしい感情が戻ることはあるのか。気になるところです。

住みにごり

『契れないひと』たかたけし先生の新連載

住みにごり
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
1年以上前

『契れないひと』たかたけし先生の新連載『住みにごり』がスペリオールで連載開始! 29歳サラリーマンの主人公が長めの夏休みもらって帰省した実家には35歳無職の兄がいて…。 まず冒頭の始まり方にめちゃくちゃビビりました!コミカルさと不穏さのバランスが好きです。 このまとわりつくようなネトっとした雰囲気でこれからどうなっていくか全く予想がつかず楽しみ。 前作の『契れないひと』とかヤングスペリオール新人賞受賞した『風俗に行っただけなのに』から考えると、哀愁を含んだギャグ方面なのかな、とも思うけど、同誌で原克玄先生原作の『フォビア』もやってるし、コメディとホラーって表裏一体の部分あるのでどうなるのか…。 でもギャグにするにしては要介護の母とヤバそうな引きこもりの兄と怖そうなタイトルだったり、ホラーにしては笑える感じあったりますが、いまのところはかなりページめくるのドキドキしてます。 タイトルの『住みにごり』にはどういった意味があるのか。濁り。 「引きこもり」みたいな語感ですが。 あと二階の秘密とは…。

ザッケン!

雑草研究部のキラキラ青春物語

ザッケン!
野愛
野愛
1年以上前

漫画に登場する部活は大体魅力的です。熱血でもゆるゆるでも運動部でも文化部でも、青春っていいもんだなあと感じます。 ちょっと地味めな雑草研究部を題材にしたこの作品も、青春のキラキラが詰まった素敵なお話です。 主人公のゆかりは夢中になれるものが見つからない女の子。部活に入って青春を謳歌しようと思うものの、やりたいことが見つかりません。 そんな彼女が出会ったのは雑草への愛が深い女の子・ドクダミちゃん。 廃部寸前の雑草研究部(通称ザッケン)を存続するべく、部員&顧問探しに奔走しています。 変わり者だけどまっすぐでピュアなドクダミちゃんに巻き込まれて、ゆかりの世界が広がっていくのがとても眩しいです。 ドクダミ茶飲んだりお花ネイルしたり活動内容も楽しそうです。 ちょっと地味なザッケンだけど、友情も努力も青春のキラキラも見たいものは全部揃ってます。

父と子

珍しい?父と子のほのぼのエッセイ#1巻応援

父と子
六文銭
六文銭
1年以上前

ツルゲーネフのそれではなくて、父と子の日常を描いたほのぼのエッセイです。 自分自身父なのと、家族のエッセイは沢山あるのですが、父親と息子の構図って珍しいなと思い読んでみました。 そして、すごく癒やされました。 最初、父と子なので父子家庭だったらどうしようとビクビクしてましたがーなんというか、母親がいない、それでも気丈にふるまう子供(特に男の子)の姿って、それだけで切なくないですか?ーお母さん海外にいるだけなので安心してお読みください。 息子(はーちゃん)を想うお父さんの姿と、はーちゃんのお父さんの好き具合がタマらないです。 また、お父さんが無口なのもいいですね。 言葉の代わりに、きちんと行動や態度で愛情を示しているのが、ぐっと伝わってきます。 同じ年頃の子を持つ父親は読んだ後、抱きしめたくなること請け合いです。 続刊あるのかわからない終わりかたですが、次の巻はお母さん帰ってくるのかな? 家族3人のやりとりもみてみたいなと純粋に思いました。

ストロベリー

主役がロシア美女姉妹でもいつも通り

ストロベリー
かしこ
かしこ
1年以上前

大阪人の父親、亡くなったロシア人の母親の連れ子だった姉妹、父親と母親が結婚してから生まれた弟、ちょっと不思議な家族構成だけど仲はとってもいいんです。ロシア人の血を引いてる美人姉妹のダリやんとナス子ちゃん(本名はダリアとアナスタシア)がいいキャラしてはります。そんな2人の職業は網戸なんかに刺繍するアーティスです(なんか分かんないけど現代っぽくていいね!)。途中から「セケンノハテマデ」の主人公モーちゃんとダリやんが自然な流れで恋仲になるのが面白かったな〜。あれからモーちゃんがバツイチになってたのには驚きでしたが…(銀座でホステスしてたあのお姉さんとまだ続いちゃってんのかな?とか妄想しちゃいました)。チラッと「誰も寝てはならぬ」のハルキくんのビーズ刺繍作家のお姉さんも登場されてましたし、サライネス作品は読み込むと楽しいですな。

何劉君の思い出-人間有味-

この海外漫画の情報が知りたい

何劉君の思い出-人間有味-
名無し
1年以上前

「GoloZhao」という海外の方の作品が気になっているのですが、ググってもほとんど情報が見つかりませんでした。作風を見る限り、明らかに日本のアニメや漫画の影響を受けてると思われますが、何も情報がないのが不安で、まだ試し読みしただけで作品は買ってはいないです。 この作品・作者さんに関する情報を知ってる方がいましたら教えてほしいです。 よろしくお願いします。

ヴァンパイア十字界

SFファンタジーバトルではあるが

ヴァンパイア十字界
名無し
11ヶ月前

ミステリーの駆け引きが核にあって、引きよせられる不思議な趣になっていますし、二転三転しつつ一度否定された話が再度復活のひっくり返しなど原作者が推理作家らしい良シナリオだったと思います。 暗い作風で、古い少女漫画趣味な絵柄が人を選びますが、そこさえクリアできるならお薦めしたい作品です。

ムギとペス ~モンスターズダイアリー~

なるほど、こういうのもあるのだ

ムギとペス ~モンスターズダイアリー~
さいろく
さいろく
1年以上前

「BEASTARS」でてっきり獣の擬人化世界を脳内占拠されていた。 そうだよ、人がいたっていいじゃん。 そして、殺伐とした問題提起とかしなくていいじゃん。 これはそういうほのぼの、かつ多くの獣人がその特徴をもって悩みを少しスッキリしたりするストーリーが満載で面白い。 この例え方は良くないんだけど、BEASTARSと天地創造デザイン部を足して世界観を現代にしたような感じ?かな。 私は好きです!

終のひと

人の終わりに携わることとは

終のひと
Pom
Pom
1年以上前

知ってはいたけど、中々ダークな内容だなって思い手が出せなかったんですが、やっぱり読みたいなと思い読んでみました。 途中で断念することもなく、3巻まであっという間に進みました。と言うか、読めてしまう。 葬儀屋の仕事を知ることができる。 仕事なんだよなぁ。。 所々で色々と考えさせられるマンガだと私は思います。

男の条件

たまに読み返したくなる

男の条件
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

梶原一騎/川崎のぼるのコンビのマンガを疲れずに読めるというのは自分の調子をわかるのにちょうどいいかなと思っていてちなみに今回はむちゃくちゃ疲れた。男の条件は「バクマン。」でも紹介された通り5か条が有名なマンガで内容に関しては読んで確認してほしい。 今読み返すと色々ツッコミどころがありツッコミたいところだがそういうのではなく男谷草介と旗一太郎の生き様に共感すればいいだけだな

煌めく恋は異世界で

幼なじみを追ってたどり着いたのは異世界!? #1巻応援

煌めく恋は異世界で
sogor25
sogor25
1年以上前

主人公の女子高生・ひまりには煌という幼馴染がいましたが、幼いころは優しかったのにいつの間にか彼はひまりに冷たく接してくるようになり、気付くと2人は疎遠になっていました。 ある日、そんな煌が突然ひまりの家にやってきて、謎の古風なイヤリングを渡しただけで帰ってしまいます。 その不審な様子が気になったひまりは彼の後を追ったのですが、彼がとある神社の鳥居をくぐった先に消えてしまうのを見つけます。 慌てて後を追った彼女が鳥居をくぐると、そこは古代日本のような異世界でした。 この作品はそんな経緯で異世界に送られ元の世界に帰れなくなってしまったひまりと、どうやらその異世界では“若様”と呼ばれる存在らしい煌が異世界で暮らしていく様子を描く作品です。 1巻まで読了

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