家族であるがゆえの薄ぼんやりとした壁
なんとなく分かりあえてない家族の話なのかな? 登場人物の生き方や趣味はそれぞれ興味深いが、そっちの掘り下げというよりは、家族であるがゆえの「分からなさ」と「踏み込みづらさ」とかがテーマという感じ。 現代の家族ってたしかにぼんやりとした、互いを見ないことで成立している側面も感じるし、面白いかもしれない。まだあんまりよくわからないので、今後に期待したい。
大阪人の父親、亡くなったロシア人の母親の連れ子だった姉妹、父親と母親が結婚してから生まれた弟、ちょっと不思議な家族構成だけど仲はとってもいいんです。ロシア人の血を引いてる美人姉妹のダリやんとナス子ちゃん(本名はダリアとアナスタシア)がいいキャラしてはります。そんな2人の職業は網戸なんかに刺繍するアーティスです(なんか分かんないけど現代っぽくていいね!)。途中から「セケンノハテマデ」の主人公モーちゃんとダリやんが自然な流れで恋仲になるのが面白かったな〜。あれからモーちゃんがバツイチになってたのには驚きでしたが…(銀座でホステスしてたあのお姉さんとまだ続いちゃってんのかな?とか妄想しちゃいました)。チラッと「誰も寝てはならぬ」のハルキくんのビーズ刺繍作家のお姉さんも登場されてましたし、サライネス作品は読み込むと楽しいですな。
サライネス、約3年ぶりにモーニングに帰還。父親、娘二人、そして息子の4人で暮らす湯本家。でも娘二人はどう見ても外国人顔で・・・。ちょっと不思議な4人家族の物語、開幕。サライネスが、家族とはなんぞや? と、薄ぼんやり問いかけます。あ、猫も2匹出てきますよ!
サライネス、約3年ぶりにモーニングに帰還。父親、娘二人、そして息子の4人で暮らす湯本家。でも娘二人はどう見ても外国人顔で・・・。ちょっと不思議な4人家族の物語、開幕。サライネスが、家族とはなんぞや? と、薄ぼんやり問いかけます。あ、猫も2匹出てきますよ!