名無し

殺し屋の太郎はロボットのように無感情で人を殺すので、育ての親であるボスからは仕事が完璧だと信頼されています。そんなある日ふとしたきっかけで本当の家族の記憶がよみがえってきました。彼の父親は発明家でしたが最高傑作のロボット「タロウ」のことしか頭になく、母親も完璧じゃない息子「太郎」のことを嫌っていました。こうした歪んだ環境の中で「このロボットさえいなければ…」という考えが浮かんだ太郎はタロウを粉々にしてしまいます。それを父親が目撃して…というところまでが前編です。

雑誌に掲載された神羊弱虫さんの作品は今のところ全部読んでると思いますが、より絵が洗練されてきて引き込まれるコマが増えたように感じます。最後の父親の真っ黒な目にゾッとしました…。これは後編でどうなるのか。太郎に人間らしい感情が戻ることはあるのか。気になるところです。

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後編読みました。ガーンと心に響くような山場はなかったですが、タロウの孤独がジワジワと伝わってくる深みのある後半だったと思います。警官がポツリと「救いようがない」とつぶやくシーンがカッコよかったです。悲しい過去のせいでロボットみたいになっちゃただけじゃなくてロボトミー手術まで受けてたとは…。

みすたーろぼっと
Mr.ロボット
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