境目の曖昧さ
シンガポールでは温帯の果物はかたいという新たな知識
ほんわかとした絵は、日本のエッセイ漫画絵風にした結果なのかなぁ。 アメリカで連載されていたコミック表紙はダークな感じだったので、ギャップが大きい。 とはいえ、4コマで綴られるほんわかとした話と絵柄に、あの漫画この漫画のキャラクターだけでなく、外国のイラストによくある充血した目玉の人が出てきておもしろい。 特に好きなところは、突然座禅を始めること。 実際は突然ではないのだろうけど、周りに座禅をする人がいないので、印象に残っている。 シンガポール人から見た日本の話から、日本の出版社へ漫画持ち込みの話へ。 いろいろあったようだけど、作者さんが筆を折ることにならなくてよかった。
ピュアラヴ!
人外 ✕ 異世界へ転移した会社員女性による、恋愛漫画です。 女性は転移前はブラック企業勤め、設定によると実家では搾取子。 異界では、ペットとしてゴロゴロ食っちゃ寝を許され、さらに優しくしてもらえる環境。 良い環境で、身体ともに傷が癒えてきたようです。 同じペットでも『あっ、次の仕事はバケモノ退治です。』とは大違いだなあと思ってしまいました。 特に好きなところは、異形頭さんの体格とオネエ言葉です。 元軍人とあったので、そういう系統の体格なのでしょう。 顔がツルンとした雰囲気の異形頭なので、顔に注目しがちだったのですが、ニンゲンちゃんを触る手や腕を見てドキドキしてしまいました。 オネエ言葉はクマやらなんやらと比べると怖い頭なので、怖がられないようにするための、防壁なのかもしれません。 人外✕少女の恋愛ものが好きな方にはおすすめです。 人外と書いてますが、あちらの世界ではニンゲンのほうが“人外”…。
社会人設定いる?
(あまり良い例えではないというのを理解した上で敢えて言わせて貰うが)先輩はじめ登場人物悉くの頭が特殊学級の子といった具合の感じで、見ていてただただキツくて気持ち悪い。まともに社会人できるわけなさそうな言動のやつらばかりで見てて辛い。
地方からの東大受験って可能なの?!
小学5年生の娘さんから突然「私、東大に入りたい!」と言われてお母さんは動揺します。どうやら娘さんはドラマの弁護士さんに憧れた&離婚前に住んでいた東京のお友達から中学受験をすると言われて触発された模様…。相談したママ友や塾の先生からは「地方から東大は難しい」と言われてしまいますが、娘さんの気合を見込んで親子で東大を目指して中学受験を頑張るというお話です。
主人公はホームズ?いいえ、子供たちです
19世紀英国を背景に、コナン・ドイルのシャーロックホームズの事件簿をなぞらえていくスタイル。 産業革命中期頃、まだ貧富の差、身分の差が大きく、子供たちがごく普通に労働力として奴隷同然に酷使され、踏みにじられ、そしてごく普通に野垂れ死んでいく時代。 リューイは、ごく普通の浮浪児。 そしてシャーロックホームズは、探偵としてまだかけだしの(美)青年。 いまはまだ、シャーロックホームズの事件簿の『前日譚』の話。 リクドウの連載を読んだ方ならわかると思いますが、繊細かつ重厚、ギラギラした独特な描写と、 時代背景がものすごくマッチしていて非常に斬新な推理物に仕上がってると思います。 まだまだ序盤、まだ誰も『何者でもない』ときのお話。 でも、間違いなくヒットすると思います。
緩くて癒し。#1巻応援
癒し漫画。 古書店店主の栞さん良いなあ〜肩の力抜けてる感じ。そしてヨウくん、身長高くて、少し強面たけども内気な性格。 ゆったりと時間が流れていくような波がほとんど無い漫画で、1日最後とか読んだらホッとするし癒されると思う。 この緩い感じのまま続いて欲しいなぁ〜。 また、ヨウくんの姉のホムラがいいスパイスになりそうで、それも良かったです。
東京は最悪、だから結婚します #読切応援
「うお~すごい切り口。東京sage田舎age漫画?結婚したいけどできないうだうだを描いてる?」かと思いきや、全然違った。タイトル通り、東京は最低最悪で最高な漫画でした。 正直途中まで読んでて不安があったけど、最後まで読んで主人公も圭ちゃんも最高に好きになってしまった…東京という最低で最悪な街で二人最高に幸せになってほしい。みんなで頭おかしくハッピーに踊ろう。
もしも子どもに「東大に行きたい」と言われたら…! #1巻応援
『暴力亭主から逃れる10の方法』の作者の方の新作です。この方の人生はいい意味でも悪い意味でもドラマチックで目が離せません。 このエッセイは娘の月子ちゃんが小5のときから始まっていて、全1巻なだけあり省略部分もかなりあるけれど読み応えは抜群です。受験勉強真っ只中な親子や、難関大学受験を検討している方々の背中を押してくれるような内容だと思います。 自分の実力よりもはるか上のレベルの難関大学合格を目指すとなると、やっていることやマインドは控えめに言ってもまさに「戦い」だということがわかります。それに10代の子どもたちが人生をかけて挑んでいる。親としても自分のできることはすべてやってサポートしてあげないと!という気持ちになりますよね。 この数年間、落ち込んだり心が折れそうになったりしたこともあっただろうに、いつでも強気で前向きで自分を信じることを貫いた月子ちゃんに拍手。 果たして月子ちゃんは東大に受かることができるのか!? 衝撃のラストをぜひ読んで確かめて欲しい。
親の威を借りまくる娘 #1巻応援
「権威への服従原理」は実体験として感じたことがある方も多いかもしれません。シンプルに言えば、人間は権威に対して弱い性質を持っているということです。 本作は、有名な芸術家・花屋敷千雄(ゆきお)の娘であるみもざが父親に似ずまったく技術も才能も無いのに自身を天才であると信じて疑わず、また周囲も明らかに下手なみもざの作品を礼賛する奇妙なシチュエーションを基軸としたコメディです。 守銭奴キュレーター主人公・福沢。 芸術家であることを盾に人間としてのまともな生活も難しいみもざ。 デザイン学科服飾専攻の関西人インフルエンサー山本瑠衣。 拗らせアラサー画廊経営者・旗小次郎。 「マンガはキャラクター」という言葉を体現したような作品で、生き生きとして癖の強いメインキャラクターたちだけで十二分に物語が回っていくのを感じられます。全員、もし現実にいたら友達になるのも厳しそうな面倒くさい性格の持ち主たちですが、マンガで読んでいる分にはそこが良いです。 松尾あきさんの特徴的なオノマトペも、美術がテーマになっているこの作品だと一際ハマっています。 そして、全体を通してネームがとてもスッキリしており、とても読みやすいです。多少長めのセリフがあるシーンでも全然疲れずにスルッと入ってきます。 全ルビなので子供でも読みやすい一方、冒頭のシーンで提示させられる「アートの本質」などのテーマは考えさせられます。 「花屋敷の娘」という、強力な権威をもっているが故に彼女に対して物を言える人が極端に少ない様、また「花屋敷の娘」であると知った瞬間にそれまでの自分の価値判断を忘れて何となく凄く見えてくる様は、コメディとして描かれていて実に滑稽ですが、実は非常に恐ろしいことでもあります。私たちも、意識せずに彼女のような存在を持て囃していないとも限りません。 美大が舞台の名作は近年増えていますが、また少し違った角度から絵がかれる注目作品です。
モンゴル歴史漫画!!
※ネタバレを含むクチコミです。
好きなFEEL YOUNGのマンガを教えて!
みなさんが好きなフィーヤンの漫画をどしどし教えてほしいです。 ちなみに私のいまの最推しは、 連載中のだとジェン愛、完結作品だとからっぽダンスです。
『犬とサンドバッグ』 最新話の感想
※ネタバレを含むクチコミです。
日本が滅亡した世界で天下統一を目指す近未来三国志!
※ネタバレを含むクチコミです。
「失われた食」を蘇らせる探偵譚
既に失われてしまった料理「ロストフード」を百の舌を持つ探偵が、蘇らせていく話。 個人的に、この漫画の面白いところは扱われている「ロストフード」が実在していること。「ターザンカレー」「デニーズのジャンバラヤ」。食の再生と共に問題解決を目指していく「探偵要素」もちゃんとしている。題材もストーリーもいまのところバッチリ。早く次が読みたい
原秀則が描く悪役レスラー・ダンプ松本の凄絶下積みドラマ【最新話の感想】
面白かった。自分が知っているダンプさんからは想像もできない本当に普通の気弱な女の子で驚いた。 この子がどうやってああなるのか楽しみ
ハイキュー!!です
めっちゃハイキュー!!です 絵柄がここまで似てるとちょっと…
【!?】解体屋ゲン、ボンバーマンとコラボ
これ思いついたやつ天才だろ https://www.famitsu.com/news/202309/12316232.html
『ラジハ』横幕智裕原作の新連載「新機軸“親子サッカー人生譚”」
※ネタバレを含むクチコミです。
【手の込んだ怪文】なんだこのnote…
※ネタバレを含むクチコミです。
新人ゴシップ記者と謎のカメラマンのバディもの
※ネタバレを含むクチコミです。
小説家&美青年(猫)のドタバタ同居ギャグ
ギャグ漫画らしい絵がいいね。ヤンマガっぽさはないけどほのぼの日常漫画として期待
癖つよ学者と奴隷少女の美食旅
若い地理学者のバットゥータに買われた奴隷少女・リタは、バットゥータの「命がけで旅をしたい」という謎の目的に付き合わされながら、今まで食べたことのないグルメに出会っていくという話。いい感じにコメディなので読みやすいのと、2人の絶妙な関係性と会話が面白くてクセになります。
少しサスペンス風味ありの同級生BL
※ネタバレを含むクチコミです。
短さをうまく活かしている作品だなあと思う。 レンタル彼女、レンタル友達、レンタル家族……そういうものを利用してしまったらレンタルと現実の境目なんてわからなくなってしまいそう。 自分がレンタルされる側なのかする側なのか曖昧になった世界がやってきそうだな、というのはありきたりな感想だけどすぐ現実になってしまいそう。 それがディストピアなのかユートピアなのか明確には描く余地のない短編でよかったのかもしれない。 こんなのやだって言い切れない短さだからおもしろい。