ねことじいちゃん

ねこと優しさの町

ねことじいちゃん
野愛
野愛
10日前

ねことおじいさんとおばあさんだらけの町。郵便屋さんがのんびり配達して、おじいさんがのんびりお散歩して、ねこはどっしり構えている。 柔らかい色合いと優しげなおじいさんの表情にもっちりした猫。どこを見ても癒される。 何が起こるでもない、ゆっくりした日常。ねこと一緒にお散歩するおじいさんも、ねこは嫌いと言いながらお刺身をくれてやるおじいさんもみんな優しくてみんなのんびり。 こんな町で暮らしたいし、こんな生活をおくりたい。 急いだりはしゃいだり泣いたりするのに疲れたら読みたくなる作品です。

監督不行届

有名なご夫妻

監督不行届
ゆゆゆ
ゆゆゆ
1年以上前

描いているのが、仕事が関係ない場で、一番近くで監督を見ている妻という他人だからこそ、この漫画を読むと、なんかすごそうな気むずかしそうな人という印象が失せ、身近にいそうなオタクという印象にさせるのかもしれない。 相手の趣味を否定したり無視したり拒否したりせず、歩み寄っているのも素敵ですね。 だから相手の好きなアニメを見て同じような台詞を言ったり、巨大美容マシンを置いておけたりするんでしょう。 作り出したものがその人のイメージとなってしまいがちなのですが、ふたりの人となりが分かって、ふふふと楽しめます。

紙屑ターミナル

青春が溢れてる

紙屑ターミナル
ゆゆゆ
ゆゆゆ
1年以上前

願い事が書かれた紙飛行機が舞う街。 とても素敵だ。 それを嫌う主人公は若者若者してる。 最初にそう思った。 紙飛行機の終着駅が主人公の家のベランダという設定が出てくるまで。 紙飛行機が舞う以外、主人公がやたら寝る以外、普通の世界の話。 でも紙飛行機が舞うというファンタジーな光景に、剣と魔法のファンタジー要素が出るのかと少し期待して、ヒロインが実は異世界人とか妄想した。 そんなことはなかった。 これは高校生の青春話。 たくさんの人々の恋愛成就願望を見続けた主人公は、恋愛に関してサバサバしていたけど、ヒロインの登場でそうでもなくなり… 紙飛行機以上のファンタジー要素なんて不要な、ちょっとだけヒロインが「うんこ漏れたような顔」と言いすぎる青春恋愛漫画だった。 青春っていいですね。

その女、本当に友達ですか?~「仲良し」だけど「好き」じゃない~

気になって読んでみたがそんなに嫌いでもない

その女、本当に友達ですか?~「仲良し」だけど「好き」じゃない~
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
12ヶ月前

フレネミー自体よくわかっていない状態で読んだが味方のように見えて実は敵意を持っている友人との問題を解決する内容で主人公の友人がまあたまらない感じのキャラクターで良かった。 ダイエットしている主人公に高いチョコレートを贈ったり、自分よりランクが下と思っている友人に対しての暴言を吐いたり、主人公の家庭環境を会話の中で聞き取るなどして金を借りるちょっとだけ知能犯のような行動をとるなどいろんなタイプがいた 個人的にはダイエットしている主人公の邪魔する回が良かったかな

天国 ゴトウユキコ短編集

惹き込まれてしまう

天国 ゴトウユキコ短編集
Nano
Nano
1年以上前

複雑だけど共感できるような、人間のあらゆる感情が交錯しているのがもうたまらんですね。どの短編もよくて、読み終わった後また一から読み返したくなるような、強烈な魅力があります。 私は一番「家庭教師」が好きですね…あとがき読んだらゴトウユキコ先生も同じみたいでちょっと嬉しくなりました。いやでも正直どの作品も好きです。胸がギュッとなるようなどこか懐かしいような気持ちにさせられます。読めて良かったです。

その女、本当に友達ですか?~「仲良し」だけど「好き」じゃない~

モンスター級のフレネミーを描いた3編

その女、本当に友達ですか?~「仲良し」だけど「好き」じゃない~
ポコニャン
ポコニャン
1年以上前

いわゆる「フレネミー」を描いた短編3つが収録されています。 どのフレネミーたちも出るところ出れば訴えられるレベルのモンスターで、胸糞を通り越して笑えました。さすがにここまで誇張されていると、こういう人いるいる〜とはなりませんでしたが、自分が知らないだけでいるのだろうか。恐ろしい。 とくに年賀状を送る送らないのくだりは最高でした。みたところガラケーを使っているのでそれなりに前に書かれた漫画なんだろうとは思います。にしてもマウント取るのも復讐するのも年賀状ってのが個人的にツボすぎて腹が捩れるくらい笑いました。

その蒼を、青とよばない

色弱の大学生がカメラを始める物語

その蒼を、青とよばない
名無し
1年以上前

冒頭、良い雰囲気でこの二人がどう関わっていくのか楽しみな始まり方でした。 コンプレックスとどう向き合っていくのかは自分一人ではなく他者との関りが必要で主人公にとって大事な出会いだったのかな? 今後、色弱の主人公がどうやって色やカメラに関わっていくのかやコンプレックスに向き合っていくのか楽しみです。

マイ・ブロークン・マリコ

重いけど。。

マイ・ブロークン・マリコ
motomi
motomi
1年以上前

暴行とネグレクトなどの虐待、性暴力の二次被害、トラウマの再演、トラウマティックボンディングなど、読んでいて痛ましいです。 でも、親友を自死でなくした主人公が親友を想って、いてもたってもいられずに走り出したのを最終話まで見届けると、悲しいけれど前に進めるような気持ちになれました。 最後の感想は二分しそうな気がします。

血の轍

毒親

血の轍
motomi
motomi
1年以上前

一言で言えば、毒親の話です。主人公にとって、生きている限りつきまとってくるレベルのトラウマです。 母親にも生い立ちの過程で何かがあったのかな。結婚した時点で既に病んでいた可能性は高いと感じました。穏やかな日常の歯車が突然狂ったのではなく、なるようにしてなったと思います。 主人公の男の子が気の毒で、心が痛いです。物語の序盤では、あの母親を持っていてもせめて学校では友達や彼女と明るい青春を過ごすことができたであろう立ち位置にいたのに、あの日、崖で母親が決定的な行いをしてしまったために、どうやっても自分の心のひずみを治せなくなってしまった。 主人公は長く苦しむことになります。そして母親はどんどん崩れていきます。もう、悪夢のようにどんどんと。それが気なって読んでしまいます。

酔いとゆくすえ ~酒村ゆっけ、小説コミカライズ短編集~

淡く儚い余韻を残す短編集 #1巻応援

酔いとゆくすえ ~酒村ゆっけ、小説コミカライズ短編集~
sogor25
sogor25
1年以上前

――その人魚には海で命を落としてしまう人間の魂を歌で救済するという役目がありました。 ある日、その役目を果たそうとした人魚は本来死ぬはずだった男を助けてしまい、 その後、恐ろしい魔女と取引をして、自身を人間に変えてもらいます。 しかし、その人魚が“心を奪われていた”相手は助けた男ではなく、 彼が船から落とした1本のお酒でした――(『酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす』) 他にも、ガサツでだらしない女性に飼われている“ネコ”や百貨店に売られている“口紅”、さらには繁華街にあるファーストフード店の“牛丼”など、様々な視点から描かれる短編たち。 そのどれもがほんのりとした温かみを宿し、だけどひとしずくの切なさを秘めている、そんな淡く儚い余韻を残す物語を束ねた短編集です。

サチとユーカ

サチとユーカはラブラブカップル

サチとユーカ
かしこ
かしこ
1年以上前

詩原ヒロさんって本当に作品のジャンルの幅が広いな〜!ちなみにこちらは百合ラブコメです。性格は真逆だけど相思相愛な2人の同棲生活のお話になります。ユーカとサチそれぞれを狙ってくる男も女もいるけど、ラブラブっぷりを見てると何があっても揺るがないだろうから安心して読んで大丈夫じゃなかろうか。厳格なサチ母にも付き合ってる宣言をしていたし。失礼ながら「詩原ヒロさんってこんなに上手かったっけ…?!」と思うくらい女の子の描写がすごくいいです!!掲載誌がヤングキングBULLなんですけど、女性が読んでもエロ可愛い♡ので夢中になると思います。まさに私がそれです。

学校に行けなかった中学生が漫画家になるまで

起立性調節障害という病気

学校に行けなかった中学生が漫画家になるまで
ゆゆゆ
ゆゆゆ
1年以上前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 病名がついたからといって治るわけではないけど、怠けているわけじゃないと認めてもらえるとか、原因がわかることは本当に安心できることだと思う。 ・特に好きなところは? どうにもならない絶不調から少しずつ抜け出して今に至るところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 描くのは大変だったと思いますが、そのおかげでただ病名を言われるより、その大変さを知ることができました。

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