しろい花

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つげ義春の名作「紅い花」のオマージュを随所に感じられる読切です。ちょっと感動するレベルで面白かったです。「紅い花」を未読な人が読んでも面白いと思うけど、読んだことある人の方がより楽しめる。

写真部の仲間である岩渕ユリにモデルを頼んで撮影していたところに雨が降ってきたので、雨宿りをしに彼女の自宅だというおんぼろ木造アパートに行くことになった。どんどん雨が強くなっていきアパートが壊れそうな程になるが、主人公は彼女が写真部の顧問と必要以上に仲がいいことを問い詰めていく…。

タイトルの「しろい花」も読後には意味が変わってきますね。リスペクトした上で完成度の高いオリジナル作品に仕上げていて、なんでこれが大賞じゃないんだろう?!と驚きです。審査員のちばてつや先生のコメントが気になります。

無料公開されているのでぜひ読んでみて下さい!!

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夢てふものは頼みそめてき Daydream Believers

夢てふものは頼みそめてき Daydream Believers

明治34年。文明が開化し、伝統と革新が入り混じる混沌の時代。美人画のことばかり考える若き浮世絵師・池田輝方は、夢で見た美女に瓜二つの女学生・榊原百合子と出会う。運命を感じる輝方だが、百合子はまっすぐすぎる彼の勢いに怯えるばかり。しかし実は彼女もまた輝方らしき男を夢で見ていたのだった。2人の不思議な出会いから始まる、ベイスド・オン・トゥルー・ラブストーリー開幕!
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