つげ義春の名作「紅い花」のオマージュを随所に感じられる読切です。ちょっと感動するレベルで面白かったです。「紅い花」を未読な人が読んでも面白いと思うけど、読んだことある人の方がより楽しめる。

写真部の仲間である岩渕ユリにモデルを頼んで撮影していたところに雨が降ってきたので、雨宿りをしに彼女の自宅だというおんぼろ木造アパートに行くことになった。どんどん雨が強くなっていきアパートが壊れそうな程になるが、主人公は彼女が写真部の顧問と必要以上に仲がいいことを問い詰めていく…。

タイトルの「しろい花」も読後には意味が変わってきますね。リスペクトした上で完成度の高いオリジナル作品に仕上げていて、なんでこれが大賞じゃないんだろう?!と驚きです。審査員のちばてつや先生のコメントが気になります。

無料公開されているのでぜひ読んでみて下さい!!

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ダイヤモンドの功罪

最新話で綾瀬川が覚醒したぞ!!

ダイヤモンドの功罪
かしこ
かしこ

最新話でついに!綾が覚醒をしましたね!エヴァで言うところの覚醒と同じ意味なので心配ではありますが、これから益々タイトル通りの「功罪」っぷりを発揮してくれることでしょう。 ということで単行本を読み返してみました。運動神経だけではなく、身体能力、そして頭脳と、スポーツをする為の全てに恵まれた小学5年生の綾瀬川。U12の日本代表でもエースに選ばれ、他の代表選手からも「俺の世代にはずっとコイツがいるんだ…」と恐れられる程の逸材っぷり。しかし綾瀬川の本心は只々みんなと楽しく野球がしたいだけ。そう、綾本人も自分の才能に傷ついているのです。でも誰もそれを知らない。いてもイガくらいかな? 私は野球に関して全くの無知なんですがそれでもハマるのは、これが「才能」の話だから。やはり圧倒的な才能は人を翻弄するんですよ!!恐ろしやです。 日本代表の並木監督があのまま綾の面倒を見てくれたらよかったけど、このまま足立フェニックスで限界まで投げ続けたらプロになる前に選手生命が絶たれそうで心配ですね。ストーリーの冒頭で何回か高校球児になった綾が出てくるけど「この試合で壊れてもいい…!」と言ってたのが気になる。それがどういう意味なのか。やけっぱちなんだろうか。今のところ理解者になりそうな人が大和しかいないけど、東京と大阪で距離もあるし、大和もプレイヤーになりたそうだし、どうなっちゃうんだろう…。 将来は大谷さんのようになってくれたらいいのにな〜と思うのも綾にとっては大きなお世話なんだよね。とにかくハッピーエンドであってくれ!!と願いながら読んでます。

しろい花
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あたしのザジ

あたしのザジ

コンビニバイトをしながら地域猫の世話をするだけの、冴えない日々を送る青年・佐治。ある日、彼の勤めるコンビニに、彼の事を“ザジ”というネコと勘違いする、様子のおかしな美少女が現れる。店の外で彼女と再会した佐治は、気づけば彼女の家に連れ込まれ、そこで柔らかな心地よさとともに意識を失い、そして――。本当の自由を問う、禁断の監禁サイコラブサスペンス! 『スインギンドラゴンタイガーブギ』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞)の灰田高鴻、超意欲的最新作!

夢てふものは頼みそめてき Daydream Believers

夢てふものは頼みそめてき Daydream Believers

明治34年。文明が開化し、伝統と革新が入り混じる混沌の時代。美人画のことばかり考える若き浮世絵師・池田輝方は、夢で見た美女に瓜二つの女学生・榊原百合子と出会う。運命を感じる輝方だが、百合子はまっすぐすぎる彼の勢いに怯えるばかり。しかし実は彼女もまた輝方らしき男を夢で見ていたのだった。2人の不思議な出会いから始まる、ベイスド・オン・トゥルー・ラブストーリー開幕!

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