アナログ作画好きにはたまらん!
https://twitter.com/couhaida/status/1700146862714429537
つげ義春の名作「紅い花」のオマージュを随所に感じられる読切です。ちょっと感動するレベルで面白かったです。「紅い花」を未読な人が読んでも面白いと思うけど、読んだことある人の方がより楽しめる。
写真部の仲間である岩渕ユリにモデルを頼んで撮影していたところに雨が降ってきたので、雨宿りをしに彼女の自宅だというおんぼろ木造アパートに行くことになった。どんどん雨が強くなっていきアパートが壊れそうな程になるが、主人公は彼女が写真部の顧問と必要以上に仲がいいことを問い詰めていく…。
タイトルの「しろい花」も読後には意味が変わってきますね。リスペクトした上で完成度の高いオリジナル作品に仕上げていて、なんでこれが大賞じゃないんだろう?!と驚きです。審査員のちばてつや先生のコメントが気になります。
無料公開されているのでぜひ読んでみて下さい!!
アナログ作画好きにはたまらん!
https://twitter.com/couhaida/status/1700146862714429537
「しろい花」は「スインギンドラゴンタイガーブギ」の5巻に収録されてはいるんだけどさ、短編集を出してくれよ〜!講談社〜!!
【2018年後期・第74回ちばてつや賞一般部門】入選受賞作品