小学5年生の娘さんから突然「私、東大に入りたい!」と言われてお母さんは動揺します。どうやら娘さんはドラマの弁護士さんに憧れた&離婚前に住んでいた東京のお友達から中学受験をすると言われて触発された模様…。相談したママ友や塾の先生からは「地方から東大は難しい」と言われてしまいますが、娘さんの気合を見込んで親子で東大を目指して中学受験を頑張るというお話です。
もしも子どもに「東大に行きたい」と言われたら…! #1巻応援
『暴力亭主から逃れる10の方法』の作者の方の新作です。この方の人生はいい意味でも悪い意味でもドラマチックで目が離せません。 このエッセイは娘の月子ちゃんが小5のときから始まっていて、全1巻なだけあり省略部分もかなりあるけれど読み応えは抜群です。受験勉強真っ只中な親子や、難関大学受験を検討している方々の背中を押してくれるような内容だと思います。 自分の実力よりもはるか上のレベルの難関大学合格を目指すとなると、やっていることやマインドは控えめに言ってもまさに「戦い」だということがわかります。それに10代の子どもたちが人生をかけて挑んでいる。親としても自分のできることはすべてやってサポートしてあげないと!という気持ちになりますよね。 この数年間、落ち込んだり心が折れそうになったりしたこともあっただろうに、いつでも強気で前向きで自分を信じることを貫いた月子ちゃんに拍手。 果たして月子ちゃんは東大に受かることができるのか!? 衝撃のラストをぜひ読んで確かめて欲しい。