思春期男子による甘酸っぱい青春ストーリー
推しと恋愛の違い
2.5次元はよくわからないと思っていたのですが、なるほど。 「錯覚」。 私は好きな作品の実写ドラマ化は、現世へ連れてこないでと悲しむタイプです。 作者さんがどんなに絶賛していようと、それはそれ、これはこれ。 二次元の絵を、動いて喋る生身の人間に当てはめることが、受け入れられないのです。 現実世界では存在し得ない髪型が、再現されていても、されていなくても、許せなくなるほどです。 いや、もうほんと――失礼しました。熱くなり過ぎました。 なので、第一話の主人公には同意しかなく!!と思っていたのですが、まさかそうなるとは。 読んでいて、最近流行りの2.5次元を楽しむ人達、というか、2.5次元の沼にはまり込んだ人たちはこういう感じなのかと、大変勉強になりました。 『【推しの子】』でも2.5次元は取り上げられていましたが、沼ったファンサイドからというのはまた新しい視点です。 どこまでリアルなのか分からないあたり、『明日、私は誰かのカノジョ』のような怖さもある漫画ですね。 私もいつか、ひょんなことから実写について、手のひらクルンするかもしれません。「深淵をのぞくとき」と言いますので。
動物たちと、のんびりとした異世界生活
よくある異世界で第二の生を楽しむ物語なのだけど。 主人公はそこに存在しているだけで異世界に均衡をもたらす存在になっているとのことで、世界を救うために魔王倒せ!的な能動的な使命はない。 存在していたらいいので、ごはんも狩りも生活も困らない仕様のなか、テイムしたたくさんの生き物たちと、いたれり尽くせりスローライフを満喫している。 読んでいると、衣食住が足りているせいか、非常にほのぼの、おだやか。 創造主も共にいるので、危険な事態が起きてもまあなんとかなる。 よくある異性にモテモテハーレム状態が、本作品だとたくさんの生き物に囲まれている状態なので、絵面がなおさらに、ほのぼのしている。 ちなみに、部屋で寝ているシーンもほとんど毛玉。 主人公がベッドの隅っこで寝ているのがほほえましい。 こういうアニマルセラピー的な、癒やし満載な転生作品もよいですね。
【2024年TVアニメ放送開始】制作はイーストフィッシュスタジオ
麻雀漫画のアニメ化は嬉しいぜ ▼ティザーPV https://youtu.be/SuQS2w-S1Uo
死を側に置く孤独な少年と、堕天使の出逢い #1巻応援
『十次と亞一』のコドモペーパーさんが描く、絵本のようなファンタジーです。 "日曜日の朝は 堕天使が降る" という、印象的なフレーズから始まる本作。 主人公は両親を亡くしてしまい幼い身でありながらひとりで暮らす少年ミシェル。天国から追放され地面に着くころにはいろいろな姿に変貌して死ぬ堕天使の死骸を使った「堕天使パイ」を作り、ミシェルは生計を立てています。そんなある日、ミシェルは堕天使の卵を発見して家に持って帰ります。やがて、その卵から堕天使が生まれ、彼はかつての愛犬と同じブブという名前を与えます。赤ちゃんのように本邦で世話が焼けるブブですが、こうしてミシェルとの不思議な共同生活が始まります。 堕天使の寿命は地上に落ちてからたったの7日。両親を亡くして以来ずっと孤独でもう別れの辛さを二度と味わいたくないミシェルは、最初はブブを突き放します。生きている堕天使は、売れば安くても金貨30枚。ミシェルにとってみればスリをして糊口を凌がなくても良くなる大金です。しかしながら、それでもブブはミシェルにとって段々と掛け替えのない存在になっていきます。その過程が、非常に堪りません。与えられた僅かな時間で、ミシェルは果たしてどのような決断をしていくのでしょうか。 得体のしれない堕天使という存在があることで、常に世界観には不穏さが漂っています。ただ、そこが逆にこの物語がファンタジーでありながらもどこか現実と地続きである観想を生み出しているとも思います。多くの人々が忌む存在。しかし、それによって生かされている人もいるという世界の多様さ。また、世界にはどうしたって理解しがたいものや自分の手ではどうしようもないものがあるということ。堕天使はそんなさまざまなことやものの象徴となっています。 そして、何より主人公ミシェルの幼いながらに死を意識して身近に置きながら日々の生活を必死に営んでいるさま。本当はいつだって泣き伏したいほど辛い状況でありながら亡き両親のことを想いながら強く生きるさまにに感じ入ります。そんな彼に手を差し伸べようとしてくれる、隣家のネリのような存在がいることも胸を暖かくしてくれます。きっと、本書を読んだときに孤独の深淵にいる自らに光を当てられたように感じる人がいることでしょう。ミシェルは自分だ、と思えるような人が。何よりそういった人に届けたい物語です。 宣伝になりますが、以前に私が行った路草編集部へのインタビュー記事も併せて読んでいただけると、本作もより楽しんでいただけるかと思います。 https://manba.co.jp/manba_magazines/24676
短編集として単行本になって欲しい
ビッグコミックに掲載されていた「コースロープ」をきっかけに読みました。元はデザイナーの方だったんですね。ぼーっと読んでもクスと笑える素敵なセンスが有るマンガだと思いました。短篇をまとめたコミックス、近いうちにでますかね。出て欲しい。
子供たちを救う児童精神科医の物語!
※ネタバレを含むクチコミです。
今週のとりぱん
猫は可愛いけど、飼うの大変なんだなぁ。朝から吐かれるのは気が滅入りそう。やっぱ愛が必要ですね 最後のコマの栗が美味しそうだった。秋の味覚も始まりですね~
「N」にまつわる奇妙な話
マンバで見つけてなんとなく読んでみたらなんとも言えないゾッとする話でした。Nって何なんだ…。 オムニバスなのですが、Nそのものの意味などは共通しているのかな。そこらへんも謎です。コミックスになったらまとめて読みたい。
あの人の娘が主人公の『神の雫』最新シリーズ『ドゥジエム』が開幕!!
【あらすじ】世界中を旅する雫は、パリのローランの元に立ち寄る。そこへやってきた“鼻の利く少女”の正体は──。 https://morning.kodansha.co.jp/c/kaminoshizuku_deuxieme.html
ボールパークの住人になりたい!
架空の球場「千葉モーターサンズスタジアム」を舞台に描いた新連載。ボールパーク(=球場)は、野球を観戦するだけじゃない、老若男女が楽しめる娯楽施設といえるほど進化しているらしい。知らなかった…まさに1つの街のよう。 応援の仕方が色々あるように、ボールパークの楽しみ方も人それぞれってことですね。1話目のビールの売り子と社畜サラリーマンの話も良かったけどオムニバスって感じなんでしょうか。楽しみ。
今週の感想
※ネタバレを含むクチコミです。
作者は漫画の天才
ハガレンや銀の匙の荒川弘氏の最新作「黄泉のツガイ」まだ読み始めたばかりだけど既に面白い。舞台は現代日本!ツガイと呼ばれる神様?精霊?的な二体一対の存在を使って戦うバトル漫画。 主人公の双子の兄妹を巡って、様々な思惑が入り乱れるストーリーがかなりそそられる。
動画配信者とファンの性別が入れ替わってる〜!?
主人公の名前が天才的。山本愛天使(ラブエンジェル)(本名)。 いとこの美南ちゃんと、ファンのタカユキさんとの三角関係の話みたいですね。 あと「アイトラ」の言葉の意味がわからないのですが、動画配信業界の専門用語的なもの?
天誅ですわ!!!三白眼でブチ切れて復讐するお嬢様は最高
※ネタバレを含むクチコミです。
ホロライブユニット 「不知火建設」の学パロが週チャンでスタート!
※ネタバレを含むクチコミです。
アフター勇者物語with魔王(生首)
※ネタバレを含むクチコミです。
学校での甘酸っぱいちょいエロエピソード
※ネタバレを含むクチコミです。
可愛いものと甘いものが好きなバラ園のイケオジ三國さん
見た目は怖めだけど実は可愛いものや甘いものが好きというギャップがあるおじさん、最近よく見ますね。そんな中でもこの漫画の三國さんは、バラ園を経営していて学生アルバイトにも信頼される優しくてかっこいいイケオジ。毎日午前10時に休憩をはさみ三國さんこだわりのスイーツをいただくのがお決まり。しかし、見た目のイメージ故甘いものが苦手だと思われており、度々スイーツを食べ損ねてしまう…というちょっと残念な一面も。新しく入った女子高生アルバイトの小鳥遊さんと、明るいけどちょっとアホなバイトの亮太の3人のバラ園での日々がほっこり描かれています。 最新話ではいよいよ繁忙期に差し掛かるというところで、小鳥遊さんに試練が…。果たしてこの危機を乗り越えられるのか!
バツあり子持ち40歳の人生リスタート
すごく応援したくなる主人公! ずっと元夫からパワハラを受けながら自分を押し殺して生きてきたけど、離婚して自由を手にしてイキイキしている姿が気持ちいい。同じバイトしている年下男子との関係はどうなるのかちょっと心配だけど(息子と同じ年だとすれば20歳下…)。
みっちゃんの「中身」って…?
みっちゃんが自分の友だちだったとして、気ぐるみのみっちゃんをみっちゃんそのものとして受け入れられるだろうか?とすこし悩んだ。ただ、気ぐるみを着る前のみっちゃんがどれだけ周囲から自分のことを勝手にジャッジされて傷ついてきたかを考えると、君はどんな見た目であろうとわたしの大事な友だちだよ、と伝えてあげたいという気持ちになりました。
【実写映画化】生田斗真&ヤン・イクチュンのW主演
※ネタバレを含むクチコミです。
子どもがいない夫婦と少女が家族になる物語
"お互いに子どもを作ることができない"夫婦のもとに、養子として「くり子」という少女がやってきます。お菓子メーカーに勤める夫・総二郎はくり子が興味津々なお菓子作りを通して距離を縮めようとします。総二郎本人も、子供の頃に家族をなくして、血の繋がりのない現在の妻・真琴の家族のもとで育ったという過去があります。自分とくり子を重ねて、くり子と家族になっていく日々が描かれそうです。サメガールの印象が強い作家さんだったので、また一味違う作品で楽しみです。
不思議な町の商店で働き始める
※ネタバレを含むクチコミです。
我々が何気なく過ごしていた青春は、きっとこんな感じでドラマチックだったんでしょう。 ちょっとエッチな漫画をクラスで回し読みしたり、あの人はこうらしいよと伝聞を話したり。 読んでいて、なにげないシーンに既視感を覚えるのは、似たようなことをしたり見たりしたからでしょう。 過ぎ去った今となっては、「あー、このシーン、わかるよ。くぅーっ!!」という年寄りめいた感想しか出てきません。 もしくは「青春というのはほんとに良いものですね」という達観した一言。 思春期男子フィルターを通した、女子たちの容姿や所作も素敵です。 真実に少しだけ嘘を交えたほうが、どこが嘘かわかりにくいという話があります。 きっと、これはそういうタイプの、作者が過ごした青春の日々の話です。 怪獣もヒーローも出てきません。 でも、とても良い青春ストーリーです。