気になるあの子はカエル好き

カエル好き女子とカエル苦手男子のラブがコメ #1巻応援

気になるあの子はカエル好き
兎来栄寿
兎来栄寿
7ヶ月前

みなさんはカエルは好きですか? 苦手ですか? 私は矢口高雄さんのマンガを読んで、幼いころ若干トラウマになりかけました。ただ、故郷では伝承によりカエルは神聖な生き物とされていて、毎年6月には街がかわいいカエルで溢れ返り、カエルの乗ったお神輿も担がれるというイベントもあるお陰で今では親しみを感じています。 ただ、義母は大の苦手なので『ダンジョン飯』のカエル回でも見ようものなら卒倒してしまいそうですし、このマンガも残念ながら薦めることはできません。 でも世間でも一定数はいますよね、カエル好きの方。そんな方にオススメなのが、この『ak-69の泣きメシ』や『やみきんっ うしじまきゅん』の松本勇祐さんが描く、カエル愛に満ちたカエル女子ラブコメディです。 カエルが大嫌いな男子・純平と、カエルが大好きな女子・薫。彼らふたりが、カエルの飼育係という接点を持つことによって間柄を深めていきます。 「喉が膨れるのがかわいい」「ぴょんと跳ねるものかわいい」「肌の光沢がいい」など、カエルの魅力を嬉しそうに語る薫とそれをまったく理解できない純平。カエルが好きな人も、苦手な人も共感できるであろう視点が並立しています。 カエルは苦手なものの、薫とお近づきにはなりたい純平の葛藤、その上でコメっていくラブが見どころです。微笑ましく、心温まるやり取りがあります。 個人的には、蛇好きなサブキャラクターの黒髪ロングストレートの紗那先輩がかわいすぎて辛いです。高跳びの選手として格好良さも持ち合わせているのがいいですね。幼い頃に読んでいたら、癖を開花させてくれそうです。 薫が正ヒロインすぎて紗那先輩ルートはないと思いますが、今後も活躍を楽しみにしています。

花の在りか

待ちに待った大横山飴の新作

花の在りか
かしこ
かしこ
7ヶ月前

割と時系列が複雑なので2回目を読んで理解したところも結構あります。上巻は三ツ郎視点で、下巻は真帆視点なのかな。2人が喫茶店で会話するシーンなんかはそれぞれの記憶が元になってるからか微妙に言動が違うのが面白い。 非常に淡々とした作品だけどそれが不思議と心地よく感じられます。三ツ郎と真帆と先生の3人の関係が絶妙に絡んでくるんだけど結局は何も起こりません。それが太陽の周りを複数の惑星がぐるぐると回りながら近づいたり離れたりするのと似てるなと思いました。 あの日に先生と会わなければ三ツ郎と真帆は離れ離れにならなかったかもしれないなと思わなくはないけど、でも彼らはすれ違ってもまた出会える、しかもより良い形でそれが実現するんじゃないかと淡い期待を自分は感じました。

メンタル激強保健医の力技カウンセリング

こんな先生がいたらファンになったか毛嫌いしたか、どっちだろう

メンタル激強保健医の力技カウンセリング
ゆゆゆ
ゆゆゆ
7ヶ月前

めんどくさい思春期の子どもたちには、これくらいめんどくさい性格の先生が相談相手にはちょうどいいのかもしれない。 先生は「ここであーだこーだ言っても、地球全体から見たらちっぽけなことよ」という考えがベースの回答をしているらしい。 マンガの展開には乗せられ、日常では視野が狭くなりがにな自分には分かっちゃいるけど、言われなきゃ分からない点が多々。 先生の回答に、チコちゃん的な衝撃を受ける。 説教くさくてうるさいなーと思う気持ちは、先生の「あ、それ先生が言っちゃう?」という回答で飛んでいき、次の話を読んでしまう不思議スパイラル。 それから、先生が白衣を脱いでイメチェンしたシーンでは、チャラい!よりも、眼の前の生徒を飛び越え「お前らこういうの好きだろう?」と読者向けに言われた気がして、この先生は恐ろしい…と思ってしまった。

結婚まであと○センチ。

愛し愛されて生きるのさ

結婚まであと○センチ。
野愛
野愛
7ヶ月前

子どもの頃は泣き虫で守られてばっかりだった男の子が、成長して逞しくなって女の子を守れるようになってめでたしめでたし……だけが正解じゃないんですよね。 守る守られる強い弱い男女みたいに白黒つけなきゃいけないことなんかないし、手を繋いで支え合って対等に愛を語るのが美しいじゃないですか! そうわかってはいるけれど、好きな人より強くありたいとか弱いままでいたくないという気持ちもわかります。やっぱりいいところだけ見ていてほしいし頼られたいもの。 この感情を「わかるわかる」だけで片付けず、それは愛なの?ただのプライドじゃない?と問いかけてくるのが素晴らしい。 健やかなるときも病めるときも……の言葉の意味を身をもって理解した2人が美しいです。 単純に大きい女の子が好きな人にもおすすめ。

じい様が行く

主人公がおじいさんになるだけで、雰囲気が違う

じい様が行く
ゆゆゆ
ゆゆゆ
約2ヶ月前

ストーリーはよくある異世界転生もの。 主人公強強&現代の知識を異世界へ持ち込んで云々。 なのに、のんびりとした独特の雰囲気が放たれている。 悪いやつを見て「許せない!ぬおーっ!!」でなく、「ふんふん。ひょい。ふんふん」のような感じ。 転生して10歳若返らせてもらったとあるけど、それでも70代。 体が不調もなく動いていた頃というけど、60代じゃなくて70代でその感想とは、もともとが非常に健康な人だったんだなと思った。 それから、異世界で長々と生きるつもりもないんだろうなとも思った。若返るとそれだけ寿命も伸びるわけで。 周囲の主人公に対する反応も、年寄りだから侮る、年寄りだから耄碌していると思う、年寄りだからこその知を尊敬するなどいろいろ。 緩やかに受け入れてもらえているところが好ましい。 さらに絵面は基本じいさんで、ハーレムな展開にもならず。 なかなか落ち着いて読むことができる漫画と思う。

あかちゃんのドレイ。

日々を書き留めるっていいなぁ。

あかちゃんのドレイ。
Pom
Pom
7ヶ月前

この物語に出てくる長女・ヒヨ子と次女・雛子。どちらもとても可愛らしいのです。 が、ママはとっても大変!想像と違うはまさしくその通りだなと思う。 時代は本当に変化したけど、育児の根本的な所は変わらないんだなとこの作品を読んで、しみじみと思った。そして少し肩の力が抜けた様な気がした。 クスッと笑えるけど、家族への大きな愛情しか感じなかった素敵な作品で、ホッコリとした気持ちになりました。

ふしぎの国のバード

「歴史」が好きな人なら手に取らない理由がない傑作!

ふしぎの国のバード
ナカタニエイト
ナカタニエイト
7ヶ月前

<ログライン> 明治初頭に日本を旅し記録する女性の物語。 <ここがオススメ!> 実在人物である「イザベラ・バード」の「日本紀行」をベースにした物語。 いま、自分たちが住んでいるこの国の過去のお話。 「生きること」が今よりもずっと大変だった時代で、「日本」といえど異文化とも言えるような状況を主人公バードの目を通じて眺める。 バード女史の真っ直ぐな瞳と魂が、僕には気付けないであろう、そこにいる人々の強さと優しさを見せつけてくる。 記録に残すことの意義を見せつけられる傑作。 <この作品が好きなら……> ・へんなものみっけ! https://manba.co.jp/boards/79053 ・乙嫁語り https://manba.co.jp/boards/10108 ・絶滅動物物語 https://manba.co.jp/boards/138405

雷雷雷

オタクくんだってたまにはこういうジャンクなのが食べたくなるんや

雷雷雷
mampuku
mampuku
7ヶ月前

斬新さなどない!だが面白い!それでいい!! ハイテクなぴっちりスーツ(ただし強度があって強そう)な黒髪の美少女が刀持って戦ってるだけでも即買いレベルの好き度であるが、『ドロヘドロ』を彷彿とさせるタッチといい、『ダンダダン』や『炎炎ノ消防隊』などを思い出させるポップでトンチキでかつ軽妙な少年漫画感といい、 「オタクくんさぁ、こういうの好きなんでしょ?」 はい大好きです!ありがとうございます!! としか言いようがない。

トコトコ節

理屈じゃない面白さ

トコトコ節
かしこ
かしこ
7ヶ月前

GWだけど家でゴロゴロしてる。詰んでる漫画もたくさんあるけど手が伸びない。そんな時でも「いましろたかしの漫画なら読みたいなー」と思ったので読みました。全2巻を流れるようにあっという間に読んでしまった。頭が働いてないので何が面白かったのか言語化できないけど、インドのお土産でもらった大麻でゲロを吐くシーンが好きでした。そんなところにツボる自分はくだらないな〜と思いながらも大きな満足感を得られました。理屈じゃない面白さがあるのでオススメです!

BLUE MOMENT ブルーモーメント

過去を受け継ぎ、現在に活かし、未来へと繋ぐための『BLUE MOMENT』

BLUE MOMENT ブルーモーメント
ナカタニエイト
ナカタニエイト
7ヶ月前

<ログライン> 災害に立ち向かう気象予報士たちの物語。 <ここがオススメ!> 生きるために、災害の被害を最小に抑えるよう、知識を活用する。 過去を受け継ぎ、現在に活かし、未来へと繋ぐ。 それが、人間の重要な営みであることを強く実感する作品。 全巻通じて、悲しみと切なさでいたたまれない気持ちになる部分はありつつも、人の強さと優しさを感じる。 おざわかな先生のこだわりの「青」の美しさとも相待って、余韻に浸りまくってしまう。 完結巻である3巻の先生のあとがきを読んで、再び涙が出そうになる。 皆様も最後までぜひ。 <この作品が好きなら……> ・植物病理学は明日の君を願う https://manba.co.jp/boards/168599 ・海猿 https://manba.co.jp/boards/104642 ・胚培養士ミズイロ https://manba.co.jp/boards/178398

キスだけで結構です。【電子限定おまけ付き】

キスの練習を実践で

キスだけで結構です。
るる
るる
5ヶ月前

同性同士でキス練の実践が出来る時点で何かしら気持ちあると思う😅 イラストもキレイだし透くんがワンコで押し通すのも面白かった。 そして真白くんは断れないw 2巻の透くんの不満は何となく理解できる。 「お付き合いしている」という自覚が足りないというか相手がいるのに他人に気安く触らせ過ぎだしそこに気づいてないのは問題。 全体的にラブラブで関係を良くしていこうという2人が良かった。

リスタート!~34歳ゲームディレクターのつよくてニューゲーム~

リスタート!~34歳ゲームディレクターのつよくてニューゲーム~の感想 #推しを3行で推す

リスタート!~34歳ゲームディレクターのつよくてニューゲーム~
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
2ヶ月前

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 昔一巻読んでまあいつも通り完結したら読もうと思っていたがいつの間にか完結していたので読んだ。2巻あたりまでゲーム開発を中心とした人間関係の話は好き。色々な伏線を回収していくあたりはちょっと複雑だったな ・特に好きなところは? 伏線回収とナーシャ・ジベリが元ネタと思われるネタ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 全3巻なんでサクッと読めて読後感もいいのでおすすめです

東京ヒゴロ

漫画を愛する塩澤さん

東京ヒゴロ
ナナシ
7ヶ月前

東京の街で文鳥と暮らす、漫画編集者の塩澤さん。 塩澤さんという男がどんな人間なのか、本文に滲み出ている。 文鳥と敬語で会話。物は多いが整理された部屋。深々と丁寧にお辞儀。文房具全てに名前シール。横断歩道では手を挙げて。待ち合わせには1時間前到着。 そんな塩澤さんは、どれほど真摯に仕事に向き合ってここまできたのだろう。そんな中、仕事を辞めた。 この先、愛する漫画とどのように向き合っていくのか。 塩澤さんの新しい生活が始まる。

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