スタートとしては及第点
定期的に読みたくなる
ヒロインが壊滅的に服のセンスがなかったり、猪突猛進さが可愛い。 河原先生の描く男性はヒロインへの影ながら想う愛がイイ。 河原漫画の中でもイチオシ☆
変人奇人たくさんの高校コメディ #1巻応援
みなさんの学校では先生はどんなあだ名で呼ばれていましたか? 私の学校の先生方は「極道」、「ソルジャークラス1st」、「化身」(いずれも女性の先生)などと呼ばれ親しまれていました。そんな懐かしい記憶を呼び起こしてくれたのが、この愉快な4コママンガでした。 生徒も先生もキャラがとにかく濃い東遊高校を舞台に繰り広げられる学園コメディで、ギャグ色強めのラブコメ成分も多めに含まれています。 バレエをやっていたものの背が伸び過ぎてモデルをやっており、同じ事務所に所属する超美形の恋人もいるものの、独特の感性を持った美人ゾーィ。 人間観察が趣味で、茶道部に入って「頂上(てっぺん)」を取ろうとしている、自分の容姿に自信がありすぎる鈴音。 身長は低いもののラグビー部で活躍する、優しいけど鈍い、いつも笑顔でスマイル王子と呼ばれている鍛冶。 中学時代から鍛冶を慕いストーカー化しているが自覚に乏しい怜。 そんな怜への気持ちに徐々に自覚的になっていく、この作品の中では常識人寄りで清涼剤のような存在の小川。 おとなしいメガネ文学少女的な外見で、バイオレンスアクション小説を書いている青山さん。 10年間「とび森」をやりこみ続け公共事業をコンプリートしている斉木。 ミステリアスな美人だが、目を開けたまま眠ることができ、鍵開けが得意で、男子ふたりのかけあいに妄想を昂らせる五十嵐さん。 他にも、書ききれないほどたくさんの個性的なキャラクターたちが登場します。 教師のあだ名も「アンドロイド」、「板長」、「アガペー」など特徴的で、それだけで日々の賑やかさが伝わってきます。倫理教師のあだ名がアガペーになるところ、好きです。 それぞれのキャラクターたちが複雑に関係し合って織りなされる群像劇は実際の学校生活さながらで、その中で萌芽を見せるいくつかのラブの部分も見どころとなっています。ラブらないところも、それはそれでまた良く。 私はこういった耽美な絵柄で描かれるエキセントリックなギャグが大好きです。同じ趣味の方、変な人間が好きな方にオススメです。
落語が聴きに行きたくなる
臨場感ある場面作りと構成。 落語の面白さは全然分からないけど、この漫画は面白いし、落語を実際に聴きに行きたくなるくらい魅力的なキャラクターやストーリー構成になっている。 サクセスストーリー好きにもオススメ☆
異世界で監禁婚とは?
気がつくと、謎の部屋にいた主人公。 そこで 「屋敷の主の第五夫人に選ばれた」 と宣告される。 監禁婚と題されるように、基本的には監禁生活を強いられ、屋敷の主との営みのときのみ部屋から出される。 最初は、アラブの石油王のような富豪を想像するが、徐々にその異常さに気づいていく、、という流れ。 特に、最新刊にいくにつれて最初に思ったのと全然違う方向に行くから、先が読めなくてめっちゃ気になる。 読み始めたころはちょいエロ×ミステリー的な流れかな?と思うのだが、どんどんSFファンタジーな世界にいくので、それ系が好きな人にもおすすめできる作品です。 (むしろエロ系なのは、そんなないので、そっちラインを期待した人はがっかりするかも)
一国か自分の命かを選ぶ設定が秀逸
気がつくと謎の部屋「グリーンボックス」に閉じ込められた主人公。 その部屋には 「欲しいものを思い浮かべながら滅ぼしたい国を選べ 当たりなら開放」 の文字と世界地図。 最初はテレビの企画か何かと疑い何もせずにいるが、徐々に我慢の限界になり試しに1つの国のボタンを押し自分のスマホと交換。 スマホからニュースを確認すると、それが現実であることを知る。 自身の命(というか食欲などの欲)と一国を天秤にかけるという設定が秀逸で、その後タカが外れたように国を滅ぼすことに抵抗がなくなっていく主人公の心理が面白い。 ボタン1つで国が滅びるというのが実感がなく、また人ひとりではなく、国単位なのも想像しにくいからより葛藤がないのだろう。 また自身もこの部屋に閉じ込められたという被害者意識から自らの欲を優先していく様が、生々しい。 当然、各国もだまっていなくて対策を講じるも、根本的な解決にならない。 このボックスの正体も徐々に明らかになっていくが、ジリジリとしたストーリー展開ですごい先が気になるつくり。 とにかくヒキがうまい。 どうオチがつくのか最後まで見届けたい作品です。
エロいし面白い
※ネタバレを含むクチコミです。
最高の飼い猫
生活力皆無な主人公が、ある時に拾った猫の面倒をみる...つもりが猫が飼い主の面倒を見始めた。 すくすくと育った猫は人ほどに大きくなって料理したりメイクしてくれたり、めっちゃ面倒をみてくれる素晴らしく出来た猫になっていく そんな不思議な猫との掛け合いを楽しむほんわかコメディ作品 猫可愛いし、登場人物も面白い良いキャラが多く、飽きずにサクサク楽しめる良作 動物ものとしてもコメディとしても楽しめるので、未読の方はオススメです
ラノベっぽい中ニ感と美しいエンディング
ストーリーは正直置いてけぼり感あるけど決して戻ることのない今までの人生と残された時間をどうするかというテーマが一貫してるのが好感もてる 最近流行りのループ物だったり、展開に困ったらとりあえず過去に戻ったりする作品よりは全然好き 絵も安定してるし、ダンス踊るとこやラストなどやたらエモいシーンを描くのが上手いので刺さる人には刺さると思う
ほどよくエロくて甘酸っぱい
中学生男子の主人公コジキくんとクラスの女子たちの話。実際に作者さんの学生時代に起こっていた…かもしれない話。いや起こってたら羨ましすぎるが…あまずっぺえ…。女の子たちみんな可愛すぎるしエロい。ずるい。とてもいい。 どの話も誰もが憧れるシチュすぎんだよな~!いや私の時もあったか…?記憶にないだけで…当時はそういう視点がなかっただけで…。ちなみに実際の私の中学時代は既に立派に腐っていたので、クラスの男子二人組が距離近いたびにニチャア……としてました。
「物語」と「友達」の力に気づかせてくれる優しい物語。
<ログライン> 図書委員になった本好き女子とギャルが「友達」になる物語。 <ここがオススメ!> カッパのアイコンでお馴染みの相澤いくえ先生本人のようなカッパが出てるけど、エッセイではない物語。 「本」と「友達」の意味の両方に気付かせてくれる優しいお話。 あとがきを読むと、先生の伝えたかったことがよりわかるような。 図書委員の話なので、小説の話題もチラホラと出てくるけれど、特に『イン・ザ・プール』(奥田英朗著)を読みたくなる。 『イン・ザ・プール』は意外と救いでもある。 なお、相澤いくえ先生の『モディリアーニにお願い』は僕の中で人生ベスト10に入る漫画です。 <この作品が好きなら……> ・スキップとローファー https://manba.co.jp/boards/94715 ・言葉の獣 https://manba.co.jp/boards/160541 ・違国日記 https://manba.co.jp/boards/77447
静かな気迫を感じます。
マンガから訣別した人、マンガが上手く描けなくなった人、自分のマンガが認められない人。それぞれ事情はあるものの、皆命懸けでマンガと対峙していました。作り手にとってのマンガの魔力のようなものを感じる作品です。これからマンガを読むときの姿勢にも影響しそうな。余韻がすごいです。
幼馴染で獣人の家臣と生き残りの王子
※ネタバレを含むクチコミです。
人物描写がよかった
小説家はとうの昔に諦めてしまったけれど、何者かになりたい気持ちを捨てきれずに集まり続ける3人の女の子。 平和で楽しそうな3人の文芸サークル「キャロット通信」が何をきっかけに崩壊したのかを描く作品。 可愛らしくあたたかみのある絵柄、女の子たちのほのぼのした会話、そこからの残酷で現実的な展開がおもしろいのはもちろんだけど、主人公・川上の人物描写が素晴らしかった。 工場で長年働きながらも工場の人たちをナチュラルに下に見てる感じが節々に現れていてゾクゾクした。ちょっとしたリアルさがいい。 この描写があるから後半の展開がさらに残酷に見えていいんだよな……と感心してしまった。 夢を諦めないのはいいこととされがちだけど、諦めきれないのは悲劇でもあるんだなあと改めて実感させられる作品。 救いと見るか呪いと見るかは読む人次第なのかも。
堅物高校教師と進路迷走中のDK
※ネタバレを含むクチコミです。
サエコの狙いが見えないが惹きつけられる
毒親にも色々あるけど、過干渉の部類に近い。 それもやり過ぎの過干渉。 娘を溺愛するあまり、娘の障害になるような周囲の人間をどんどん排除していくような母親の話。 それを称して狂育ママとはよく言ったものです。 しかし謎も何点かあって、 ・シングルマザーであること ・娘が全く似ていないこと ・娘を溺愛している理由 がある。 冒頭に、とある金持ち家族の隣に引っ越したシーンで、そこの父親と因縁がありそうだったので、彼が父親なのか?ないしは、何か関係ありとみているが、まだ決定的なものはない。 今後明らかになるのが楽しみなのと、娘のために文字通り体をはるサエコから目が離せません。
悪女と天女
悪女=彗月の呪いによって天女(めっちゃいい子)=玲琳と悪女が入れ替わりを起こす話。 1〜4巻が第一部。5巻以降も「入れ替わり」を軸にトラブル続発なのだが、、、玲琳の性格も彗月の性格にも感情移入できず…飽きる。 読むとしても4巻までをお勧めします。
青春というよりも「思春期」をもう一度思い出せる!
<ログライン> 腐女子な美術部少女を中心とした群像劇。 <ここがオススメ!> 美術部で絵を描くよりもオタク的なイラストを描いている描写の方が多いけど、美術部な女の子を中心とした物語。 「青春」というと煌めき輝かしいもののような感じがあるけれど、本作はどちらかというと「思春期」を思い出す。 こんな関係にちょっと憧れていたような、全然憧れなどなかったような。 厨二感がそこかしこに見え隠れしつつ、なんだかほっこりしてしまうような。 細かい説明などなくとも、誰がどんな趣味嗜好なのかが、サラリと入ってくるので、学校生活を覗き見しているような気分にもなる。 ちょっと腐女子な女の子が、隣の席のイケメン男子と関係が近付いていく感じたまらぬのです。 <この作品が好きなら……> ・ずっと青春ぽいですよ https://manba.co.jp/boards/185828 ・8月31日のロングサマー https://manba.co.jp/boards/181812 ・ふたりエスケープ https://manba.co.jp/boards/126172
龍王の一途な溺愛
※ネタバレを含むクチコミです。
金城宗幸の読み切り
毎回思うんですが 圧倒的ルビの日本語センス、 というか 一見、聞いた瞬間、とか 文字とか、かっこいいのだけど よくよく考えたら 笑える。 みたいなニュアンスを 絶妙な角度から畳み掛けてくるのが やはり金城さんのセンスなんだと 感じながら読み切り読みました、 短い読み切りなのに 圧倒的センス感じて 今日もよく眠れそうです。
恋愛体質な男子高生が地獄で学園生活リスタート
※ネタバレを含むクチコミです。
君と、したいことたくさん
BLアワード2024年大賞作品!ということで読みましたが…!イケメン年下部下攻め…枯れた上司受け…好き…!!40手前の十条さんの孤独とか、死ぬまでに何かやっとかなきゃみたいな焦燥感は自分にも刺さったので、共感できるしなにより田中慶司の証明の仕方~~~!!(フルネーム呼び捨て)これで私も田中慶司くんに落ちました。こういう年下に振り回される年上大好きだ…。 十条さんの作ったやりたいことリストも可愛らしくて、しばらく誰かと付き合いがないとなかなかやれないものだし、でもやりたい気持ちめちゃくちゃわかるし…。学生の頃ならまだしも、大人になるとこういうのに付き合ってくれる相手は全然作れない…私にも田中慶司くんみたいな神人物舞い降りてきてほしいです…。 少しずつ距離が縮まっていく二人に目が離せなくて、ドキドキきゅんきゅんしました…!良作だった…。
好きなグルメ漫画
中華が食べたくなる漫画。 氷の包丁とか、サーカス並みの生地の伸ばし方とか…w誇張した表現は多々あるけど、それくらいファンタジーあった方が好きなので、好み。 中華の種類とか知識とかも得れる漫画になっていてオススメ☆
どんな時でもお腹が減っては何も出来ない。
空腹を満たすって、心を満たすとイコールか。と自分の中で再確認。 温かい物語に、ジーンとしました。 作ったご飯を、いつもいつも悲しい言葉で罵倒されてた主人公の波名。それでも笑顔で頑張ってたんだな、きっと。 結局、元旦那が他に女性がいる事で離婚に至ったわけだけど。。そりゃ、この結果になってホッとするよね。 その後、ある惣菜屋さんで働く潮さんと出会って。。 恋愛じゃない所がまたこの物語の良さ。 人と人との出会いが美味しい食べ物が自分達の立ち止まってた人生に光を差してくれる。 とっても素敵な作品でした。
「COPPELION」後は中々難しく、直近「真夏のグレイグー」 が打ち切りめいた終了だった井上先生が、ここに打開を求めて きたかという感じですかね。 第一話は世界観、キャラクターも悪くなく空を舞台とした冒険ファンタ ジーとして良い雰囲気が出せていました。 ただベタと言えばベタなので、今後どのように個性を付加し、展開 させていくかが重要になりそうです。 「COPPELION」と並ぶかそれ以上の作品になることを期待 したいと思います。