病弱なヒメは健康な身体を手に入れた
漢字が多いし、設定が難しそう系?と最初の数ページで離脱してはいけない。 入れ替わった直後までは頑張って読んでほしい。 健康な身体を手に入れた脳筋主人公が、キャッキャし始めるまでは。 周りが優しい人たちだったから、心根が優しいままでいられたのかなと思った。 あと脳筋で絶えず努力し、努力をまるで才能のように見せているところ。 周りも雛女(ひめ)の弱点になるからと、隠していたんだろう。 どうせ熱が下がらないなら下がるのを待たずに鍛錬して高みに向かうとか、脳筋半端ない。 健康な身体を得てしまった玲琳は、入れ替わり先の人(慧月)の本来のマイナス評価以外、マイナスの点がない人間ができあがってしまっている。 もし入れ替わりを戻したら、それはそれで慧月は大変そうだ。簡単に戻すつもりはないのだろうけど。 一巻読んだら二巻目も読みたくなる。 病弱さでわからなかった、ありのままの玲琳がおもしろすぎる。