喫煙所での交流(ロマンス)
タバコを吸う以外の何が目的で、喫煙所に何故行くか。 よく聞いたのは、会社で他部署の人と話をする手段として。 本作はスーパーの店員さんと常連のお客さんが話をするため。 スーパーの店員さんからしたら、この人はあの人のレジによく並ぶなあというのはしばしあるんだろうか。 よく行くスーパーだと、「この人はレジ打ちが早い」とか「接客が丁寧」だから、こっちに並ぼうとなるものだろうか。 自分の場合は、空いたほうにとりあえず行くのだけど。 と、山田さんの笑顔と仕事ぶりに癒やされようと、山田さんのレジに並ぶ、くたびれた中年男性の佐々木さんを見ていて思った。 そして一巻表紙の佐々木さんのくたびれっぷりと、田山さんの不良っぷりはたまらない。 ロマンス好きの店長といっしょに、ふたりのロマンス行く方を眺めていたくなる。
タイトルに惹かれて読み始めました。日々の小さな楽しみを持ってる佐々木さんが羨ましくなりました。生活に張り合いが出るし、社畜にはそういうのないとやってらんないしね。
田山さんみたいな友達ほしい。
ハラハラドキドキの刺激を求めるタイプのマンガではないです。が、それこそ日々の小さな楽しみになり得る素敵なマンガ。