ゾクゾクする芸術の世界
いつか死ぬなら絵を売ってから ぱらり
ネカフェ暮らしの清掃員で無名の絵描きである一希と、そんな一希の絵に魅せられた透の話。芸術の世界を知れてわくわくするし、なにより各キャラクターの描写がすごくいい。「バカにするな」と金を突き返す一希は最初見た時モヤモヤしたけど、読んでいくにつれ過去の背景が分かって心情が理解できたし、それでも引き留める透の熱い気持ちや見えてる世界だとか一希との違いだとか……。うまく言えないけどそういう差すごく良いです。
というか冒頭のシーンも伏線だったわけだしまだ気になるところもたくさんあるし、キャラクターもいいし、物語としてすごく面白いしクオリティが高い気がする。今後の展開が楽しみ。とりあえず1巻読了。