「君と宇宙を歩くために」感想
これは人前で読んじゃいけない本だった。途中何度も涙腺が崩壊してえらい目にあったわ(笑)。 宇野くんと小林くんが、己れと全力で向き合い模索し続ける姿が、心に刺さりまくった。苦手な事に向き合うのは誰だって怖いし勇気がいる事だ。だからこそ、つい目を背けたくもなる。 ずっと目を背けてモヤモヤした想いを抱えていた小林くんが、宇野くんと出会った事で、自分を変えようと頑張る姿は思わず応援したくなる。 宇野くんも、孤立していた学校で、小林くんという初めての友達が出来て、世界が徐々に開けていくのが良い。 そして回を重ねるごとに、周囲の人々にもスポットが当たり、それぞれの葛藤が描かれ物語がさらに深みを増していく。 この先も大事に読んでいきたい作品だ。
1巻読了。
バイト中(マンガを読むのも仕事のうち)に何度も涙ぐんで途中で読むのを中断して、また読み始めてまた中断してを繰り返し、どうにか最後まで読みました。
不良の小林君は、本当はとても素直で優しい子。
転校してきた宇野君に対しても思いやりが溢れます。
自分と同じところを見つけて補い合ってふたりの素敵な関係性にほっこり。
そして、登場人物も個性豊かでそれぞれ表現方法は違えど、心根が優しい。
宇野君が存在することによって周りを巻き込んで大きく変わっていく。
きっと、宇宙も小さな爆発を繰り返し、日々変化している。
高校生活、青春ど真ん中!!