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Uターン公務員就職し、常に「公務ですから」と業務に全力で取り組むイケメンエリート。
それだけでも眩しい設定なのに、彼がローカルヒーローの中の人まで演じることに。公務で。
人の心はあるのかわからないほど、機械めいたように見える彼だが「公務ですから」とスーツアクターも公務として全力でやりとげていく。
イケメンは何を着てもイケメン。
ローカルヒーローといえども、かなり凝ったスーツが作られている。
そのローカルヒーローをプロデュースしたのがデビュー後泣かず飛ばず、戦隊モノ大好きな漫画家。
なんやかんやののち、漫画家の彼女からはイケメンエリートへ好意の矢印が出ているが、イケメンエリートは気づくことがあるんだろうか。
まあ、気づかなくても青里市の公務には問題ない。
それに「公務ですから」を決め台詞に、イケメンが漫画家にあんなことこんなことを御奉仕してキャッ♡な展開になってしまったら、掲載誌も変わってしまう。
そうならないあたりが、少年誌掲載ラブコメである所以なのかもしれない。
と、つらつらと考えて、私の妄想はどこへ向かおうとしているのかと悩んでしまった。