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観光客激減に悩む青里市市役所観光課は地域活性化のため、ご当地ヒーロー「ガッテンダー」を製作。なんと、観光課一のイケメン・エリート結城真一が「中の人」として演じることに!!特撮オタクで漫画家の卵・佐倉聡美ほかガッテンダー班のメンバーは夏のイベントに向け奔走するが…!?感動のローカルヒーロー・デビュー第１巻!!
青里市市役所観光課企画のご当地ヒーロー「ガッテンダー」が東京の銀座で開催する物産展に初めて参加することに。「中の人」を演じるイケメン・エリート結城真一を始めとする個性豊かなメンバーが一致団結して物産展に臨むが、想定外のトラブルが勃発し…!? 感動のローカルヒーロー・ストーリー第２巻出動!!
結城真一は青里市のご当地ヒーローガッテンダーの中の人を務めるエリート公務員!! 夏祭りのショーではゆるキャラ（？）と戦い、はてはご本家特撮ヒーローと共闘することに――!!?
Uターン公務員就職し、常に「公務ですから」と業務に全力で取り組むイケメンエリート。 それだけでも眩しい設定なのに、彼がローカルヒーローの中の人まで演じることに。公務で。 人の心はあるのかわからないほど、機械めいたように見える彼だが「公務ですから」とスーツアクターも公務として全力でやりとげていく。 イケメンは何を着てもイケメン。 ローカルヒーローといえども、かなり凝ったスーツが作られている。 そのローカルヒーローをプロデュースしたのがデビュー後泣かず飛ばず、戦隊モノ大好きな漫画家。 なんやかんやののち、漫画家の彼女からはイケメンエリートへ好意の矢印が出ているが、イケメンエリートは気づくことがあるんだろうか。 まあ、気づかなくても青里市の公務には問題ない。 それに「公務ですから」を決め台詞に、イケメンが漫画家にあんなことこんなことを御奉仕してキャッ♡な展開になってしまったら、掲載誌も変わってしまう。 そうならないあたりが、少年誌掲載ラブコメである所以なのかもしれない。 と、つらつらと考えて、私の妄想はどこへ向かおうとしているのかと悩んでしまった。