人の世の痛みや醜さが天国の光を輝かせる #1巻応援にコメントする
天国 ゴトウユキコ短編集

エモい漫画読みたいならこれ

天国 ゴトウユキコ短編集 ゴトウユキコ
六文銭
六文銭

率直にそう思いました。 エモいとか、正直、何か言っているようで何も言ってない感じがあるのですが、伝わりやすい表現なのであえて使わせていただきます。 短編集って音楽アルバムみたいなもんで全体で完成させているから、 この曲は個人的にイマイチだなー って思うようなものがあるんですが、本作はどれも外れなし。 ベストアルバムみたいな感じ。 それくらい、本当にどの話も素晴らしかった。 思春期の苦悩や葛藤とか、子供だからどうにもできない環境、それに対する稚拙なアプローチ。これらの表現が、とにかく秀逸。 しかも、そんな閉塞感だけで決して終わらせなくて、読後感はどれも最高に良い。 だから、読んでいて感傷的になったり、ノスタルジックな気分にさせてくれます。 最後の「迷子犬とわたしたち」が、自分の好きな要素(幼少期の冒険、初恋、打算のない友情など)が盛りだくさんであり、個人的にすごい好きでしたが、作者のあとがきで 「あの3人は中学に上がったらほとんど会うことはありません」 と、リアリティを突きつけられて、取り残された気分です。 まぁ、特に、小学校の出会いってそんなもんですよね・・・ その時にしかだせないからこそ、眩しく映るのでしょうから。

バスタード・ソードマン

異世界で(本当に)スローライフ! #1巻応援 

バスタード・ソードマン
サミアド
サミアド

ハーメルン、小説家になろうの人気小説。 書籍化も好評でニコニコ漫画・カドコミで漫画の連載も始まりました。 主人公はチート能力を持つ異世界転生者。 圧倒的な力と地球の知識を持っています。 …が、ハーレムも商会も国も作りません。 世界を救いません。成り上がりません。 平和な地方都市で庶民的な宿屋に住み、低ランク中堅冒険者として依頼をこなしダラダラ生活します。 『スローライフ』と名乗りながら忙しく生活する漫画が沢山ありますが、この作品はガチでスローライフ寄り。 釣りやジビエ料理や呑み屋で仲間と酒を呑むのがメインイベントです。 暮らしを豊かにするために前世知識を広める事もあります。・・・匿名で。 面倒&目立ちたくないので信頼できる相手に情報を与えて代わりに頑張って貰います。 自分で印刷業を始めたりはしません。 壮大さや痛快成り上がり感は無いですが主人公と周囲が良キャラだらけなので彼らの日常を気楽に見守る事が出来ます。 小説の挿絵も良いですがコミカライズ作者のマスクザJさんも原作に合う絵柄でリスペクトも感じられます。単行本1巻の裏表紙は気合いの入ったエビ素揚げ🦐!

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