かわいい叔父とかわいい姪の日常
あ〜かわいい。確かにかわいいですね、ふたりとも。 中学生メイちゃんのお母さんの弟=おじさんは、とても麗しくて街を歩けば誰もが振り向く美人。どういう事情か(お母さんが亡くなってる?)二人暮らしをしています。かわいくて美しいおじさんとは似ても似つかない地味顔な自覚があるメイちゃんだけど、おじさんには「かわいいかわいい」と溺愛されているという、なんかもうとにかく全部かわいい話でした。かなり好きです。毎話読むのが楽しみ。
外見に自信がない少女・メイは、容姿端麗な叔父さんがうらやましい。でも、叔父さんにとってはメイが一番かわいらしいのです!仲良しふたりのあたたかな同居生活、第1巻。ひたむきに愛を描く新鋭・綿野マイコの初単行本です。
表紙みて姉妹か親子の話かと思っていましたが、なんと叔父さんと姪のお話。
表紙の背が高いほうの美人は、なんと男性でした。
その内容も、地味で外見に自信がない姪のメイとイケメンの叔父さんとの生活を描いた、いわゆる大枠では日常系のくくりだと思うのですが・・・これが、もう最っっっっっっ高によかった!!×100
何が良かったのか?と聞かれると、非常に形容しにくいのですが、二人の関係や広がる優しい世界、欲しい言葉をすっぽりはめてくるセンスに、メイのちょっとした気配せから生じる謎の可愛さ!
叔父と住んでいる理由として、メイの母親(叔父の姉)はすでに他界しているという暗い背景もありますが、これもちょっとしたスパイスになっていて、なおのことメイが健気で愛おしく感じます。
2人の世界をずっと眺めていたい・・・。
とにかく読んだものにしかわからない、素晴らしさがあるので、読んでほしいっ・・・!!
個人的に、今年一番かもしれない。
これがハルタというのも納得してしまう。