4.0
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ゴーストライターを仕事の一つにしている、売れない小説家の主人公。
これまでに売れた作品は、絶大なる人気を誇ったにも関わらず、突如消えてしまったアイドルをモチーフに描いた処女作のみ。
ある日、その消えたアイドルが、自身の手記をゴーストライティングしてほしいと言ってきた。
主人公を前に、彼女の口から語られる想像を絶する消えた理由――。
「君はゴースト」は、最近読んだ漫画「往生際の意味を知れ!」に似ているなと、読み直していて思った。
あちらは元カノでこちらは消えたアイドルだとか、あちらは未来を記録しようとしてきて、こちらは過去を記録しようとしているとか、あれこれ設定は異なるのだけど。
2巻完結の短めの漫画となっており、2巻の後半からが見せ場(だと思う)。
そのため、1巻で読むのをやめず、ぜひ2巻まで手を伸ばしてみてほしい。
最終話まで読めば、読後は気持ちがスッキリとすること間違いなし。
もやっとするとしたら、それはきっと芸能界の闇と社会の闇のせい。一般人は無力だから仕方ない。