ラーメンを題材にした漫画には、構造的な問題があります。
それは「(所謂)ラーメンハゲが、大体の結論を、もう既に言っている」ということです。
トリッキーと思ったアイデアは、既に実際に存在しますし、その美味しさは、もう既に語られているのです。
とは言え(所謂)「ニューウェーブ」と言われる以前の、普通の古典的な塩ラーメン、味噌ラーメン、中華そば等々が何故人を魅了するのか?みたいなものが、やっぱりあって。この作品では、それが平易に優しく語られます。まぁ、日本文芸社/漫画ゴラクですしね。
(ハイ、ここで土山しげるの話はしません)
後、付け加えますと、北海道ご当地ラーメンである、「ラーメンサラダ」を取り扱った漫画って、これくらいではないでしょうか?
自分が誰だかわからないけど、ラーメンを作らせたら超一流!「野良ちゃん」と呼ばれる放浪青年が作り出す一杯のラーメンが、人々を幸せにしていく人情グルメコミック!店の前で倒れていた青年にラーメンを食べさせた「ラーメンしろくま」の店主だったが、そのラーメンを酷評されてしまう。店主の娘・玉子(たまこ)は、青年が背負っていた麺棒から麺師だと考えて、青年に自分のラーメンを作らせるが……!?
自分が誰だかわからないけど、ラーメンを作らせたら超一流!「野良ちゃん」と呼ばれる放浪青年が作り出す一杯のラーメンが、人々を幸せにしていく人情グルメコミック!店の前で倒れていた青年にラーメンを食べさせた「ラーメンしろくま」の店主だったが、そのラーメンを酷評されてしまう。店主の娘・玉子(たまこ)は、青年が背負っていた麺棒から麺師だと考えて、青年に自分のラーメンを作らせるが……!?