革新的な新連載『ダーウィン事変』について話そう
※ネタバレを含むクチコミです。
テロ組織「動物解放同盟(ALA)」が生物科学研究所を襲撃した際、妊娠しているメスのチンパンジーが保護された。彼女から生まれたのは、半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーだった。チャーリーは人間の両親のもとで15年育てられ、高校に入学することに。そこでチャーリーは、頭脳明晰だが「陰キャ」と揶揄されるルーシーと出会う。「テロ」「炎上」「差別」……ヒトが抱える問題に、「ヒト以外」のチャーリーが、ルーシーとともに向き合うヒューマン&ノン・ヒューマンドラマ。作品集『パンティストッキングのような空の下』が「このマンガがすごい!」2017(宝島社)のオトコ編第4位にランクインし、話題になった漫画家・うめざわしゅんによる連載作品、開幕!
実はサイエンスアンドヒューマニティーなマンガです。たまーにこういう感じのいいマンガありますよね!私も昔読んだ中でこういうテイストの作品があったように記憶してます(タイトルや内容などは忘れました)!
最近、スマホでサクサク読めるものばかりになってしまいがちだったのですが、こちらの作品は、じっくりと噛めば噛むほど味わいが出てくるチャンジャのようなマンガです。
ですので、時間の余裕のある時に、ほうじ茶ラテを片手にじっくりと読むのがいいですね。月刊誌であるアフタヌーンに連載ということで、それもじっくりと咀嚼しながら読めるいいペースかもしれません。
まだ4巻までしか出ていなくて、しかも4巻のラストでかなり衝撃的なことになっているので、今後の展開が楽しみでなりません。個人的には豊昇龍と同じくらい大きな期待を持っています。