小玉先生の久しぶりのファンタジー作品ワクワクします!
人並み外れた運動神経があると自覚しながら、そのパワーを制御して暮らしている少女・月菜はある時夜道で白くて大きな犬に出会い、不思議と懐かしさを感じました。さらに新しく始めたアルバイト先が入る商業施設で、謎の男性・颯に出会います。その人にはなぜか月菜の秘密がお見通しでした。そして不思議がる月菜の目の前で「狼」に姿を変えた颯。月菜は自分が何者なのか、向き合うときがくる…という話です。
黒い狼と白い狼と灰色狼
1巻読了。 月菜は、高校三年生。1歳の時に現在の両親の養女となった。 スポーツ推薦で、進路は決まっているが・・・。 自分のあまりの運動神経の良さに疑問を抱きながら生活していたある日、帰宅途中に大きな白い犬に出会う。 その匂いを嗅いで懐かしさを感じる。 別日、バイト終わりにワインの試飲を薦めている颯と出会う。 そして、颯から変わった匂いがするので話をしたいと持ち掛けられる。 その話を聞いてみると・・・。 分かりやすいお話で、これから先月菜の運命がどう変わっていくか楽しみにしたい。