婚活で出会ったサイコ男に追いかけられる恐怖
元彼と別れて間もない紗倉祥子(26歳・OL)は、ある日、友人に婚活に誘われ、眉村仁(32歳・SE・年収900万)という紳士的な男と出会う…。 だがこの眉村という男、超サイコだった! 祥子に狙いを定め、明らかに異常なストーキングを仕掛ける眉村。 何も知らない祥子は、運命的な出会いと勘違いしてしまう。 このまま二人は接近して、隣人として暮らすことになるのか・・・? という、第一話からヤバさ満点の眉村だったが、気になるのはその人間離れした怪力。 寄生獣の後藤か?ってレベルの無機質な強さ。 言葉のセンスも巧みで「享年◯◯歳・・・」と元彼の家族の名前を読み上げて脅すシーンは恐怖しかなかった。 北斗の拳でいえば「お前はもう死んでいる・・・」みたいなニュアンスだろうか。 とにかく続きが気になる新連載。
婚活で知り合った男が、やばい奴だった話。
偶然をよそおって、店で会ったり、挙げ句は隣の家にまで引っ越してくる。
(あ、だから隣人Xか)
運命と感じるか、やばっと感じるかは紙一重なんだなとつくづく思う。
そこから、どんどん本性が現れて、気持ちがきれるのだけど、
ストーカー化して追い回してくる展開。
何人も拉致監禁していて、その被害者の一人の兄と結託して
逮捕させようとするが・・・。
この男の真意はなんだろうと思っていたのですが、主人公に母親(こちらも結構もやばい性癖の持ち主)に面影をかさねていた?感じでしょうかね。
先が気になり、また読みやすいのでグイグイ読んでしまいました。
元々、「給料日のグルメ」が好きだったので、その作家さんということで読んだら真逆ともいえる話でたまげましたが、これはこれで面白く作風の広さに感服した次第です。