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ハコヅメの作者さんが元警察官だったり、その仕事を経験した人が描いた漫画って最近すごく増えたような気がしますが、そういえば手塚治虫が医学生だったことを忘れてました。「ブラック・ジャック」も医学の知識がふんだんに盛り込まれていますが、ブラック・ジャック自身の生い立ちにまつわる復讐劇だったり、ドラマチックな内容が多くて純粋に漫画として面白い!が勝るので、意識してても忘れるんだと思います。「きりひと讃歌」は大病院の政治的なことも含めて、医師としての葛藤もリアルに感じました。ただ、医者である男性達が葛藤していく中で、いつも恋人である女性達が犠牲になっていたのが解せません。占部はシスター・ヘレンのことを愛してると言っていましたが、私にはそれが本心とは思えません。どうしても自己保身の為の言い訳に聞こえてしまいます。それから婚約者のいずみさんの髪型が途中でガラリと変わるのも不自然ですが、電話で桐人の居場所を教えてくれたのは誰なのかも謎でした…。しかし、色んな後味の悪さも含めて傑作だということは分かります。これぞ大人が読むべき人間ドラマですね…。読み終わると「きりひと讃歌」というタイトルもより深いな〜と思いました。

手塚治虫版「白い巨塔」でありながら…にコメントする
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一日一手塚
『シュマリ』を最近読みまして、近い時期に描かれた『ボンバ!』もハードだよというのを見かけたので読んでみました。 『シュマリ』と同じく『ボンバ!』も復讐から物語が始まりますが男らしいシュマリに対して本作の主人公男谷はかなり暗い男。今の言葉で言えば陰キャです。この男谷の嫉妬心や欲望が、戦時中に父が世話をしていた軍馬ボンバの形を取り、邪魔だと思う相手を殺すようになります。 男谷が恋心を抱いていたヒロインの水島先生はとってもかわいく描かれるのですが、劇中で迎える結末はかなり唐突かつ悲惨なもの。この冷や水を浴びせるかのようなあっけなさ、あまり現代の作品には無いなと思ったり。あっさりと描かれているからこそ些細な運命の悪戯が誰かの人生を狂わせるもどかしさと切なさを強く感じます。 水島先生を失った男谷は社会を憎み、逆恨み的にボンバで人を襲うようになります。復讐心がコントロールを失い暴走するのはのちの『鉄の旋律』にも引き継がれているような。巨大なボンバが暴れ回る画面は怪獣映画さながらで迫力満点です。 暴走したボンバを抑えこむための決着は少々強引な気もしますが、負の感情をどう克服するか、というテーマに対しては美しい終わり方だと思いました。やはり最後は愛。
ボンバ!
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