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国の威信をかけた巨大蟹漁のため、奴隷のような扱いを受けている者たち。
この物語の世界では海はなく、空流とよばれるところを魚が泳いでいる。そしてその上空に浮かぶ巨大な船「蟹工船」が舞台。蟹を狩るときは地上に降りてノルマを達成するために命がけで漁をする。
その蟹工船の中で権力者として君臨している男(少年のようにも見える)九条に、主人公の流伽と孤児院で一緒に育ってきた親友・柊を理不尽に殺される。親友の死を無駄にしないため、なんとしてでも金を貯めてここから抜け出す決意をする、という話。

作家名に小林多喜二の名前はないし、全く別物として読むのが正しいのでしょう。巨大蟹と戦うシーンは個人的にもお気に入りでしたが、さっそく九条に逆らって船の底で蟹の殻剥き要員になってしまいます。
はやくのし上がってまた蟹を狩ってほしい。

巨大蟹の甲羅は刃物も銃も効かないくらい硬いので、あの関節の薄い皮膚?のところをハサミでチョンって切ってバキッと折るんですよ。
つまり、わたしたちが実際に蟹を食べるときと同じなんです。
食べたくなっちゃいますね、蟹。

案外さっさと殻剥き要員から狩りに戻れてよかった。
あのアル中のじいさん、シャコが出てきたときだけ冷静になっててちょっとおもしろかった

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