ビリオンレーサー 多田大我
命懸けで一攫千金!!「ビリオンレーサー」感想
いわゆる裏社会漫画。
50社以上うけてどこにも内定がもらえず、半グレ集団が経営する会社に就職してしまった主人公の話。
半グレ集団だけに社長も気合が入っており、会社の金を横領して秒で失踪。
半グレ集団のボスに、なぜか才能を見いだされた主人公は、代わりに社長にならないかと打診され・・・という展開。
こうやって一般人が、裏の世界にズブズブとハマっていく感じが、
同じく一般人である読者の自分は、ハラハラしますね。
特に、主人公は女手一つで育ててくれたという貧しい家庭環境も相まって、選択肢が狭まっていることも共感できます。
悪いとわかっていても、これしかできないのです。
半グレ集団というと、イカツイ人をイメージしてしまいますが、
半グレ集団のボス乙矢(おとや)は、シュッとしたイケメンで、インテリっぽさがが底知れない雰囲気を醸して良いです。
主人公とどういう関係になっていくのか。
また、この社会に後から入ってきた主人公がどう立ち居振る舞っていくのか。
今後が楽しみです。