本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
完了する
一色さんはうまぶりたいっ!

本格麻雀マンガとラブコメのハイブリッドな作品 #1巻応援

一色さんはうまぶりたいっ! 草下シンヤ マルヤマ 白鳥翔
sogor25
sogor25
舞台は都立文永高校の麻雀部。 高校生プロ雀士である白鳥正宗は、後輩の一色麗花の打ち方を見て彼女がかなりの実力者だと感じていて、部活で麻雀を打っている最中も彼女のプレーの意図や思考について色々と尋ねてきます。 しかし、一色さんの麻雀の実力は白鳥が思うほど高いわけではありません。 というのも、彼女はテレビ対局で見た白鳥に憧れて麻雀を始め、プロの対局から学んだ麻雀中の所作は上級者そのものなのですが、肝心の麻雀のほうはまだまだ練習不足。 そのため、白鳥先輩の質問に対しても、本当は偶然いい結果が出ただけなのに、あたかも自分が意図して打牌したような"うまぶり"の答え方をしてしまいます。 この作品はそんな"うまぶり"で必死に自分の実力を隠しつつ、白鳥先輩に興味を持ってもらおうとする一色さんを描くラブコメ作品です。 高校生プロ雀士である白鳥先輩の麻雀に対する思考は非常に深く、一見違和感のある一色さんの打牌に対しても合理的な理屈を見つけてきます。 なので作中の麻雀の描写はラブコメマンガとは思えないほど高度なものになっています。 しかし一色さんは白鳥先輩が考えるような高度な思考ができておらず、いろいろ考えているフリをしてなんとか"うまぶろう"とします。 この「偶然起こった展開をさも自分の意図したものだと振る舞う」という表現はマインドスポーツの中でも偶然の要素の強い麻雀ならではのもので、一色さんの実力を過大評価する白鳥先輩と"うまぶる"ことでなんとかごまかそうとする一色さんの様子を2人の関係性として見事にラブコメに昇華している作品です。 この作品は これまでの麻雀マンガで表現されていた高度な戦術論をラブコメという形に落とし込んだ、まさに"ハイブリッドな作品"と言えるのではないでしょうか。 1巻まで読了
【過去ログ】きょうの新連載&読切まとめ
マルヤマ 【good!アフタヌーン】 《新連載》「永久×バレット ─怪獣学園─」モリオン航空/玄道 《新連載》「新・地獄堂霊界通信」みもり/香月日輪 《読切》「ふつうがめっちゃこわい」こんはるか ◇◇◇2020年10月6日(火)◇◇◇ 【月刊少年マガジン】 《新連載》「め組の大吾 救国のオレンジ」曽田正人 【ミステリーボニータ】 《新連載》「海が走るエンドロール」たらちねジョン 《新連載》「まほろばの番人」潮見知佳 《新連載》「西荻窪 三ツ星洋酒堂」浅井西 【プリンセス】 《新連載》「緋色の呪文」藤田麻貴 ◇◇◇2020年10月5日(月)◇◇◇ 【週刊少年ジャンプ】 《読切》「静子ブルジョワジー」平川もそ 【週刊ヤングマガジン】 《新連載》「永久×バレット 新湊攻防戦」藤村緋二/モリオン航空 【ビッグコミックスピリッツ】 《新連載》「プラタナスの実−小児科医療チャンネル−」東元俊哉 《読切》「スピリッツなき世界」水口尚樹 【ビッグコミックオリジナル】 《読切》「山男を飼う」カラシユニコ 《読切》「母と娘のゆくへ」大井詩織 ◇◇◇2020年10月2日(金)◇◇◇ 【ジャンプSQ.】 《読切》「パラレルワールドくん」うすた京介 《読切》「ラブコメハザード」平岡一輝 《読切》「コメコメコメット」佐々木優太 《読切》「刻矢の柔道」杉本淳 なかよし 《読切》「パンケーキメルト」春兎ちろ 《読切》「もしもし、キミに恋をしています。」梅缶もこ 【webアクション】 《読切》「京男子のはんなり甘味帖」こまだまこ ◇◇◇2020年10月1日(木)◇◇◇ 【BE・LOVE】 《新連載》「この恋、茶番につき!?」山中梅鉢
情報の提供お待ちしてます!
掲載している内容の誤りや、この著者に関するおすすめの記事、公式情報のリンクなどはこちらからお送りください。みなさまのご協力をお願い申し上げます。