「かわいい」にコンプレックスがあった女子が「かわいい」をつくる!
かわいいものが大好きな柔道少女・ユメは、好きな男の子に可愛いものは似合わないと言われてから自分の気持ちに蓋をしてきたけど、クルルというキャラクターへの強い愛でファンシー会社に就職。そこで今まで蓋をしてきた思いを一気に開放する!という話。ユメちゃんはガタイもデカくないし顔もめちゃくちゃかわいいんだけど、服装は男性的なものを見に付けているのでちょっとチグハグ感があったから、これから好きな服を着て、好きを開放していったらどうなるのか楽しみ。
須川佳先生いったい何者…!?メチャクチャ面白かったです!
現実世界の日本に似ているようでちょっと違う日本が舞台。夏はホタルではなく外来種のウィル・オー・ザ・ウィスプが飛び交い1991年にはカッパが絶滅したその世界では、多様な人間が暮らしている。
ノームが住む地域らしい大阪から娘に会いに境界都市にやってきた母親は、自動で“標準”人種に設定されてしまう地図アプリにも信号機にも適応できず……という第1話。
とにかく絵が可愛らしくて胸がギュンギュンする。すこしふしぎな世界もたまらない。
誰かに不自由を押し付けて我慢させるのが当たり前になってしまっている現実と、それをなんとかしたいと思っている人達の姿にジーンとしました。
これからこれが毎月読めるなんて嬉しすぎる…!
タイトルの意味が全く謎なので明らかになるのが楽しみです。