「立ち止まって気まずくなってもらわないと困ります」
「この世界に確かに存在する傷を 隠して無視して消すことは絶対に許されません」
所長のセリフめっちゃ力強くてよかった・・・
須川佳先生いったい何者…!?メチャクチャ面白かったです!
現実世界の日本に似ているようでちょっと違う日本が舞台。夏はホタルではなく外来種のウィル・オー・ザ・ウィスプが飛び交い1991年にはカッパが絶滅したその世界では、多様な人間が暮らしている。
ノームが住む地域らしい大阪から娘に会いに境界都市にやってきた母親は、自動で“標準”人種に設定されてしまう地図アプリにも信号機にも適応できず……という第1話。
とにかく絵が可愛らしくて胸がギュンギュンする。すこしふしぎな世界もたまらない。
誰かに不自由を押し付けて我慢させるのが当たり前になってしまっている現実と、それをなんとかしたいと思っている人達の姿にジーンとしました。
これからこれが毎月読めるなんて嬉しすぎる…!
タイトルの意味が全く謎なので明らかになるのが楽しみです。
「たかが店でモノ買うだけで、たかが道を渡るだけで、いちいち人に頭下げなアカンのが普通なん?」様々な人種が暮らす都市へやって来たノームの女性。けれど“多様性の街”とは名ばかりで、信号、道路、店、あらゆるものが優性な人種を基準に設計されていて……。SNSでは「はるさめごはん」「オイル富」の名で多くの読者に支持された俊英が、優しくも鋭い筆致で“現代”を描き出す。この世界に存在する差別や偏見を見つめたオムニバス・ストーリー、全280ページ渾身のデビュー連載作!
「たかが店でモノ買うだけで、たかが道を渡るだけで、いちいち人に頭下げなアカンのが普通なん?」様々な人種が暮らす都市へやって来たノームの女性。けれど“多様性の街”とは名ばかりで、信号、道路、店、あらゆるものが優性な人種を基準に設計されていて……。SNSでは「はるさめごはん」「オイル富」の名で多くの読者に支持された俊英が、優しくも鋭い筆致で“現代”を描き出す。この世界に存在する差別や偏見を見つめたオムニバス・ストーリー、全280ページ渾身のデビュー連載作!