SF宮廷政治
Google人間というSF設定から宮廷政治ものへの振り幅。「知の扱い方」という物語でもある。 司書という立場は丸山薫先生が繰り返し題材に選んできたテーマでもあり、今後の展開が楽しみ。
古代、とある王国。次期国王と目されていた青年が突如、謎の死を遂げた。時を同じくして国の全ての書物を収めた「蔵書樓」が封鎖される。だが誰も立ち入れないはずの蔵書樓の奥には、ひとり座する者――「司書正」がいた。宮廷では噂が飛び交い、陰謀が渦巻き始める。青年の死と蔵書樓の関係、そして国家機密「司書正」なるものの驚くべき実態とは?壮大且つ緻密に練り上げられた世界観。時代と権力に翻弄される人間たち。丸山薫が描き出す書物を巡るSF宮廷劇、ここに開幕!
中華風の舞台が好きなので期待大。
しかしこれはどんな話なんだ?と1話で思ってます。
さすがハルタ作品、絵は緻密で綺麗です。
司書正のお世話をする女の子目線からの導入ですが、司書正とは植物人間なのか?
今後が気になるところ。
自分は十二国記が好きなんですが司書正も同じように司書正とつかえるものが運命共同体。片方が死んでしまったら片方もあとを追う、その要素がすごく話を面白くさせていく気がします。