ここまで読んでくださって…クチコミ書いた甲斐があったというものです、作者ではないですがありがとうございます!
因みに今Amazonで確認したところ、『voiceful』のkindle版がありました。あと1作品読めるよ〜!
ちゃんとエロいのに、それ以上に胸がぎゅっとなる。セックスは結局コミュニケーションのひとつでしかないのに、大きな意味を持つと思い込んでいる。からだを繋げても心までは見えない。相手の心どころか、自分の心でさえも見えないのに。
ナヲコ先生と言えば揺れ動く心のうちを、繊細に丁寧にたっぷり描くのが特徴だと思っている(分析できるほどたくさんの作品を読んではいないけど)。
からだのきもちは短編集なので、1作1作はとても短い。短い上にちゃんとエロいシーンが描かれている。
心のうちを丁寧に描く隙間はないんじゃ?なんてことはなかった。
相手の心を知りたい、見たことない顔を見てみたい、本当の自分を見てほしい、一緒にいてほしい。
体を繋げるにもいろんな気持ちがあって、そのどれもが繊細でみずみずしい。
やっぱりナヲコ先生作品にハズレなしだなあ…。
(なんかのきっかけで新作出ないかなあ…)
ここまで読んでくださって…クチコミ書いた甲斐があったというものです、作者ではないですがありがとうございます!
因みに今Amazonで確認したところ、『voiceful』のkindle版がありました。あと1作品読めるよ〜!
読みたいけど読めないの分かる…
この繊細さを、変わった物語やグロテスクさ無しに、感情だけ目一杯強調してくる作家さんって、意外とおられない。それは百合でもそうで、『voiceful』は貴重です(最近だと『熱帯魚は雪に焦がれる』はいい感じ)そういう意味でもナヲコ先生、活躍していただきたかった…
voicefulも楽しんで下さい!
ショタに百合にラブコメ。可愛いけれどちょっと危険。不安定な身体からこぼれる不確かな気持ち。繊細かつキュートな絵柄でつづられるバラエティあふれる短編集!