本当にデビュー作なのかと疑いたくなるくらいのクォリティー。こんなに完成されてデビューする人って中々いない気がします。すごく面白かったです。

主人公は触れると他人のすべてが視えてしまう女性・草野慧。とある宗教団体が彼女の力を利用して勢力を拡大していた一方で、政府もその力を手に入れようと画策していたが、彼女に接触する任務を任されたオジサン・駿河だけはその境遇に同情していた。そして宗教団体から逃げ出した主人公は政府からも追われていることを知らないまま放浪生活を始める…。

特に主人公が視えているシーンがすごかったです。何回でも読みたくなります。私はうっかりアクションコミックス版を買ってしまったのですが、2巻のラストに「3巻へつづく」とあったけど、3巻は発売されてないんですね…。ビームコミックスから出ている新装版も同じ内容なんでしょうか?そもそも未完なのかな…。でも完結してなくても読む価値ありました。面白かった〜。

読みたい

ビームコミックスの新装版も同じところで終わっています...

単行本未収録があるから新装版が出たのかなと思ったんですけど違うんですもんね…。

作者さんの頭の中には続きがありそうな気がしますけどねぇ…。アクションでも今も漫画を描いたりするから仲が悪くなったわけじゃないし、なんかこだわりがあって描けなくなってしまったのかな。

銃座のウルナとおんさのひびきは前に読んだことがあったんですけど、ミツバチのキスを読んでようやく伊図透のすごさが分かったような気がします…!

2009年6月まで「ミツバチのキス」を連載していて2009年8月から「おんさのひびき」の連載開始なので未収録があるとしてもそんなに多くはなさそうとは思っています。

ビームコミックス版はアクションコミックス版を底本としていると書いてありました。

ダイヤモンドの功罪

最新話で綾瀬川が覚醒したぞ!!

ダイヤモンドの功罪
かしこ
かしこ

最新話でついに!綾が覚醒をしましたね!エヴァで言うところの覚醒と同じ意味なので心配ではありますが、これから益々タイトル通りの「功罪」っぷりを発揮してくれることでしょう。 ということで単行本を読み返してみました。運動神経だけではなく、身体能力、そして頭脳と、スポーツをする為の全てに恵まれた小学5年生の綾瀬川。U12の日本代表でもエースに選ばれ、他の代表選手からも「俺の世代にはずっとコイツがいるんだ…」と恐れられる程の逸材っぷり。しかし綾瀬川の本心は只々みんなと楽しく野球がしたいだけ。そう、綾本人も自分の才能に傷ついているのです。でも誰もそれを知らない。いてもイガくらいかな? 私は野球に関して全くの無知なんですがそれでもハマるのは、これが「才能」の話だから。やはり圧倒的な才能は人を翻弄するんですよ!!恐ろしやです。 日本代表の並木監督があのまま綾の面倒を見てくれたらよかったけど、このまま足立フェニックスで限界まで投げ続けたらプロになる前に選手生命が絶たれそうで心配ですね。ストーリーの冒頭で何回か高校球児になった綾が出てくるけど「この試合で壊れてもいい…!」と言ってたのが気になる。それがどういう意味なのか。やけっぱちなんだろうか。今のところ理解者になりそうな人が大和しかいないけど、東京と大阪で距離もあるし、大和もプレイヤーになりたそうだし、どうなっちゃうんだろう…。 将来は大谷さんのようになってくれたらいいのにな〜と思うのも綾にとっては大きなお世話なんだよね。とにかくハッピーエンドであってくれ!!と願いながら読んでます。

みつばちのきすしんそうばん
ミツバチのキス 新装版 1
ミツバチのキス 新装版 2
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
犬釘を撃て!

犬釘を撃て!

エリオットは、盗難・破壊されたレールを施設及び保線する車両「エストリャル・フガス号」を取り仕切る男・ケニティの不正について調査することに。はみだし者たちに紛れ作業員として潜入したエリオットが目の当たりにしたのは、あまりに過酷な作業環境と、その現場をギリギリのところで捌くケニティの姿だった……。大陸を渡す唯一の遠距離移動手段である“鉄道”と、そこに関わる男達の壮絶なアクションドラマを、『銃座のウルナ』の伊図透が渾身の筆致で描き出す!

化外の地

化外の地

「聖鉄軌協定」それはルウス大陸における唯一の遠距離移動手段たる鉄道、そのレール(鉄軌)を盗んだり破壊することはいかなる理由によっても許されないことを取り決めた協定である――。そこへ現れた男の仕事は、犯罪はびこる中での“鉄軌”の保線。静けき情熱の大陸ドラマ、開幕!!

試し読み
オール・ザ・マーブルズ!

オール・ザ・マーブルズ!

女が野球をすることに、まだ世間があまり興味を示さなかった頃。リトルリーグで男子に交じりエースを務めるほどの圧倒的な才能を持った草吹恵と、女性離れした体力を誇るスラッガー結城愛。ふたりの“めぐみ”は、ともに大好きな白球を追って、青春のすべてをグラウンドに懸けることを誓う。その出逢いは、女性にとっての野球の未来を、世界を変えるほどの、大いなるストーリーの始まり。『銃座のウルナ』で第21回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した鬼才・伊図透が挑む、真っ向勝負のガールズ・ベースボール・ロマン、満を持してのスタート。※“(go for) all the marbles”は「いちかばちかやってみる」「すべてを懸ける」の意。月刊コミックビーム連載『全速力の。』改題

エイス Aiming for the ace

エイス Aiming for the ace

峠軌八(とうげ・きはち)は、偽装と盗聴を繰り返す悪徳白アリ駆除業者。身辺で怪しげな出来事が続いたある日、奨学金の財団・TGAスカラシップを名乗る美女・デュアが、彼の盗聴技術を利用しようと接触してくる。ある情報を得るため、やむを得ず協力することに決めた峠――、最初の調査対象はIQ160を持て余す少年だった。人は、理念に殉じて生きる事ができるか。虹の音が鳴り響く時、人々の選別が始まる。

伊図透作品集

伊図透作品集

第49回ちばてつや賞大賞受賞、第5回漫画アクション新人賞入賞を経て、『ミツバチのキス』『エイス』、そして『銃座のウルナ』(第21回文化庁メディア芸術祭[優秀賞]受賞)と、漫画シーンから熱い注目を浴びる意欲作を発表し続ける鬼才・伊図透。未発表作から最近作まで、その多彩な魅力に溢れた独創性豊かな作品群を一冊に編んだ、待望の初短編集。

銃座のウルナ

銃座のウルナ

彼女の名はウルナ・トロップ・ヨンク。遠い村から、辺境の地に赴任したスナイパー。彼女は、初めての戦場で、なにを知るのか…。第49回ちばてつや賞大賞受賞、第5回漫画アクション新人賞入賞を経て、『ミツバチのキス』『エイス』など、漫画シーンから熱い注目を浴びる意欲作を発表し続ける鬼才・伊図透が、そのすべての才能を込めて解き放つ、マージナルなイマジネーションに溢れたSF巨篇。新しい物語の始まりを“目撃”せよ!

おんさのひびき 新装版

おんさのひびき 新装版

母子家庭で暮らす順基、真っ直ぐな優等生少女マコ、そして、自らの“人生”を生きようとするエト。『銃座のウルナ』で第21回文化庁メディア芸術祭[優秀賞]を受賞した伊図透が、ライフワークとして描きつづける燦めきに溢れた青春シリーズ。描き下ろし作を加えた新装版!

これがデビュー作!マジか!にコメントする
※ご自身のコメントに返信しようとしていますが、よろしいですか?最近、自作自演行為に関する報告が増えておりますため、訂正や補足コメントを除き、そのような行為はお控えいただくようお願いしております。
※コミュニティ運営およびシステム負荷の制限のため、1日の投稿数を制限しております。ご理解とご協力をお願いいたします。また、複数の環境からの制限以上の投稿も禁止しており、確認次第ブロック対応を行いますので、ご了承ください。