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『銃座のウルナ』の著者、待望の最新作。思春期の少年の心は透明を求める。(月刊コミックビーム2021年4月号)
【第5回トーチ漫画賞〈大賞〉受賞作】エアコン組立工場で働く川上綾は、小説家志望。 繰り返される単調な日々の中、月に一度、文芸サークルの集いを楽しみにしている。 しかしある事態をきっかけに、信じていた日常は崩壊する。 「”創作”なんかから卒業するきっかけを 本当はいつも探していたんだ」 逃れられない創作の呪縛、 この苦しみが誰かの喜びに変わる時まで――。
『スクールバック』の小野寺こころが描く衝撃作!! 高校1年生の夏、人生で初めて告白されたはるか。いじめから助けてくれたこともあり、そのまま流れで付き合うことになり…。
過去には万引きをし、高校では大学進学のための勉強を真剣にやってるわけでもないごくごく「普通」の高校生の少年・甲が主人公。ただ彼が施設育ちであるということが、万引きしたときに一緒に謝ってくれて、進学を決めたら応援してくれる大人がいる「普通」がどれだけ得難いことなのかがひしひしと伝わってくる。 雨やガラスみたいな透明なものが好きな甲。 彼のモノローグ、頭の中で考えていることがメチャクチャ独特だった。