情報量もすごいけど漫画としても面白い
エリート志向の若手社員が飛行機と空港が大好きな上司になぜか弟子として見出されてしまい、出張のたびに惜しみなく知識を与えられるので自分の意思に反してそのすじのエリートになっていってしまう…!というコメディです。 マニアックな地方空港をたくさん紹介してくれるので面白かったです。私の地元の小さな空港も登場していて「ここを取り上げてくれるなんてツウすぎる!でも本当にそこが魅力なんだよね!汲み取り方が上手いなー!」と思いました。 実は物語の後半から主人公のエリート志向社員が鉄道好きしかいない部署に移動するんです(笑)。そんな状況下での飛行訓練(どこの空港にも大体ある滑走路を模した観光スポットで自分を飛行機に見立ててフライトする真似をしろと上司に度々言われる)は胸が熱くなるものがありました…。
最初の方はイブニングでなんとなく読んでいたけど途中から徐々に面白くなっていた。毎回各空港の特色や歴史、地域住民との関わり合いなどが書いてあって空港自体に興味が湧いた。
あと原作の竹本真って俺の好きな「サンスパ」の人か。モーニング増刊のアーリーモーニングでも書いていたな