演出されていない可愛さ
みずしな孝之先生といえばハロプロ関連のイラストや漫画を描く人という認識で、名前も絵も知っていたけど長らく作品を読んでいませんでした。 ハロプロ好きとして先生のイラストにはお世話になっているし、なんか読んでみたいなと思って出会ったのがこの作品。 とにかくムーコが可愛すぎる!! 明るさアホさ健気さ元気さ全てが愛おしいし、人間目線の演出された可愛さではなく犬そのものの可愛さが伝わってきます。犬が描いてる?と思ってしまうほどです。 犬ってこういう顔するよね、可愛いねえ……と犬を飼ってない人間でも思うので、ペットを飼っている方が読んだらそれはもうたまらないことでしょう。 みずしな先生は観察力とイタズラ心に溢れていて、いい側面だけじゃなくちょっとおバカなところをうまく切り取ることができる方なんだろうなと思います。だからハロプロイラストも最高なんだな〜 連載は終わってしまったけどムーコに会いたくて何度も読んでしまいますね…!
いやぁ寂しい。
うちにも犬がいるんですが、ムーコを見て「うちの子もこういう気持ちだったりするのかな」と思って見てると本当に心が癒やされるんですよね。
ムーコは実際の写真とかも出てたりしてめっちゃ可愛いですが普通に柴犬で、特段変わったワンちゃんではないのだけど、漫画の中で描かれる彼女の小松さん大好きっぷりや一喜一憂っぷりが「犬ってこうだよねえ」と共感しか無いです。
そして共感するたびに犬を好きになる。
みずしな先生だったかイブニング編集部だったか忘れちゃいましたが、Twitterでも定期的にムーコの関連ツイートが発信されていて、それらを見るのも大好きでした。
どこまでノンフィクションかわかりませんが、最終巻もとてもハッピーな気持ちで終われたので良かったです。
本作を読んで柴犬を飼いたいと思った人も少なくないのではないかな?
タイトルのとおり「いとしのムーコ」でした。
みずしな孝之先生、素晴らしい作品を本当にありがとうございました。