「新宿租界」?Z李さん?
我々が思う、かっこいいヤクザを描いた漫画です。 「新宿租界」は知っているよな!? この漫画に出てくるホストクラブの「新宿租界」はZ李さんというインフルエンサーなのかな? 超有名人が作った博打サロンの名前の由来になったといわれています。 漢だったら、周りは気にせずにかっこよく生きようと思える作品です。
今から2年前、新宿・歌舞伎町に、その男はやって来た。まず向かったのは闇金融の『伊丹商事』。男はオーナーの伊丹に担保なしで「とりあえず1千万」貸してくれとうそぶく。伊丹は用心棒のヤクザ・キムに男を叩き出すように命ずるが、キムが逆に殴り倒されてしまう。「気にくわない奴は殴る!」。新宿・歌舞伎町を舞台に、警察にも暴力団にも屈しない男・唐沢辰巳の挑戦が今、始まる!
誰にも媚びず、従わず、どんなに権力を持った相手でも気に入らなければ躊躇なくぶん殴るという主人公の唐沢の生き方は男なら誰もが憧れる理想の生き方だと思います。
しかし、そんな自由な生き方を出来ている人は現実にはほとんどいないでしょう。
作中の唐沢もその無謀な生き方のせいで、日本最大の広域暴力団や警察署長、香港闇社会のドンと次々強大な敵とぶつかることになります。
何度も絶体絶命に追い込まれながらも人並み外れた頭脳、腕力、胆力で強大な敵を次々と撃破していくストーリーは爽快感満載です。
そして最初は敵だった人物達もやがて唐沢の魅力に惹かれ、ついていくようになります。
リアリティのあるヤクザ漫画でありながら、そのような少年漫画のような友情要素があるというギャップも面白い作品だと思います。