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数学を得意とするキャラクターとしては「はじめアルゴリズム以前・以後」という分け方ができるくらい新鮮に、気持ち良くステレオタイプを裏切ってくれた。でもこれは単なる逆張りじゃなくて、仏教や俳句などにも親しんだ岡潔みたいな人達からのインスピレーションを受けたものだと考えられる。

天才というか独特のセンスを持った主人公が王道の数学を学ぶことで、いかに数学が数や式だけでない広い世界であるかが明らかになってくる。数学って何が面白いの?とか計算が苦手だから嫌い、証明とか訳分かんない、と思ってる人にこそ読んで欲しい。学生時代にこんな風に数学ができたら人生変わったと思う。

最先端の数学は一握りの天才にしかできないと言われるし、実際その通りなのだけど、根源にはこの世界をどのように認識するか、どう生きるかという問題があり、その人にとっての数学がある。だから誰だって安心して数学をすれば良い。失敗してもやり直せるし、天才には天才の苦労があり、凡人には凡人なりの役割がある。内田やミツヤ、大貫の生き方に勇気をもらえる人もいるはずだ。

数式や理論はちゃんと監修されていて、それらが生み出されたきっかけやモチベーションが自然にストーリーに組み込まれている。さらに巻末には現代数学の解説付き。これがデビュー作だなんて凄いなぁと思っていたが、作者は井上雄彦アシスタントだったそうだ。次作も楽しみにしています。

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