『はじめアルゴリズム』は、ひとことで言うと「数学のマンガ」だ。作中にはオイラーの定理やトポロジーなど、難解な数式も多く登場する。しかし一見とっつきにくい数学でも、主人公のハジメのように空や川などのキラキラした自然を見ると、その面白さがひしひしと伝わってくる。この『はじめアルゴリズム』を描いたマンガ家・三原和人に、数学、音楽、宗教について訊いた。

現在、週刊モーニングで好評連載中の漫画『はじめアルゴリズム』。数学の天才少年・関口ハジメが、老数学者・内田豊とともに、世界を数学で解き明かすため、少しずつ成長していく物語だ。今回は最新4巻の発売を記念して、作者の三原和人氏に話を伺った。