肉食べたい
食べる量とかスピードとかもそうだけど、食いしん坊具合が合うと食べやすいし楽しいから職場女性で食事に行ってる回は羨ましくなる〜 個人の好みとして、前に流行ったエロと食欲をダブらせる系統っぽくて敬遠してたし実際そういう部分もあるんだけど、キャラが思ったよりずっと人間の女性っぽくて良かった。
仕事に恋愛に必死なアラサー未婚のOL達の唯一のオアシス。それは肉! ハンバーグ、とんかつ、焼き鳥、牛丼…カロリーを気にせずがっつく時間こそが人生の至福…真の肉食女子たちによるジューシーお肉ほおばり幸せグルメ漫画!
肉とは、テンションがあがるもの。
それはわかる。
だが、漫画やTVではストレートな表現が多すぎる。
過剰に「ウマイッ」とか「喰いたいっ!」とか
叫びまくったりするシーン。
そういうのは嫌いだ。
本音なんだから、といわれればしょうがないが、
明らかに演出としてオーバーリアクションを
しているさせていると感じてしまうと、しらけてしまう。
TV番組とかで食レポ担当がやたらと
「うまそー!」「食いてえー!」
とか叫ぶのを見せられると興ざめしてしまう。
「肉女のススメ」は、その辺が適度で良い。
結局は「お肉サイコー」という内容で
ちょっと演出過多な絵も出てきたりするけれど、
自分には許容範囲内。
とりあえずは色々と女性らしい理由で
「肉を食べたい」という心理を周囲に気づかれまいとする
感じから物語が始まるし。
そしてそうやって内に秘めたるがゆえに
「肉欲」がより膨れ上がってしまう、というのが良い。
で結局は秘めきれずに、暴飲暴食してしまった、マズッた!
こーゆーのが良い。
それと話がすすむにつれてそれぞれの「肉女」達が
少しづつ少しづつ仲良くなっていくのも良い。
仲良きことは美しきかな、それがいずれも美女で、
あくまでも肉欲を内に秘めつつ、というのが良い。
これが
「キャー、アナタも肉好き!
私もそうなのよー、行こ行こ、焼肉行こ!」
じゃ、駄目なんです。
逆に
「私、お肉駄目でえ、サラダ頂きますね」とか
「お肉食べるなんて生き物がかわいそう」とか論外。
こういう感覚は人それぞれで許容範囲が違うとは想うが、
とりあえず私はこの漫画は許容範囲内で面白かった。
あと、女性が肉を食すシーンでは、
多少エロっぽく描いている感じはやはりあるが、
まあそれも許容範囲内で良い。
というか私はソッチの許容範囲はもともと広いし(笑)。