喧嘩商売

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主人公は相手を、作者は読者を、振り回しまくる漫画にコメントする

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名無し
1年以上前
物語の核になる「陰陽トーナメント」 参加者の顔ぶれは ・殺しに直結した剣術と忍術の使い手 ・一子相伝で活殺自在の古武道の継承者 ・五輪金メダルと国民栄誉賞受賞の柔道家 ・脳内麻薬を自在に扱う怪力の用心棒 ・天才にして少しイッチャッテル日本拳法の達人 ・その兄でかなりイッチャッテル傭兵 ・無敗どころか膝すら一度もついたことがない大横綱 ・義のためには全てを投げ打つ空手家 ・武の表も裏も会得しきった合気道の達人 ・世界チャンピオンも逃げる、ボクシングのヘビー級一位 ・技も力もカリスマ性も備えながら人を殺したプロレスラー ・無敗のままフェードアウトしていた総合格闘家 ・敗北も知りより強くなった空手出身の天才中国拳法家 ・多重人格者でもある招淋寺拳法家 ・記憶障害があり本人すら謎の多いシラットの使い手 ・受けることを許さない破壊力を有するキックボクサー これだけでも強烈なのに、更に各々が 人を殺したり殺されかけたりの経験もあったり、 薬物や武器など反則ありありの実戦も経験していたり、 特異体質や精神異常を賜物として強くなったり、 化け物みたいな連中だったりする。 こいつらがほぼなんでもありで戦うトーナメント。 面白くないわけが無い。 「喧嘩商売」ではトーナメント開催直前までで 第2部的な「喧嘩稼業」で、ようやくトーナメントは 始まるが、 上記の強者たちの生い立ちや修行過程、 格闘エピソードや背景を綴った 「喧嘩商売」はけして単なる前フリではない。 極上の格闘技者群像ドラマだ。
物語の核になる「陰陽トーナメント」
参加者の顔ぶれは
・殺しに直結した剣術と忍術の使い手
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名無し
1年以上前
喧嘩にあけくれてばかりの男・佐藤十兵衛。 暴力以上に精力も持て余しているが、 そっちのほうはただのエロ孔明。 ※クラスに一人はいる童貞のくせに  知識だけは豊富なヤツ 宇都宮の高校に転校したら女子ウケして、 あんなこともこんなこともしたい、そう思っていた。 なので十兵衛を恨んで襲ってきたヤンキー達を返り討ちにし、 ついでにカッコよくて可愛さもアピールする転校挨拶の 練習につき合わせた。 しかし当然、更なる恨みを買い、転校初日の教室に ヤクザ同伴で殴りこまれる。 抑えきれない暴力性と性衝動から 二階の窓からヤクザを投げ落とし、 女子生徒に対してはセクハラの極致な行動を とってしまう十兵衛。 結局、転校先でも悪魔のような男と (正しく)認知されてしまった、 翌日には初対面の超高校生空手家・高野をも、もてあそび、 その日のうちに高野をハーフなのにドブスな残念女子高生と くっつけて彼の人生を狂わせる。 怒りの高野に決闘を申し込まれた十兵衛。 だが実は十兵衛は高野とは初対面ではなかった。 5年前から高野との戦いを切望していたのだった。 「自分を取り戻すため」に。 天才的な頭脳と喧嘩センスで、技術・体力以外にも 知略・謀略をも駆使して喧嘩の道を進んでいく十兵衛。 ときに血反吐を吐き涙も流す壮絶な激闘もしながら、 激辛カレーを食わせる戦いもし、 ときに女子高生妊娠冤罪託卵との戦いもする。 シリアスな戦いとシュールすぎる戦いという 幅の広い戦いを繰り替えす。 そんな十兵衛が行き着く先には 「世界最強の格闘技は何か」という問いにに対して 答えを出す戦いの場が待っていた。 大爆笑ギャグと熱い激闘、さらに泣ける展開もある。 笑いと闘いが混在して両立して 入れ替わり立ち代りストーリーが進み (しかも作者都合の休載も頻発) 次の展開が読めず、読者もついて行くのに精一杯。 二重の意味で驚異的なミックス・マッチ漫画。
喧嘩にあけくれてばかりの男・佐藤十兵衛。
暴力以上に精力も持て余しているが、
そっちのほう...
名無し
1年以上前
物語の核になる「陰陽トーナメント」 参加者の顔ぶれは ・殺しに直結した剣術と忍術の使い手 ・一子相伝で活殺自在の古武道の継承者 ・五輪金メダルと国民栄誉賞受賞の柔道家 ・脳内麻薬を自在に扱う怪力の用心棒 ・天才にして少しイッチャッテル日本拳法の達人 ・その兄でかなりイッチャッテル傭兵 ・無敗どころか膝すら一度もついたことがない大横綱 ・義のためには全てを投げ打つ空手家 ・武の表も裏も会得しきった合気道の達人 ・世界チャンピオンも逃げる、ボクシングのヘビー級一位 ・技も力もカリスマ性も備えながら人を殺したプロレスラー ・無敗のままフェードアウトしていた総合格闘家 ・敗北も知りより強くなった空手出身の天才中国拳法家 ・多重人格者でもある招淋寺拳法家 ・記憶障害があり本人すら謎の多いシラットの使い手 ・受けることを許さない破壊力を有するキックボクサー これだけでも強烈なのに、更に各々が 人を殺したり殺されかけたりの経験もあったり、 薬物や武器など反則ありありの実戦も経験していたり、 特異体質や精神異常を賜物として強くなったり、 化け物みたいな連中だったりする。 こいつらがほぼなんでもありで戦うトーナメント。 面白くないわけが無い。 「喧嘩商売」ではトーナメント開催直前までで 第2部的な「喧嘩稼業」で、ようやくトーナメントは 始まるが、 上記の強者たちの生い立ちや修行過程、 格闘エピソードや背景を綴った 「喧嘩商売」はけして単なる前フリではない。 極上の格闘技者群像ドラマだ。
物語の核になる「陰陽トーナメント」
参加者の顔ぶれは
・殺しに直結した剣術と忍術の使い手
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名無し
1年以上前
喧嘩商売のテーマは「最強の格闘技は何か」 だとは思うが、このテーマはとても難しい。 このテーマを扱った漫画や小説は幾つもあると思う。 より正しい回答を出そうと、 マニアックに論じる内容の作品もあれば、 「ボクシングなんて殴るしかないだろ」とか、 「柔道なんて相手が裸なら何も出来ない」とか、 単純明快な比較論や、 主観的というか、好みの世界を作品化しただけの ような作品もある。 そもそも個々の選手の個人的資質による部分とか、 何を持って勝敗や強さを判断するかとか色々あるし、 武器や反則の使用の是非まで考えれば、 「最強の格闘技はこれだ」とか、とてもじゃないが 答えのでない、出しようがない問題だとは思う。 けれども今も昔もこれからも、多くの人が 「最強の格闘技は何か」という問題について 議論し作品にもなっている。 なぜなら、それを考えるのは楽しいから。 想像だが木多先生は 「最強の格闘技は何か、に答えを出すのがテーマ」 の漫画としながら、 佐藤十兵衛という、 卑怯だろうがなんだろうがバレなければ反則もして勝つ、 という悪魔のような性格の主人公により、 「勝ったものが最強、そのほうが面白い、が裏のテーマ」 の漫画を描こうとしているように感じる。 それはけして「最強の価値」や「最強を論ずる事の楽しさ」 を否定したり異論を唱える考えではなく、 これも面白いでしょ、という考えで。 そして実際に、それで凄く面白い漫画になっていると 勝手ながら分析している。
ねずみロワイアル
かわいい恐怖の殺し合い #1巻応援
ねずみロワイアル
兎来栄寿
兎来栄寿
『ムムリン』や『オオカミの子』の佐々木順一郎さんのかわいい絵柄で描かれる、残酷なバトルロワイアル。 そう、まさに高見広春さんの『バトル・ロワイアル』と同じようなクラスメイト同士の殺し合いが描かれていきます。1999年に出てリアルタイムで読んだ小説が、四半世紀経った今でもこうして色濃く影響を与え続けてフォロワーを生んでいるのは感慨深いです。 基本的なルールも『バトル・ロワイアル』に準拠しており ・殺し合いは島で行われる ・生徒たちには全員爆発する首輪が付けられている ・島にはランダムで刃物や銃器など武器が配置されている ・1日ごとに禁止エリアが設定され行動エリアが狭まっていく といった具合です。進化しているのは、スマホのような携帯端末でさまざまな情報を得られるということ。ただそれもどこかで充電ができないとずっと使い続けることはできないという制約も面白いです。 殺し合いのゲームが進行する傍らで頻繁にエモーショナルな回想が挟まっていく構成もまた『バトル・ロワイアル』を思い出します。それぞれの同級生たちが、普段の学校生活では見られない陰の姿を持っていたり、非日常だからこそ剥き出しになる感情を表したりといった醍醐味の部分もしっかり描かれていて刺さります。本家も、もちろんゲーム的な部分の面白さもありつつ思春期の少年少女たちが織りなす人間ドラマの模様が名作を名作たらしめた部分ですからね。 同じネズミでありながらそれぞれのキャラクターがしっかり描き分けられているのもすごいです。外見は似ているにも関わらず、それぞれがちゃんと個性的に立てられています。そして、このかわいさがあればこそ本家さながらの酷薄な展開が引き立ちます。 血と裏切りに塗れた島で、彼らの運命はどうなるのか。どのような結末を見せてくれるのか。目が離せません。
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