サタノファ二 WEB移行 以降を 行こう!
みんな大好き?? サタノファ二 WEBに移ってから メチャメチャ 盛り上がってます! 本誌から外れるという不安を吹き 飛ばし、WEBで見事に返り咲き‼ これは マンガ史に残る偉業と言え るのではないか。 ”大アッパレ!”です。 WEB移行からの超絶ぶりを伝えて いきたいです。 移行 以降 行こう GO!GO!GOー‼
なあ、みんなは知ってるかい?ジミーやエルビスといったヒーローを。彼らが輝いていた頃、ロックを愛しバイクを愛した一人の青年が事故で死んだ。名前はボニー。だが、ロックンロールのマジックによって、人車一体の姿で彼は現代に蘇(よみがえ)った!そう、俺達の時代の新しいヒーローとして光り輝くために!!
『バタ金』で世に現れて以来、望月峯太郎(ミネタロウ)は、ずっと「今、一番カッコイイ」へ向かって漫画を描いてくれている。
『バタアシ金魚』は文句なしの最先端で、当時の「ヤンマガ」力をまざまざと見せつけた青春ギャグだった。鮮やかな作風チェンジをした『座敷女』は現在でも頭抜けたサイコホラーの傑作たり得ているし、『ドラゴンヘッド』の始まりは、『AKIRA』以降の漫画に「新基準」設定を強いるほど強烈なインパクトを与えた。
一方で、そのあまりに「センス漲る」個性ゆえ、物語が長篇化すると、著者の希求する感覚と作品世界の拡がりに軋轢が生じ、収拾がつかなくなる傾向がある。
このキャリア初期の長篇作は、そんな「暴走」が初めて記録された、稀有な失敗作だ。
だが、それが失敗であるからこそ美しいものもあるのだ。
こんなに一途に己の感覚を追い込み、そして暴走しクラッシュしてしまう才能!
しかし、望月峯太郎は、何度もボロボロになりながら、常に新たな可能性に向かって立ち上がる作家でもあるのです。